33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

放射線療法(ガンマナイフでピンポイント治療)

2008-02-28 14:11:06 | 肺がんの正統派治療
実は、ここに入院する前に、都城にある藤本早鈴病院という所でガンマナイフという放射線治療を受けてきました。

ガンマナイフとは、脳に転移した腫瘍をピンポイントで1つづつ、放射線で退治してしまう画期的な最新の治療です。がん細胞が一つでも体のどっかに流れ着き、それが増殖していくと腫瘍となり、その大きさを増してきます。私の場合5mmから8mmまでの大きい腫瘍二つをこのガンマナイフでやっつけました。実際は5mm以下の小さな腫瘍が数箇所残ってしまったんですが、リニアックによる全脳照射でも充分治療できるという事とガンマナイフでは1個20分相当かかり相当な負担になるからという理由で2つだけという結果に終わってしまいました。

脳には、抗がん剤がほとんど届かないそうです。だから放射線治療が主な物になるようですが、10年前にはガンマナイフなる放射線治療は海外の特別な治療でした。それ以前は、もちろんガンマナイフどころか放射線治療もなかったと思います。ガンマナイフがあるこの時代というだけでも大変喜ぶべき事だと思います。聞けば、このガンマナイフの成功率は90%を超えてほぼ間違いないようです。

脳の腫瘍を2つ潰すだけにかかった費用は3日間の入院とガンマナイフという治療代。保険が使えて、なおかつ、高額療養費制度で負担額は8万円でした。


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