１９６１年、第３５代アメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディが人類初の月面到達に関する声明を発表した。月への有人宇宙飛行を目的としたアポロ計画についてである。だが、この人類史上に残る偉業の陰で、もう一つ人類初にあたる実験が行われていたことはあまり知られていない。
その実験とは、宇宙と地球との間で行われた超能力実験だ。実験者はアポロ１４号の乗組員で、航空学と宇宙飛行学の博士号を持つエドガー・D・ミッチェル。彼はカードに記された図形をテレパシーで地上の友人に送信し、友人がそのカードの内容を記録すると云う実験を試みたのである。アポロの地球帰還後、双方の記録を付き合わせたところ、２５.５％と云う、確率論上の平均敵中率を上回る好成績だったと言う。ミッチェルはこの実験を機に超能力に関する関心を高め、科学では解明で...きない現象を研究する機関を設立して、現在も未知現象の研究活動を積極的に支援していると言う。そして、２００８年には「NASAは宇宙人と数回コンタクトを取っているが、それを６０年以上も隠蔽している」と云う驚きの発表を行って、大きな話題にもなった。ちなみに、ミッチェルは、フリーメイソンの構成メンバーであったそうです。
世界と日本の怪人物FILE
科学の常識を覆した超能力者たち
