33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

別れ

2008-10-14 11:52:00 | 無駄話
じわじわ肺がんに追い詰められている白いひよこ夫婦ですが、ここで悲しい悲しい決断をしなくてはならなくなりました。アパートではペット禁止のさなかこそっと飼育しているフェレットとのお別れです。言ってみれば三男坊の「タイチ」との別れです。里子に出す決断をしました。

我々夫婦は、畜産科卒もあり動物好きでした。プレーリードッグの「ラッタ」との8年の生活を過ごした後の喪から明けた去年の夏、ようやく新しい出会いを求め、フェレットの「タイチ」を飼い始めました。

悪魔のような肺がんが自分に降りかかるなんて、これっぽっちも考えもせず。

どうしようもないんです。嫁さんは、これからいつ終わるとも知れない旦那の闘病生活に遠い病院まで通い、新しい収入源を得る為に社会経験がゼロに等しいのにもかかわらず仕事を探し始めなくてはならない状態。加えて、わがままやんちゃ盛りの長男坊と次男坊のお世話と付き合いに、これからを考えると無責任にタイチを置いておけません。

また、筆者自身、小さな命のタイチを養えるだけの稼ぎがない状態と、僅かな保険金と残りの貯金で、残った家族の残りの人生ぎりぎりです。とても、動物病院に行くお金や餌代すらだせなく状況がくるとしたら、今が里子に出すチャンスなんです。まだ、1歳のタイチには、貰い手が見つかるチャンスもぎりぎりなんです。

明日が新しい里親さんに引渡しをする約束の日です。息子達は「どうして~」と無邪気に嘆きます。家族みんなが別れに対し、悲しんでいます。

ごめんね。タイチ
ごめんね。息子達
ごめんね。嫁さん

後は、タイチの里親さんが、実験動物を扱う業者やいじめ癖のある人でないのをただただ祈るばかりです。いい里親さんにめぐり合えて、幸せになってね。タイチ。

まだまだ肺がんの恐ろしさは始まったばかりなのかもしれないと思いつつ・・・今を一生懸命に生きようと思う今日この頃でう。

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4 コメント

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まだ負けた訳じゃありません (北の国から)
2008-10-14 22:04:38
しばらくぶりに更新されたブログはなんか元気がありませんね。確かに経験した人にしかわかりませんが、漢(おとこ)たる者、一生人生と闘って行かなきゃ!なんで自分だけが、なんて思わずに他の人より経験出来る事を強みに変えましょう!あなたはそれを出来る人ですよ!いらん心配掛けるのは、やめて下さい(^_^)
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Unknown (ゆぃな)
2008-10-14 23:48:13
悲しい事のあとには必ず嬉しい事があるはずです。白いひよこさん家族そしてタイチ君にきっときっとよいことがあると信じています。
沢山辛い事ありますけど頑張りましょうね!
お互いに…

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これからですよ (mashi)
2008-10-15 02:00:50
生活費のこととか気になりますよね。でも今は治
療に専念してくださいね。そうすればタイチくん
にもまた会えますから。あせらず少しずつ病気を
叩いてやりましょう。モグラたたきのように。出
てきたら、ボッコボッコに叩いてやりましょう!
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北の国からサンへ (白いひよこ)
2008-10-15 07:17:19
見てしまいましたね。
私は、いい先輩方に恵まれて本当にうれしいっす。やりっぱなしの仕事があるんで、ちゃんと戻りますよ。見ててください。

現実世界と仮想世界は、また、違うので、安心してください。元気とやる気だけは特別製ですから、そうそう折れませんよ。
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