稲積山、志保山、真平山 いなづみやま、しおやま、まひらやま
山行日 2014年3月6日
標高 404m、426m、298.6m
※最高峰は七宝山トンネル真上にある445mピ-ク
登山口 観音寺市高屋神社下社
下山地点 三豊市加嶺峠
駐車場 登山口…高屋神社下社、下山口…なし(加嶺峠仁尾側旧道広い路肩)
トイレ 登山口…下社駐車場付近にあり、稲積山高屋神社への林道終点駐車場に
簡易トイレあり、下山地点…なし
水場 なし
メンバ- 単独
先月の2月には雪が降り、平野部で2回も積雪があって、町は真っ白になった。
なのでこの冬は例年に比べ気温が低かったのかなと思ったのですが、そうでもなかった。
気象庁の発表では例年の平均気温とほぼ同じもので、変わらないと言う。
今週は寒波が上空を覆っているが、来週になると再び気温が上昇し、例年より暖かくなるとのこと。
空気は寒波の影響で冷たいのですが、いよいよ、杉花粉が大量に飛びかう季節に入りました。
こんなときにわざわざ山などに出かけなくてもと思うのですが、春近しですね。
近くの川で泳ぐ小魚たちも天気のよい暖かい日には川面で遊ぶようになってきて、それを狙って鴨などの鳥たちもガ-ガ-と騒ぎ立てます。
川の水辺に下りて、目を懲らしてみると、まだ数は少ないのですが底の方でジッとしてる小魚たちがいます。
淡水魚のことはよくは分かりませんが、真鯉やニゴイに鮒、それにメダカやモロコ種にハエの類もいる。
阿讃の山から川に流れ込む水はとっくに温んでいるようです。
というわけで、今日も杉花粉が舞うお山へでかけます。
お山は先日来続けて歩いている、七宝山。
今日は七宝山系縦走です。
七宝山は荘内半島の付け根の南に位置しますが、一つの高い頂の山ではなくて、直線距離で南北におおよそ9km。
尾根は加嶺峠から派生し吉津峠を経て、四ッ尾というところで南西にある稲積山と不動の滝西尾根へと別れる。
この間に国土地理院の地図に載せられている山名は稲積山と志保山の二つ。
稲積山から加嶺峠までの稜線上にある主なピ-クは7つ。
四つ尾から不動の滝西尾根間の主なピ-クは3つ。
縦走ル-トを稲積山側とするか、それとも不動の滝西尾根側とするかは歩く人の思いとその時々の都合なのですが、以前に不動の滝西尾根を歩いたこともあり、今回は稲積山側とした。
思いが一つ、それは稲積山側のほうが開けていて、景色がいいこと。
都合が一つ、登山口から下山地点を自転車で繋ぐため、車道距離の短い稲積山側のほうが便利なのです。
自転車を車に積み込んで、加嶺峠へと走り、旧道トンネルの手前の適当な所へ自転車をチェ-ンロックします。
とって返して高屋神社下社の500m下にある四国の道付近に車を駐めて、9:58、出発。
空には雲が浮かぶが、概ね快晴、午後から曇るが雨が降る予報ではない。
道程はおおよそ11kmほどあるが、途中、どこからでも下山することが出来る山なので、のんびりと歩こう。
もしも途中で下りようと思えば、仁尾町側へ二カ所、豊中町側へ四カ所、峠へ下りる道を除いて三野町側へ一カ所、それぞれにはっきりした道がある。
車道を歩き、高屋神社下社裏の桜並木の広場へ。
左手やや後方に聳える江甫草山(つくもやま)と裾の室本港を眺めながら、山手前方にあるしめ縄の張った大きな石柱をくぐる。
前方に見えるのは稲積山の手前にある肩で標高300mの山ですが、この右手は崖になっており、登山道の途中でその崖の下を通る踏み跡がついている。
スリルを楽しむ方は希にその踏み跡を辿って登ってるようですが、わたしは歩いたことはありません。
途中には小さな鳥居があって、鳥居の奥には祠でもなく社でもなく、古い灯籠が鎮座していた。
これが高屋神社中の宮です。
コンクリ-ト道は落ち葉ですっかり覆い尽くされ、地面がまったく見えない。
高屋の家々と、小さな丘は琴弾山と興昌寺山。
ここからは川之江、伊予三島のもくもくと白い煙の上がる巨大な煙突や豊受山や赤星山などが見えるのですが、生憎霞んでいました。
五合目に到着、ここからは急な坂道からやや平坦な参拝道になります。
吐く息が白い。
