「寺子屋で読み書きを学び丁稚奉公に出た江戸の子供」
江戸時代には読書ブームが起こった。このブームの背景となったのが、
識字率の高さだ。江戸の識字率は男子で8割近く、世界一の高さを誇っていたと謂われている。
何故、江戸ではこれほど識字率が高かったのか。
そこには、寺子屋の存在があった。
寺子屋と云うのは、今で言う塾の様なもの。江戸時代は義務教育がなく、
小中学校もなかった為、庶民の子供は寺子屋に通っていた。
幕末には全国で1万5000もの寺子屋があり、1500ほどが江戸に集まっていたと謂う。
7歳から12歳くらいの間を寺子屋で学び、読み書きができる様になってから丁稚奉公に出ていたのだ。
寺子屋の先生は、寺の僧侶、武士、浪人などが務めていた。授業料は寺子屋によってマチマチだったが、
高いケースでも年間5分(約10万円)ほど。
払う余裕がない場合は、志を届ける程度で教えてもらうことも多かった。
地方では、農産物を渡して教えてもらっていたと謂う。寺子屋で厳しく教えられたからこそ、本をスラスラ読むことができたのだ。
おカネでわかる世界の事件史 なんて素敵なビンボー生活
教育水準が高かった寺子屋
昨今は、自分の日常とか思い等々などを書かなくなってから楽になりました。
所謂、楽しみも何かのキッカケで、苦しみになるってことがあるじゃないですか。
せっかくの楽しみが後々苦しみなんぞにならないように日々を過ごして行こうと思いますし、
私は一旦離れた人とか場所には戻らない方なんですから。