そよ風♪のさんぽ道

定年退職した夫との二人暮らしのあれこれ

義父の通夜ぶるまいの席で。。。

2017年06月16日 | 夫の実家との確執
私と父は義父の葬儀の為あわただしく列車で
夫の田舎へ向かいました。

夫が最寄りの駅まで迎えに来てくれていました。

そして、その夜の義父の『通夜ぶるまい』でのこと。

親戚の人達が座敷にずらり並んで、
酒を酌み交わしていました。
私はまだ婚約中で親族になっていなかったので、
一番下座で今は亡き父と並んで座っていました。

席の前には一人づつ、お膳がおかれ
お料理とお酒が置かれていました。

お通夜なのに、わいわいお酒を飲んだ人達は
大盛り上がりです。
むしろこうした方が死者が淋しがらないと
いうことでしょうか。

おちょうしと杯(さかずき)を持って周り、
お酒を交互に飲んでいます。
田舎には『返盃(へんぱい)』という習慣がありました。
同じ杯でお酒を飲み交わすと親しくなると
いうことでしょう。

私の前にも60歳代と思われる親戚の男の人が
やって来ました。

そして、自分の名を名乗り、私に自分の杯を渡し
持っていたおちょうしのお酒を注ごうとしました。

それを「お酒が飲めない体質」と言って
私は拒みました。
私は今でこそ少しは飲めますが、
その当時の娘時代は全然飲めませんでした。

(というより、知らない人の口がふれた杯では
飲みたく無いというのが、本音。
結構私は神経質です)

するとその人は「ワシの酒が飲めんのか!
あんたはワシを馬鹿にしている!」と怒り出しました。

お酒も入っているので、なんだかんだくどくど言い
私の前に座って動こうとしません。

「あんたの目はワシらを田舎もんだと軽蔑している!
そういう目をしとる!」と怒って言いました。

『都会から来た小娘が、ワシ達を田舎者達と馬鹿にしている』と
いう言い方をしました。

私は知らない人だらけの中で、一番下座で
おとなしく座っていただけなのに。。。

こんなふうに、頭ごなしに他人に怒られることは
私は初めてのことで驚きました。

「酒が飲めない」と言っている娘に
酒を強要する大人って~
今の時代ならパワハラで訴えられるでしょう。

結婚前からこんな皆がいる席で、親戚になるべく人に
罵倒されては先が思いやられました。

この席は私の父が仲に入って、「私が頂きます」と
その杯を取って私の代わりにお酒を飲んでくれ、
収まりました。

父は娘の縁談が破談になっては困ると思い、
我慢していたようです。

姑や義兄や夫の姉妹達もいましたが、
みんな見て見ぬふり。
誰も仲に入ってくれませんでした。。。

みんな固唾(かたず)を飲んで
事の成り行きを見守っている感じでした。

その場は静かになり、白けた感じになり
私は夫の親族すべての人達から
白い目で見られている気がしました。

この時、なぜだか、夫はいませんでした。
そして、後日この事を言ったらその男は
遠縁の男性で夫も良く知らない人でした。

しかし、何も言えずあの親戚の男の怒りの前に
ただおびえていた若き日の私。

泣き出したく、その場から逃げ出したい思いでした。

今でも悔しく、その情景が浮かびます。



このおちょうしとおちょこは
夫が気に入り買って来た物です。


ですが私の雑な洗い方で、欠けてしまいました(赤矢印)




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