シャツ姿で歩いていましたが、ジャケットを重ね着する。
よく踏み込まれた参道を歩いて行くと、道の真ん中に石が坐っていて、石柱が道端に2本、趣のある石段となりますが、ひととき雑草が石の隙間から伸びていたときもあったのですが、最近よく整備されていてさっぱりっと散髪を済ませた男前に仕上がってます。
標高300mの肩の向こうには形のいい江甫草山、そして青い瀬戸内の海、沖にはいまにも潮を噴き上げそうな鯨のような姿の伊吹島が見えています。
伊吹島、あの有名な伊吹イリコの産地です。
このイリコで作ったうどん出汁は大好物。
鰹だしも美味しいですが、瀬戸内で育ったわたしは、小さい頃からの慣れ親しんだ味なので、やはりイリコ出汁を選んでしまいます。
稲積山・高屋神社に到着です。
境内には上がらずに、ここから参拝を済ませて、右側のコンクリ-ト道から稜線へと向かいます。
つい近年まではこのコンクリ-ト道はウバメガシの茂ったいい山道だったんですけどね、すっかり様子が変わってしまいました。
道の途中にはところどころに歌が詠み込まれた碑が立てられています。
万葉の歌など10基のようです。
動くともみえぬ白帆の連なりて
朝しづかなりせとの内海
-石井朝太郎-
朝でなくとも、ときどき白い帆の船が青い海にしづかに浮かんでいるのを見かけますね。
途中の岩場で眺める仁尾沖の海と荘内半島。
再び林道をテクテクと歩くと、右手には不動の滝西側の稜線が見えてきます。
この稜線からは不動の滝へも下りられるし、みかん畑の道を通って財田川側へも下りることが出来ます。
ソヨゴのようですが、3月だというのにまだ赤い実を着けています。
こちらはヤシャブシですが、昨年の果穂と今年の新しい花序が混在している。
コンクリ-道の先には駐車場があって、アスファルトの車道が続くが、いつまでも車道を歩いていては尾根から外れてしまうので、左手尾根へ入って行くと、イノシシ捕獲用の檻がヤブの中に仕掛けられている。
このあともいくつか見かけたので、この山ではそうとうにイノシシが繁殖しているようです。
以前に集団で車道を走り抜ける姿を目撃したことがありますが、凄まじい勢いでドドドッと音がしてました。
ベンチのあるところに出ました。
仁尾沖の蔦島が見えています。
11:10、そこからすぐのところに水槽があって傍には標高444.2m一等三角点・高野山へ、そこには上之山と書かれた山頂標識がありましたが、地元の方はこの山をこう呼んでいるのでしょうか。
うえのやまと読むのかかみのやまと読むのか、わたしも地元の一人なんでしょうが、初めて知りました。
稜線をさらに北へ歩いて行くと、そこにもベンチが三つほど置いてあります。
ベンチの位置は来る度に動いていますので、ここへは絶えず人が登ってくるようです。
ただし、不動の滝側から車道がここまでついてますので、景色を楽しみにして来られる方が多いのでしょう。
夕刻には三脚と一眼カメラを持った人も夕陽狙いで来ているようです。
いつも見慣れた景色なので、さっさと離れて、さらに稜線を北へと歩いて行きます。
道の縁には黒い火成岩がコモコモっと小さく盛り上がってますが、この山もかつては火山だったことを示しているようです。
一つのピ-ク(七宝山の山頂標識が設置されている)に着きましたが、ここには軽トラ(車が入ってこれるのはここまで)が5台止まってました。
荷台を見ると、猟犬の檻ですわ。
グッ!猟をしてるのかよ。
一瞬、息が詰まりました。
ジャケットの色は焦げ茶色、これはあかんぞ。
幸いこのジャケットはリバ-シブルタイプ、裏地は少し地味な草色、焦げ茶よりはましだわ。
辺りの気配を伺いますが、物音一つ聞こえずやけに静か。
こいうのは苦手です。
いきなりズドンと来られた日にゃ、堪りません。
逃げようにも逃げようがございません。
その後の稜線歩きはオドオド歩き、こんな日にヤブ歩きしなくてよかったわ。
11:27、七宝山最高峰の445mピ-クに立つ。
ここにも七宝山の山頂標識。
地図では七宝山トンネルの真上に位置するようです。
遠くで犬の鳴き声が…したような…、しなかったような。
どうなのよ!
