語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  八溝山

2015-09-05 02:07:22 | Weblog

八溝山は、茨城県で一番高い山なんです。
福島県とも県境を接していて、1kmも離れていない所に、
栃木県の県境もあります。
山頂には、八溝嶺神社(やみぞね)と城を模した展望台があり、
天気さえ良ければ、かなりの展望だった・・・のですが、
当日は、誰の日ごろの行いが悪かったのか・・・小雨でした。

そんな事は、実は帰ってきてからわかったんです。(汗)
行く前に地図を見ていて、「あ~なんか良さそう」って思ったので、
福島県側から登って、茨城県側に降りて帰ろう!!
なんて気軽に考えていたんです。

県道377号線に入って前のトラックに付いて走って行った。
「あ~このトラックも、八溝山越えで茨城行くのかな?」なんて思いながら・・・。
ところが少し行くと、トラックは乗っていた1人を降ろすとUターンして行ってしまった。
僕達の車がその集落を抜けると、道幅は一気に狭くなり、
どんどん、どんどん山を登っていく。
やがて渓流が現れ、道に沿って付いてくる。
渓流は、けっこう下を流れていて、路肩は崖になっている。
渓流が付いてくるんじゃなく、渓流沿いに作った道・・・だ。

  
  
  こんな山の中にも「行先案内板」

とにかく物珍しい風景の山の中を、そんなにきつくない勾配で、少しづつ登っていく。
時速20kmぐらいで、とにかくゆっくりゆっくり走る。
途中、幾つもの谷から水が流れ込み、時には渓流の上を橋で渡り、
3人とも、あっち向いたりこっち向いたり、
「熊いないかなぁ~」なんてのんきな事言ったりしながら走って行った。
途中まで、「写真を撮る」なんて事は、景色に見とれて3人ともすっかり忘れていて、
ずいぶんと登ってからの写真になってしまった。
しかも、誰か降りて走ってるポン太を撮れば良かったとか、
ポン太だけじゃなく、景色だって降りて撮れば・・・ねぇ~(汗)


 

どれくらい走ったのか?
道もいつしか未舗装になっていたし、時間の感覚がまったくなかった。
しかし、やがて右の方に視界が開け、頂上が近い事が予想できた。

ついに着いた!!ちゃんと駐車スペースがあって、先に4台車が止まっていた。
そう、その通り・・・基本は茨城県側からが正規のルートらしい。
その理由は、あとからわかったのだが、山頂の「八溝嶺神社」は、茨城県なのだ。
 

  

雨が降っていたが、僕達は本当の山頂を目指す為に車を降りた。
小さな鳥居をくぐり、少し登っていくと開けたところに、それはあった。
まず展望台に登った。4人の先客がいたが、僕たちと入れ替わるようにして帰っていった。
本当に残念だったが、「何も見えない」
阿武隈山脈も筑波山も海も富士山も・・・街すら見えない。
見えるのは、分厚い雲だけだった・・・。
仕方が無い・・・雨が降っているんだ(涙)
僕は目をつぶって、見晴らしのいい風景を想像しようとしたが、
実際に見たことがなかったので、違う場所の風景になってしまった(笑)
僕達は、八溝嶺神社にもお参りして、山頂を後にした。


 

さて今度は、茨城県側から下山?だ!!
2本ぐらいルートがあるらしいけど、行き当たりばったりで・・・

今日も読んでくれてありがとうございます。

    それでは、また。
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