思惟石

懈怠石のパスワード忘れたので改めて開設しました。

『剣客商売』を、粛々と読んでいます。

2017-07-11 12:32:27 | 日記
4巻「天魔」まできましたよ。
2巻くらいまでは、噂に聞いていたほど美味しそうなご飯が
出てこないなあ、なんて思っていたのですが
ここにきて鴨やら蛤やらの美味しそうな夕餉が続いて
グッときます。すきっ腹に特に。
天下無敵の小兵衛おじいちゃんも食べ過ぎでお腹壊すほどです。

おはるのおとっつぁんが頻繁に
鴨肉と芹と手打ちのうどんを届けてくれるのとか、
読んでいるこちらの方がクセになってきて
待ってましたって感じです。うちにも来て!

大治郎がちょっと世慣れてきたのとか、
三冬が恋する乙女になってたりとか、
相変わらず事件が起きて小兵衛おじいちゃんが無双だったりとか、
お話しも面白いんですが。

江戸時代のちょっとした薀蓄も面白い

江戸っ子は蛤を3月から6月頃にかけては
獲らない風習があった。
それは、貝たちの産卵期だから。
って、粋ですねえ。かっこいい。

ちょっと調べてみたら、蛤は旬が冬から春で
旧暦の雛祭り(今の4月)が食べ納めだったようです。
まあ、
「夏の蛤は犬も食わぬ」
ということわざもあって、乱獲防止というよりも
産卵期は身が痩せて美味しくないとか
夏場は貝毒にあたりやすいとかの理由も大きかったのかも。

ちなみにですが、蛤の貝ってペアのもの以外とは
ぴったりはまらないそうで、
転じて、食い違ってしまったことや当てがはずれた様を
「ぐりはま」と言ったそうです。
さらにそれが「ぐれはま」になって、「ぐれる」になったと。
へえ~。

江戸時代にぐれると、やっぱ傾奇者とかになるんですかね。
商家の放蕩息子とか。いいなあ。
生まれ変わったら身上を潰す二代目になりたい。
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