11:40、開けたパラグライダ-基地に到着。
やれやれ、ほっとしたわ。
いくらなんでもここだとイノシシに間違われることはなかろうて。
曽保の集落を眺めながら、お昼の食事としました。
しまったこまった、こまくりちよこ、ビ-ルを買ってくるのを忘れました。
泡のないお昼なんて、それこそ気の抜けたビ-ル、ただの麦茶。
今日は分厚いとんかつサンド、値段がそれなりに高かった~。
胃がびっくらこいてるわ。
汐吹くイリコの伊吹島。
景色を眺めてるときは何も考えず、ただただボ-ッとしている。
その時間が一番楽しい。
立ち上がって、再び出発。
気持ちのよい尾根道が続く。
イノシシ猟のことはもう頭から離れた。
もしも、ビ-ルを買うことを忘れてなかったら、今頃、気が少しだけ大きくなって、矢でも鉄砲でも飛んでこいバ-ロ-、なんて言いながら上機嫌になっていたのですが。
12:10、志保山に到着。
桜の木がある。
ここからは過去に歩いた経験から、踏み跡も薄くヤブっぽい歩きになると思ってたましたが、意外にも賑やかにテ-プがあったり、トラロ-プが張られていたりで、びっくり。
以前と比べてかなり整備されている。
最初はテ-プを追ってみた。
次第に尾根から離れていく感じがしたので、尾根に戻りトラロ-プを追ってみた。
急な斜面を滑るようにして下りたところは、中腹を横切る濃い踏み跡の上。
踏み跡を左に折れ辿っていくと前方に見覚えのある真平山が姿を現した。
ほんの少し頭を突き出しているのが高尾木山で、その向こうが妙見山でした。
吉津峠へと下って行くと、鞍部のところで一人の男性がチェ-ンソ-のエンジン音を響かせながら、木を伐る姿が。
「あんたどっから来たん?」
「あっちから」
「どっちから?」
「その道は急斜面じゃったじゃろが、こっちから来るとジグザグのよい道なんじゃがな」
「はれ?そうでしたか、どこで間違えたかな、そんな道なかったような、はて?」
「ところであんた暇じゃろ、ここから10分ほどのところに昔、蚕を飼ってた風穴があるんじゃが案内したげるがな」
というわけで、のそのそついていくと、石垣が斜面に…。
「この石垣の上に屋根が作られ、瓦を葺いとったんじゃ、養蚕そのものは明治40年代頃じゃわい」
「女房の里が桑山でして、そこも昔は養蚕をよ-さんしとったらしいという話は聞いたことがあるけど、それを証明するモノを見たのは初めてですじゃ」
「背面の斜面は長い年月の間に崩れてしまってるが、昔はこの背面の穴から冷たい空気が流れ出よった」
お話をしている間に粉雪がちらつき始めた。
寒いはずだ。
お礼を云ってお別れをしたが、近くには桜の古木もあり、なかなかの場所、その後再びチェ-ンソ-の音が鳴り響いていた。
どうやらこの辺りを本気で整備されている方らしい。
左写真、奥の木が桜の古木。
道端には案内板が立てられていた。
大岩展望所というところもあるらしい。
やがて尾根は竹林になり、抜けるとアスファルトの車道に飛び出した。
そこには志保山登山口の案内板があり、真山竜神登山口と書かれている。
先ほど整備されていた方との会話でもマヤマという言葉があったので、マヤマとはこの真山竜神さんのことかと、いまになって分かった。
ここ登山口から真山竜神さんへの距離は350mと記されている。
この車道は七宝齋苑の上にある細い林道で、横切って、さらに尾根を下ると、齋苑の建物の所に、その下には県道220号線で仁尾と三野の町境の吉津峠でした。
※左写真は七宝齋苑と真平山。
峠に下りたところで、皮手袋をはめて、鎌を取り出す。
