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『下山の思想』賛否両論

2012年02月08日 | 雲の日記
 皆さ〜ん、こんばんわ〜^^

一日雨でしたね! 気温も下がって寒い一日でした。
さて..今日も朝のNHKが遅い朝食のBGMでしたが、耳が選んだ話題は五木寛之さんの著書『下山の思想』でした。題名を見れば、凡その見当が付きそうですが^^内容について検索してみましたのでご覧下さい。

〇山に登り、頂上に辿り着くと、次は下山するしかない。上る時よりも下る時の方が気を抜きやすいので危ない場合もあるだろう。気を引き締めていないと大変なことになってしまう。いつも上っていないと前向きではないとか成長していない等と考えるなら、それは大きな間違いだ。むしろ、今の日本は下り道を如何に上手く下っていくか、それが問われている。

〇頂上を目指してひたすらになっている時は周りが見えない。下山の時は達成感と共に景色を眺める余裕があるものです。3.11以降の日本は下山の思いで日本を作り直すべき。そして国民総幸福度のような尺度で暖かい国にするほうが良い。

〇「私たちは明治以来、近代化と成長を続けてきた。それはたとえていえば、山に登る、登山の過程にあったといえるだろう。だからこそ、世界の先進国に学び、それを模倣して成長してきたのである。しかし今、この国は、いや世界は登山ではなく下山の時代に入ったように思う」。
そして「今、下山にさしかかった大国がアメリカだろう。私たちがもしアメリカに学ぶべきものがあるとすれば、発展と成長の過去ではなく、大国が急激な下山をどうなしとげるかを注目すべきなのだ」。
「上昇志向がすべて善であるという考えはやめた方が良い」
「山に上る苦しさと目的地にたどりついた時の爽快感、山を下ル時の厳しさと、下りきった時の喜び。たしかにこれが一つとなって、登山というのだろう」

〇五木寛之さんの著書『下山の思想』がベストセラーになっています。戦後の日本社会を登山にたとえ、『時代は下山のとき。ちゃんと下山する覚悟のなかから、新しい展望が開ける』とする五木さん。いまなぜ人の心をつかむのか探ります。(NHKニュース)


五木寛之さんの著書『下山の思想』は戦後日本の成長を登山にたとえ、今は下山する時であり下山の大切さを説いた本である。

さあ..大雑把に内容は理解できたと思いますが、私が気になったのはNHKが朝のニュースで放送していたことです。これを朝のニュースで放送する必要があるのだろうか?(正直言って)疑問に感じました。五木寛之氏本人は全くそんな意図はないだろうが、何か不快な感じを受けた人もいるのではないだろうかと心配になります。

『もう諦めろ!!』
『上を目指すな!!』
『これからは良いことなどないのだ!!』
『もう日本は下り坂なのだ!!』
それでも我慢しろ!!

なぜか、そう説得しているように感じてしまったのです。

五木寛之氏の年齢を考えると..このような例えは十分に理解出来ますが(日本の戦後を)登山のように頂上を目指し登り続けた人だけが理解できる話かも知れないですね。

身に染みて自分の人生に照らし合わせることが出来る世代には素晴らしい言葉だと共感できるでしょう。そして下山の醍醐味を味わおうとするでしょう!!

しかし..登山どころか登山口にも立てない若者たちにとっては、どうだろうか?

『日本経済は、もう黄昏時になってしまった。皆で幸せな下山をしましょう!』と言って諦めてくれるだろうか? 苦しくとも明るい未来を信じて(頂上を目指して)登山をしていた人たち以外の若者たちに、いや..登山口にも立てなかった若者たちに『登山の醍醐味は下山にあり!』と言えるだろうか??

多くの国民に『日本経済は黄昏時だが幸せな黄昏にしよう!』(だから文句など言うな?)と諦めさせるのが目的に『下山の思想』が使われるなら、とても残念な気がしてしまいます。勿論、考え過ぎという可能性も大いにありますね。

もし政治家や財界が国民に『幸せな下山』を求めるなら、それは登頂した人たちだけにして欲しいですね。だって..そうでしょう?? 登山口にも立てなかった若者たちに『もう日本は下山のとき』なんて残酷過ぎますよ。

こんなムードが日本中に蔓延することの方が..今よりもっと残酷です。

団塊の世代が多いからって日本の未来まで『高齢者仕様』にしないで欲しいです。

『青年よ!大志を抱け!!』です。









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団塊の世代 日本の戦後 ひたすらに
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