Motoharu Radio Show #092

2011年10月19日 | Motoharu Radio Show

2011/10/18 OnAir - 3rd. Week
01.Tom Petty & The Heartbreakers:Jammin' Me
02.Feist:We're All In the Dance
03.Ron Sexsmith:Speaking With the Angel
04.Nick Lowe:Restless Feeling
05.Rockpile:Teacher Teacher
06.Brinsley Schwarz:The Ugly Things
07.Dave Edmunds:Girls Talk
08.Dr. Feelgood:She Does It Right
09.Ian Dury:Sweet Gene Vincent
10.Elvis Costello & The Attractions:Oliver's Army
11.Elvis Costello & Nick Lowe:Baby It's You
12.Moto & The British Flying Saucers:愛するってことはむずかしい
13.Moto & The British Flying Saucers:陽気に行こうぜ
14.Brinsley Schwarz:(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding
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■内容の一部を抜粋
・Jammin' Me
リスナーから「先日亡くなったスティーブ・ジョブス。僕が知る限り彼の名前が出てくるのはこの曲だけではないでしょうか? 当時の世相を歌ったディランとの共作のこの曲、スティーブ・ジョブスがアメリカン・ドリームを体現していたことを現していると思います」というコメント。
「そうですね。確かにこの曲にはスティーブ・ジョブスの名前が出てきます。アップルの創始者でCEOのスティーブ・ジョブス氏。先日亡くなりました。多くの人が彼の死を悼んでいます。彼が残した最も印象的な言葉"Stay hungry, Stay foolish"いつも何かを求めて賢くなるな。正にロックンロールの哲学と同じじゃないかと思います。スティーブ・ジョブス氏、心より哀悼の意を表します」と元春。

・We're All In the Dance
映画『パリ、ジュテーム』という映画のエンディングにながれる美しい曲。ウィルコの「You & I」でデュエットしていた女性シンガー、ファイストが歌っている。以前、アップル・コンピュータのCMソングに使われて注目された。

・Speaking With the Angel
リスナーからのリクエストでロン・セクスミスの「Speaking With the Angel」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月10月の「3PICKS!」はR.E.M.『Collapse Into Now』、Wilco『Whole Love』、そしてニック・ロウ『The Old Magic』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はニック・ロウ『The Old Magic』。

・ニック・ロウ
「Cruel To Be Kind」というヒット曲がある英国のロック・ミュージシャン。現在62歳。ソングライターとして、レコーディング・プロデューサーとしてこれまでとてもいい仕事をしてきた。初期のバンド、ブリンズレー・シュワルツ。ギタリストのブレンズレー・シュワルツに声をかけられてニック・ロウはべーシストとしてバンドに入る。その後、ギタリストのデイヴ・エドモンズと出会ってバンド、ロックパイルを結成する。実を言うとブリンズレー・シュワルツ、ロックパイルは商業的にうまく行かなかった。ただニック・ロウが他のミュージシャンと違っていたのは彼はレコーディング・プロデューサーとしてとても優れていたということ。1976年、ニック・ロウは仲間たちとインディ・レーベルを作る。スティッフ・レーベル。パンク、ニュー・ウェイブの新しいレーベルとして人気があった。ニック・ロウはそこでレーベル・プロデューサーとして働いた。特に初期のエルヴィス・コステロをプロデュースしたことで注目を浴びた。'70年代ニック・ロウはパンク、ニュー・ウェイブの立役者と呼ばれたが、その後はマイペースで自分の音楽に取り組んでいる。
「ニック・ロウのサウンドですよね。米国のルーツ音楽をベースに英国人らしいポップなサウンド、一言で言えばそのようなことがいえるんじゃないかと思います」と元春。
新しいアルバム『The Old Magic』から「Restless Feeling」。

・Teacher Teacher
ニック・ロウつながりでデイヴ・エドモンズと組んだロックパイルの「Teacher Teacher」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「GoodDay」。身近な遊びをテーマに誰もが楽しく気軽に参加できる環境イベントやキャンペーンの企画・運営を2005年から行っている。

・The Ugly Things
番組後半はパブ・ロック特集。
特集1曲目はパブ・ロックの代表的なバンドとして知られているブリンズレー・シュワルツの「The Ugly Things」。

・Girls Talk
英国にはパブと呼ばれる酒場があって仕事帰りに一杯ひっかけて帰る楽しい場所。パブ・ロックはそのパブから生まれた音楽といっていい。1970年代前半、そんなパブ・ロック・シーンを支えた一人、デイヴ・エドモンズのレコードから「Girls Talk」。

1970年代前半というとローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、またグラム・ロックが流行っていてデイヴィッド・ボウイやTレックス、そうした派手なバンドに人気があった頃。そんな派手さとは対照的にパブ・ロックのバンドは地元のパブを中心にライヴを続けていた。そんな中パブでの地道なライヴが評判となって一気に注目を浴びるバンドが出てきた。Dr.フィールグッド。1976年全英NO.1になってパブ・ロックは一気に注目される。Dr.フィールグッドに続いてエディ&ホットロッズ、イアン・デューリー。そうした個性的なバンドが次々に出てくる。Dr.フィールグッド「She Does It Right」とイアン・デューリー「Sweet Gene Vincent」のごきげんなロックンロール・レコードを2曲続けて。

1970年代中盤、当時のパンク、ニュー・ウェイブの流行を受けて新しいレーベルが立ち上がる。スティッフ・レーベル。メイン・ストリームに対抗するレーベルとして一番注目を浴びていたレーベル。3PICKS!で取り上げたニック・ロウはこのスティッフ・レーベルのプロデューサーとしていい仕事をした。レーベルにはレックレス・エリック、ラリー・ウォレス、エルヴィス・コステロ、イアン・デューリー、ダムド。そうしたちょっと癖のあるアーティストたちが集まっていた。中でもエルヴィス・コステロは現在の活動を見てもわかるとおり、最初から才能が飛び抜けていた。ニック・ロウがプロデュースしたエルヴィス・コステロの曲から「Oliver's Army」、そしてニック・ロウとエルヴィス・コステロのデュエットによるカヴァー「Baby It's You」。

元春 : 今夜パブ・ロック特集ということで実は僕もパブ・ロックといえば深い関係を持ってます。1989年にリリースした『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』というアルバムは僕が英国に行って半年間かけて作ったアルバムです。バッキング・ミュージシャンにブリンズレー・シュワルツ、そしてエルヴィス・コステロのバンド、アトラクションズからそれぞれ参加してもらいました。ギター、ブリンズレー・シュワルツ、キーボード、ボブ・アンドリュース、ドラムスにピート・トーマスといった人たちです。とにかくパブ・ロック周辺のミュージシャンはみんな演奏がとてもしっかりとしていますね。この『ナポレオンフィッシュ』のセッションはとても素晴らしかったです。当時僕は三十代前半、このロンドンでのセッションがとても勉強になったのを覚えています。単身英国に乗り込んでのレコーディング・セッション。向こうでアパートを借りて半年間かけて作ったんですけれど、当時のセッションから2曲、ここで聴いてみたいと思います。ここにも英国の血が流れてるんじゃないかと思います。「愛するってことはむずかしい」、そして「陽気に行こうぜ」、2曲続きます。

・(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding
ムーブメントということでいうとパブ・ロックのムーブメントは'70年代で終わった。パブ・ロックを米国のルーツ音楽をベースにした英国流のポップ・サウンドと解釈すると、このパブ・ロックのDNAを持った新しいバンドはきっとこれからもたくさん出てくると思うと元春。特集最後はブリンズレー・シュワルツの「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
11月1日火曜日
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