NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」について。
>相手の戦力や兵站を軽視した無謀な戦いで甚大な死傷者を出し、旧日本軍の体質を象徴的に示したとされる「インパール作戦」。
>さらに、新たに見つかった一次資料や作戦を指揮した将官の肉声テープなどから「陸軍史上最悪」とされる作戦の全貌が浮かび上がってきた。
数々のスクープ映像と新資料、証言からなる「インパール作戦」の全記録は、決して忘却してはならない悲劇の記憶を、未来へと継承していく。
ツイキャスで話題になっていたので、見ました。
すごいですね・・・。
「インパール作戦」と言えば、牟田口司令官がいかに無能かという事が強調されますが、しかし、日本軍の上層部が「全滅覚悟」で行軍させた事も書かれていて、日本軍自体がいかに無能であるか、自分の地位を守るためなら味方の死をも何とも思ってないという事がよくわかりましたね。
日本人同士で人肉を食らうという事も、実際に語られていて衝撃的でした。
それだけ食糧がまったくなく、極限状態にあったという事で、そうさせたのは誰だったのかと思いますね。
ただ、日本軍のこの無謀さと、今の極右政権の無謀さが重なってくるようで「また同じ失敗を繰り返すのではないか」という気がしてならないですね。
「昔、こんな愚かな事がありました」では終わらないなと思うのは、昨日見た「731部隊」の番組でも思いましたねえ・・・。
(twicas)インパール作戦、靖国参拝とか - 2017.08.16