思惟石

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本にだって雄と雌があります その2

2017-04-12 13:40:29 | 日記
しつこくてすみません。

表題のこの本、図書館で借りて読んだのです。
2012年発行の単行本。
初版かと思われます。

で、読了後、
他の人の感想も知りたいなと
いつも通り他人様の書評ブログを回遊していたのですが。

某ブログで最後の最後のほんのちょっと手前の
「私」と妻の会話が引用されていたんです。

それが、私が読んだ文章と違ったのです。

そちらのブログでリンクを貼られていたのが
2015年発売の文庫版だったので、
初版から文庫版になる際に加筆修正されたのかもしれません。

いや、別にいいじゃん?って思いますよね。
加筆修正。
私もいいじゃん別に、って思ってます。

それがね、たまたまね、
読了した際に、ちょっとだけ、違和感を抱いたとこだったのです。
最後のセリフはかぎかっこトルとかで
地の文にしたら良かったんじゃないかな、とか思ったのです。

そうしたら、文庫版では、地の文の補足というか
一行が加わっているらしきことが、その引用から伺えて。

あ、本って成長したり変化したりするのね。
そりゃこどもも生まれるわな。
と、じんわりした感動というか、
なんとなく不思議な感慨を覚えたというか。

本には雄と雌がありますね。
やっぱりな!
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