県道を横切って、擁壁の階段を昇る。
階段から先は先日刈り払いをしたが、まだ不十分で、再度鎌で覆い被さる枝などを切っていく。
トゲのあるイバラやグミなどの木や絡みつく蔦も出来るだけ刈り払い、少しは歩きやすくはなった。
峠から25分ほどで真平山赤道と合流し、通行止めの横たえた木を跨いで、歩きよい道に乗る。
突然に目の前の梢から激しく羽ばたきながらハトらしきものが飛んでいった。
体が美しい緑色をしている、アオバトのようでした。
後ろを振り返ってみた。
志保山が見えている。
歩いた尾根を頭の中で考えてみたが、どうやら、志保山から一直線に峠に下りたのではなく、見えている尾根を左方向に辿って歩き、中腹のしっかりした踏み跡を辿って右へと修正するように歩いたようだ。
展望のあるところから眺めた吉津小学校のある小さな丘があり、校庭が見えている。
その小学校からチャイムが流れてくる。
聞いたことのあるメロディ-だが、なんという歌だったか?
奥に左から天霧山、五岳山、大麻山。
先日訪れたヌタ場。
これで三度目ですが、見る度に深くなっているような気がします。
ここに訪れるイノシシの数は気配からして多くはなく、一頭からせいぜい2頭ではないかと思いますが、清潔好きなイノシシのようで、この様子だと毎日お風呂に浸かりに来てるようですね。
バスタオルは松の木でした。
このガジャガジャのイガイガした皮が擦りつけるイノシシには気持ちいいんでしょうね。
13:45、真平山山頂に到着、途中ちょっと道草をしましたが、高屋を出発して4時間弱、稜線のアップダウンが優しいぶん早く歩けて、距離に比べ所要時間数は少なく済んでいる。
この調子だとあと1時間と掛からずに15時前には加嶺峠に降り立つことが出来る、
どこかでコ-ヒ-タイムを取りながらのんびり歩こう。
七宝桜から…。
詫間港沖を眺めて…。
243mピ-クを目指す。
鞍部手前では、いまは使われていないと思われるコンクリ-ト作りの貯水槽とタンク。
鞍部ではカヤが茂っているが、足元には踏み跡も着いている。
243mピ-クへの上り尾根ではやや左に巻きながら歩きよいところを選びながら登る。
243mピ-クを過ぎて、少し下り気味に北へと進んでいくと、尾根端ちょっと手前で二段巻きの赤テ-プがあるので、これを左方向に角度を変え、進むと足元には小さな赤い町境杭が現れるので、それを辿るとよい。
因みに、二段巻きテ-プのところから尾根筋に北へと進むと、そこから先は灌木の茂みでした。
下ってる途中で、前方に高尾木山の鋭角な頂が見え出す。
ここから峠まではもうどれほども時間が掛からない。
斜面に坐って最後のコ-ヒ-タイムとした。
少し疲れたので苦いブラックは止めて、甘い抹茶オレとした。
コンビニで買ってきたロ-ルケ-キをポ-チから取り出したが、ペチャンコに潰れていて、なんだか蚊取り線香の渦巻きようで、食べてもボリュウム感まるでなし。
山での甘い物はすぐに疲れを取ってくれる。
こもれびの落ちる四国電力送電線鉄塔巡視路へ出て、左へとその巡視路を辿っていくと、仁尾線11番鉄塔の真下。
そこからは高尾木山がすぐ目の前に聳え、振り返ると真平山から派生する243mピ-クの北端の尾根肩が見えていた。
詫間側のスピ-カ-からなにやら地域住民へのお知らせの放送が流れてくる。
なにを言ってるのか耳を澄ませたが、よくわからない、防災に関することのようだ。
鉄塔をさらに北への薄い踏み跡を辿るとNTTドコモ電波塔、裏に回って、左下方へと下り…
14:36、見覚えのある加嶺峠に降り立つ。
相棒の自転車が待ち構えていた。
