そよ風♪のさんぽ道

定年退職した夫との二人暮らしのあれこれ

義父の葬儀

2017年06月17日 | 出会いから結婚へ
義父の通夜の後、民宿も無い所ですので
近くの親戚の家に行き、その夜はそこに
泊めて頂きました。

葬儀当日になりました。

この地域は現在は火葬ですが
まだ40年ほど前は土葬でした。

ですから、夫を初め親戚の男性が墓地で
ご遺体を埋めるべく穴を掘る事からしました。

私の実家はその頃、既に火葬でしたので
土葬に驚きました。

そして、出棺になり、父と私はまだ親族に
なっていないので、墓地まで行かず
葬列を庭でお見送りしました。

その時、義兄嫁が泣きながら葬列の中にいるのを
見つけました。

義理の父なのに、こんなに嘆き悲しむ義兄嫁・・・
私は胸がいっぱいになり、もらい泣きしました。

私が見た義父の葬列は異次元の世界、
まるで映画の一場面のようでした。

葬列の人達は全員、額に白い三角の布を
付けていました。

そして、義父は丸い大きな桶(おけ)に
胡坐(あぐら)をかいた状態で座らされ、
その桶を親族の男の人達が天秤棒で担いで、
山の中腹の墓地まで歩いて行きました。
その後を葬列が続いて行きました。

11月の木枯らしの吹く寒い日でした。


鉛色の空からは今にも雪が降って来そうで
山あいの小さな集落が静まり返って
ちょっと不気味でした。

当時の田舎の葬祭は大変な労力がいり、
親戚縁者や地域の人達の協力無くしては
成り立たない事を知りました。
不仲だと葬式一つ出せなかったのです。

しかし、今では夫の田舎も葬儀会社が入り
昔の葬儀とは様変わりして来ています。
土葬も火葬に変わりました。

不仲な親族間でも村八分でも
葬儀が出せる世の中になっています。



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