花壇からの手紙

　　　　　　あなたと話したくて



　　　　　　花壇からの手紙



電話も手紙も　来ない人にして

花壇で　草取りをする日々


花から花へ　飛び回る

チョウチョウやミツバチ

砂を羽で　ブルブル　飛ばして

砂遊びをする　スズメ


草取りの指から

すばやく逃げる　テントウムシ

紫陽花の　大きな花のかたまりを

庭のように　のそりのそり

散歩する　カタツムリ


人から　離れて

鳥や虫の中で　やすらいでいる


みんな　一つの

命に　変わりはない

見ているだけで　心が温まる

ちょっと 休憩・・・

　　　　　　ちょっと　休憩



先週の金曜日から

つよぽんの「僕の生きる道」を再放送している。

全国のテレビ局で「僕と妻の１７７８の物語」の番宣でもあるが


「僕と彼女と彼女の生きる道」「任侠ヘルパー」「僕の歩く道」

と　いろいろ歳放送しているが

東海テレビでは今週も二本ずつ　金曜日まで放映をしている

今のつよぽんと全然違うというか

つよぽんではなく　中村先生なんですね。

中村先生を見ていると

私は　今日まで　何をしていたんだろうと

取り返しのつかない思いにとりつかれ・・・

考え込んでしまう。

病院に入院するというような病気になったことがなく

腹痛　風邪引き　程度で今日まできてしまった。

ダラダラと・・・・


年末年始にかけて

つよぽんとスマップのテレビ番組は

いっぱいある。

ライブのビデオもあるし・・・見たいものだらけ・・・

そこへテレビ誌と雑誌もいっぱい

掃除もしなくちゃ・・・部屋も片づけなくちゃ・・・

というわけで

年末年始は　詩のブログはお休みにします。


二十日過ぎに　夢詩集　冬の号ができあがります。

今回は　新しい人が三人いるとか・・・

もしかして、このブログを見て

書いてみよう　応募しようと思ってくれた人がいたらと

秘かに願っています。

誰かが　読んでくれているなぁというのは

とても　励みになりました。

ありがとうございます。

よいお年を・・・来年もいい年でありますように

ちびっと　早いけど・・・

もう一つ　載っけて　お休みにします。

お元気で　お会いできたらいいですね。

どんな日も

　　　　　　あなたと話したくて



　　　　　　どんな日も



空気が動かない

部屋は　どたっとした

重さを抱え　じっとしている



人だけじゃない

みんな　耐えているんだ

過ごしやすい日々など

一年に　数えるほどしかない


冷蔵庫から

寒天ゼリーをだして

のどごしの良さを

感激していると

部屋中が　活き活きしてきた


どんな日も　一日だから

少し　頑張って

気持ちいい　日にしよう

心のぞけば

　　　　　　あなたと話したくて




　　　　　　心のぞけば



独り言を　言ってでも

心の内を　掃きだしたい・・

自由に　際限なく

わき上がる思いを　外に出して

自分の心を　聞いてみると


見失った　想いが

片隅で　生きていたりする


すずめは

食べ物を探すために

人間の隣で暮らしていると

言い訳のように　鋭く

チッチ　チッチと鳴き飛び去る



独り言も

スズメのチッチも

たいしてかわりないと

笑えて　愉快になった

罪人

　　　　詩集　ひとりの人より　soyoko



　　　　罪人　　　　　　




人を　好きになって

心に侵入したことが　痛みをともなう

その日から　不安がつきまとい

安らぎ　安定は　どこにもない



ズキズキと　痛むでもない

場所も　分からない

ヒリつくような　乾きとも違う

見えない敵に　見透かされている

怯えた目で　正体を探してしまう



人を　好きになると　

犯罪者のように　挙動不審になる

大人になるって　罪人なんだ



新しい家庭を築き　

命を産み　育てることは

今までの過去を　

切り捨てる　覚悟がいる

愛することは　そういう厳しいもの