海皇神ポセイドン

ポセイドンは出ると言われていたカードですね。
全く別物になっていると思っていましたが意外なほど変わってなかったです。
進軍能力は前回のイメージを踏襲していますし
追加された能力は装備品の修正版です。

強そうではありますが、
どの程度かは追加のカード次第ですね。
まずタイプ珊瑚礁の地形はまだ非公開です。
どんな能力があってリミットはいくつでしょうか。
リミット次第ではメビウスが入るはずですが
リミット１０の遠く遠くみたいなカードだったら
ブロック２に入る分にはいいがブロック３では強すぎるような気がする。
マーマンが強化される通常配置の地形とかだったら
前例からすると嬉しいカードではないですね。
この系統のカードは採用率が低いですから。

宣言能力は強い。
手札１枚で普通タイミング５点が落ちるのは脅威。
さらに撃つたびに攻撃力が上がるので防御力に安全圏がない。
攻撃力を他の効果で上げることもできるし
なにより単純な攻撃力パンプでもあるので
防御力アップだけでも耐性だけでも完全には防げない。
攻撃力割れをフォローする能力でもあるので
コストさえ握っていればスペックの不足も無くなる。
ブロック２のカードプールに照らすと
戦闘スペルカードのコスト制限ははっきり言ってきついが
制限くらいはきつくないと調整する側としては危険なほどの威力です。
後攻ディフェンダー型のデックを封殺しかねないですからね。
ブロック２構築ですと対抗はアイテムが中心になるでしょうから
おそらくそんなに連発は効かないと思います。
そして、そのくらいでちょうどいいと思います。

スペックは合格点だと思いますが、
実際の評価はカードの追加次第でしょう。
具体的には七つの海の王子の再録次第です。
レベル６の英雄点２点とレベル２の英雄点１点のコンビが
デック最強のパーティであることは間違いないでしょうから
それがどの程度強いのか。
ポイズンハンドとスクロールにサンドカーテンやキュクレイン水圧弾まで装備している
水アイテムのデックは手札ではスペルデックに優位が付いているので
さらに攻撃力防御力の殴り合いでもトップに立てば
弱点のないデックが環境の中心に来る。
ゲーム的には、先攻型の重スペルデックが最多数勢力であるこれまでの環境のほうが
平和で遊びやすい環境だと思います。
先攻重スペルデックは使いやすい分メタりやすいデックでもあるので。
攻撃力防御力がひたすら高くて
相手のやりたいことをキャンセルしまくるデックは
ちょっとカードを差し替えたくらいでメタれないので
あまり強くなるとあとあと面倒なことになる。
そこから逆算するなら、そこまで強く調整されていないでしょう。
王子はブロック１そのままの再録でちょうどいいと思います。
ポセイドンの防御力は１０点には達するが
１０点を超えるのは大変になっているくらいがベストですね。

真珠竜の泌宝は今回のメイン勢力ですから強めに調整されているでしょう。
わたしはそこにメビウスたちが加われるのかどうかが気になりますが。