閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

平昌オリンピック開会式

2018-02-11 11:30:08 | 閃き
平昌オリンピックが始まったので開会式を観た

最近になって開会式に対して色々な意見が出ているのだが、私なりの感想を述べる


開会に際して韓国の歴史を紐解くように5人の子供達が時空を旅しながら紹介してゆくというストーリーであるということは、NHKのアナウンサーの説明から知ることができたが、今更紹介する必要があるのかどうかは疑問があった

どこか野暮ったく、古めかしい?というイメージなのは失礼なのだが、相当に長い間、観るに耐えられるかとも感じた

私が驚いたのは千機を超えるというドローンが描く模様であった

人の形や五輪のマークは奇妙なほどキッチリと描かれている

風が吹くスキー場の空に一糸乱れずに描いているのを観て、素直に凄いと感じたが、今となってはCGのようだと感じた

これは北京五輪の時の足形の花火がスタジアムに向かって歩くように上げられていたのだが、これがCGだったと聞かされて、唖然とした事を思い出していた


選手団の入場行進や聖火の点灯については特に何も感じなかった

一部の評論家は政治色が強いと批判もしていたが、まあこんなものなのだろうと思う

私が気になったのは、兎に角、寒い環境であるのに長い式典だった事が気に掛かる

式典で踊っていた韓国のダンサーの方々は、寒さなど観る側に感じさせないほど冷静を保っていたのだが、さぞ大変だったと推測している

最終的に一言で言えば、取り留めのないどうって事のない式典だったと思う


東京五輪は夏なので寒いことはないのだろうが、私は日本の開会式には是非、日本らしいメッセージを盛り込んで欲しいと思う

今更、歴史などには触れず、日本が世界を相手にとってきた姿勢、日本人が求める心をアピールしてもらいたい

誘致の時に流行った「おもてなし」のように、日本人らしい柔らかな融和は平和を好む民族ならではのものであり、本来争うことを由としない国民性の上にあることを伝えて欲しい

政治利用されやすいオリンピックではあるが、不正や国のエゴを取り払って、平和な環境で人間の持つ身体を極限に鍛え上げたスポーツの祭典という原点に戻って考えられるような、そんな素晴らしい大会にして欲しい

二年後にむけてこんな事を考えながら見ていた人も多くいたに違いない

コメント
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