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「いじめられている君へ」

2016年10月18日 | 日記
死なないで、逃げて逃げて
劇作家・鴻上尚史さん
 あなたが今、いじめられているのなら、今日、学校に行かなくていいのです。
 あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。学校に行かない自分をせめる必要はありません。大人だって、会社がいやになったら、会社から逃げているのです。
 次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。
 そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、周りにアピールしましょう。思い切って、「遺書」を書き、台所のテーブルにおいて、外出しましょう。学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。そして、死にきれなかったと家にもどるのです。  それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、学校あてに送りましょう。あなたをいじめている人の名前と、あなたの名前を書いて送るのです。
 はずかしがることはありません。その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。
 死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。
 あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。
 だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。
 あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります。
 僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。
 どうか、勇気を持って逃げてください。
(朝日新聞2006年11月17日掲載)

>10/16の天声人語より

”解散したSEALDs(シールズ)の中心メンバー奥田愛基さんは中1でいじめ遭った。中2の秋、本紙朝刊に載った「いじめられている君へ」というコラムを読んで転校を決意する。劇作家鴻上尚史さんが寄せた一文に心を動かされた。・・”

>それが、先に掲載した「死なないで逃げて逃げて」の文。2006年、確かに読んだ記憶があります。けれど、最後の「南の島でなんとか生きのびた・・」というコラムのくだりで、現実味に欠けると思ったのか、すっかり忘れていました。

>それが、記事によると、奥田さんは鴻上さんが訪ねた南の島(沖縄・鳩間島)をネットで見つけて、北九州から転校し、立ち直るきっかけをつかんだのだそうです。その行動力に驚嘆し、本当に、逃げられたのかと。

>今日も、高校1年(16)の男子生徒が同級生を刺したという記事がありました。自傷も他傷も避けるために、やっぱり逃げるしかなかったのだろうか。・・・。
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