ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

♪なのはに飽いたら

2017年03月27日 | 日記
昨日の娘のメール(担担麺食べられなかった云々)の真意は
「だからお寿司買って来て頂戴」であった。

朝「夕食何がいい?」と訊いたのだ。
顔を見れば何を考えているか分かる(食べ物に関しては)。
駅まで迎えに来てお寿司を食べに行きたい であろう。
だが旦那はここ数日不調である。暗くなってから出て行きたくはないだろう。
しかしこちらにも隠れ餃子の後ろめたさがある。
「お寿司 買って来ようか」とこちらか提案する。
娘は遠慮のつもりか
「でも お昼担担麺だから ちょっと贅沢かな」と言った。
よく分からん。

娘はその発言を受けて私が寿司をやめていたら困ると思ったんだろう。
だからわざわざ「食べられなかった」と伝えてきたのだ。


土曜日に美容院に行って隠れ餃子の顛末を話した。
「よほどに餃子が好きなんだねえ」
息子の事かと思ったら
「いえ 娘さんの方。食べられなくて怒るぐらいだから」。
そういえばそうだ。
半分はイベントののけ者になった事に対する怒りだろうが。

だが、「たかが一食」にかける執念が他人より強い事は確かである。
ふつうここでメールして来ないだろう。

娘には、スーパーの売り場で並ぶ一番高い寿司を選んだ。
このところ「夕食不要」が続いている。
食費を徴収している手前、やはりそれなりに。
他に駅弁の柿の葉寿司も買って置いた。
娘は至極満足であった。


しかし思うのである。
こんな風に娘を満足させているから結婚する気が失せるんだろう。
ぬるま湯の家庭環境では
相手が余程強引か
友だちが立て続けに結婚するかしないと
抜け出る事なんか出来ない。
仕事と遊びと恋愛は、多分娘にとって同列だ。
結婚しなければ仕事と遊びに全力が注げるのだから
それに恋心だけで対抗しようとしても無理がある。


小説を書く事と恋愛をする事は似ている。
「完結」した後に新しい話(恋)を探しに行く時の
なんともいえない解放感が。

娘の遊び仲間が結婚間近の相手と別れる
って話が続いたからさあ……
その後の女子って蝶のように自由なんだよねえ。
(男の側はどうなんだろう)


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