Sunday Song Book #1165

2015年02月08日 | Sunday Song Book

2015年02月08日プレイリスト
「ヒツジで棚からひとつかみ」
1. シェットランドに頬をうずめて / 竹内まりや "ヴァラエティ" '84
2. HIDE AND SEEK / THE SHEEP '66
3. BLACK SHEEP BOY / TIM HARDIN "2" '67
4. THE SWINGIN' SHEPHERD BLUES / MOE KOFFMAN QUARTETTE '58
5. 羊の歩み / 奥田民生 "ゴールドブレンド" '00
6. SHEEP SEASON / MELLOW CANDLES "SWADDLING SONGS" '72
7. BLACK SHEEP / SAM THE SHAM & THE PHARAOS '67
8. SHEEP / PINK FLOYD "ANIMALS" '77
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■内容の一部を抜粋
・近況
二月に入って仕事モードになり、また仕事が入ってきて、スタジオ仕事がはじまるそうだ。一月は飲み会、食事会で体重が少しばかり増えたので、ウォーキングしつつ、減らしていきつつ、また仕事モードに戻るとか。

・ヒツジで棚からひとつかみ
宝塚市の超常連のリスナーから「羊にちなんだ曲あるでしょうか? リクエストお願いします」というお便りにひらめいて、今年は未年なので羊にちなんだ曲を集めて「ヒツジで棚からひとつかみ」。単なる思いつきで企画したが、初めはおもしろい曲が揃わず、ダメかなと思ったものの、奮闘、努力のかいがあって粒ぞろいの曲が集まったという。

・シェットランドに頬をうずめて
羊関連ということでリクエストが集まった。1984年のまりやさんのアルバム『VARIETY』から「シェットランドに頬をうずめて」。

・HIDE AND SEEK
グループ名がズバリ、ザ・シープ。1966年に出したシングル「HIDE AND SEEK」。もともとはバンカー・ヒルが1962年に出したヒット曲のカバー。ザ・シープはストレンジ・ラブスの変名。ストレンジ・ラブスは1960年代のニューヨークのブリルビルディングから出てきたボブ・フェルドマン、ジェリー・ゴールドスタイン、リチャード・ゴッテラーの三人によるソングライター、プロデューサー・チームで'80年代まで活躍した。

・BLACK SHEEP BOY
羊はイエス・キリストが生まれたときに、一番最初に星を発見したのが羊飼いだということで、羊とキリスト教の宗教的なニュアンスはひじょうに密接的。ただ今回はあくまでも洒落なんでゴスペル・ソングとかにたくさんある羊の歌は外したとか。ティム・ハーディンの1967年のセカンド・アルバム『2』に入ってる「BLACK SHEEP BOY」。ブラック・シープは除け者とか邪魔者とかそういうような意味。この歌も家族からはぐれてしまった男の子の話。
僕はまた家に帰ってきた 心を癒しにきた どこに行ったのかと皆が知りたがる 西に行ったのを知ってるのに 僕は家族の除け者 人もうらやむ金色の巻き毛 色白の可愛い女の子たちはやっかい者の輝きを知ってる 僕を愛してくれるのならそっとしておいてくれ そして頼むからわかってほしい 厄介者だって金の毛を身につけて魅力的になれるのだということを

・同じ誕生日
リスナーから「自分と同じ誕生日の知り合いっていますか?」という質問。
達郎さんは2月4日生まれの知り合いがいないそうだ。有名な方だと小泉今日子さん、喜多郎さんは達郎さんと同じ昭和28年の2月4日生まれ。ちょっと風体も似ている。東野圭吾さんも2月4日生まれと記憶しているとか。

・THE SWINGIN' SHEPHERD BLUES
カナダのジャズ・サックス、フルート奏者、モー・コフマンが1958年にモー・コフマン・カルテットの名義で出したヒット曲。全米23位になった「THE SWINGIN' SHEPHERD BLUES」。いろんな人がカバーしていてハービー・マンのバージョンが有名。

・羊の歩み
日本ものではこの歌がいちばん好きだとか。奥田民生さんの2000年のアルバム『ゴールドブレンド』から「羊の歩み」。

・今後の予定
干支にちなんだ特集は恒例化したくないと考えてるとか。来週はリクエストがたくさん溜まってるので「リクエスト特集」。ジミー・ウェッブは三月に入ってから一挙に3週ぐらいぶっ通しで。

・SHEEP SEASON
1970年代、イギリスのアイリッシュ・トラッドから。フェアポート・コンベンションなどブリティッシュ・トラッドが隆盛していた時代に活躍したメロウ・キャンドルという女性2人、男性3人の5人組のプログレ・フォークのグループ。1972年のアルバム『SWADDLING SONGS』から「SHEEP SEASON」。ひじょうに難解なサイケな歌詞で読んでもほとんど意味がわからないような歌詞。こういう企画でなければまず番組でかからない曲。

・BLACK SHEEP
ダラス、テキサスのガレージ・ロック・グループ、サム・ザ・シャム & ザ・ファラオスの最後のヒット曲、1967年、全米68位の「BLACK SHEEP」。

・今回かけられなかった羊の歌
ドラゴン・アッシュの1997年の「羊を数えても夜は終わらない」は日曜の昼下がりの時間帯には激しすぎると思ったとか。ムーンライダーズの1985年のアルバム『アニマル・インデックス』から岡田徹さんの「羊のトライアングル」、ザバダックのアルバム『私は羊』のタイトル・ソング、槇原敬之さんの「迷わない羊」も選曲していたそうだ。

・SHEEP
ピンク・フロイドの1977年のアルバム『ANIMALS』から「SHEEP」。達郎さんはピンク・フロイドがすごく好きで、トータル・アルバムには目がないとか。アルバム『おせっかい』がいちばん好きで、その次がこの『ANIMALS』。今回の企画は最初からこの曲をかけようと思っていたという。パーラフォン・レーベルがワーナーに移ってきたのでピンク・フロイドの全作品が1月29日に紙ジャケでリイシューされた。2011年のリマスター音源。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2015年02月15日は、「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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