車道距離はおおよそ8km、チリンチリン~、風を切りながら、仁尾の道を走る。
自転車を止めて、振り返って見ると、道を挟んで右に志保山、左に真平山と243mピ-ク。
海を間近に眺めて…、出発地点の高屋に着いたのは15:21でした。
荘内半島はまだ歩いていない妙見山-横峯山-大浜が今後の楽しみになってきましたが、一度過去に歩いている大浜から紫雲出山を経て半島突先の三崎灯台までを、夏だけは遠慮しながらも、もう一度歩いてみるのもいいかもしれない。
また、横峯山は周回もしてみたいものです。
高屋出発地点9:58-稲積山10:45-三角点・高野山11:10-445mピ-ク(七宝山最高峰)11:27-11:40パラグライダ-基地11:59-志保山12:10-(風穴へ立ち寄り)-吉津峠13:09-真平山13:45-243mピ-ク14:06-加嶺峠14:36-(自転車)-15:21高屋出発地点
※地図上左クリック→グ-グルマップへ移動
最近、あちこちの里山が整備されていますが、吉津峠への下りもどなたか整備されているのですね。
一辺、歩いてみなければ。
蚕を飼っていた風穴、不便な所で買っていたのですね。
子供の頃、もう使ってない蚕小屋があちこち残っていましたが、それらに比べてメリットがあったのでしょうか。
坊主さん
いっぷく峠~佐々連尾山の周回、ご一緒しませんか?
予定コースの内佐々連尾山への尾根は良い尾根でしたよ。あとは歩いてないので判らないですが・・・。
ちゃうちゃう
おはようございます。
今日はよい天気、さ~て午後からどうしましょ?
佐々連さん
お誘いありがとうございます。
中之川周辺は去年の水害で被害を受けたようですが、
西の谷まで車で入れるんでしょうかねえ。
そもそも、軟弱者の私に歩きとおせるかしらん?
あれっ、むらくもさんが渋い顔しとる。
はっはーーん、
戦後の混乱期に財産の没収を逃れるために、
住友財閥がこの辺りの廃坑に財産を隠したんやけど、
ほとぼりがさめて取り出そうとしたときには隠した担当者が亡くなって
場所がわからずそのままになっとる。
とかいうガセネタをどっかから仕入れてきとって、
ツルハシ担いで行く気だったんやな。
人数が増えると取り分が減るんで渋い顔しとんやな。
やめときなはれ。
坑道では地図もGPSも場所によったらコンパスも役にたちまへんで。
わたしら七宝山でも迷子になるくらいなんだから、片道切符間違いなし。
違うかった、花粉症やったわ。
佐々連さん
坊主さん こんばんは
今日はお天気抜群によかったが、こんな日に山へ行きたかった。
昨日出来なかった草刈りをコツコツとやっつけておりました。
まだまだよ~さん残ってるし、しばらく畑通いや。
9日の大山遭難ニュ-ス見ましたか。
夏道から登って、その日に下山予定やったそうやけど、昨日連絡がとれなくなって捜索隊がでたのですが日没。
今日早朝6時から再度捜索隊が出た結果、山頂付近で男性お一人の遺体発見。
その後、残る男女のお二人も発見されたそうですが、意識はないとのこと。
原因はまだ分かっていませんが、雪の多い山だけに、怖いですね。
たしか1月には夏道で雪崩が発生してお一人が巻き込まれたそうですが、救助され助かった。
今回は雪崩が原因かどうかは分かりませんが、7合目あたりで小さな雪崩があったそうです。
雪山は気象や雪質などの条件が悪いと事故が起きやすい。
へ-、そうなんですか、佐々連さんの子どもの頃というと、う~ん十年前、おおかた半世紀?
蚕小屋があったんですか、どんな形の小屋でしたのやろ?
二階建ちで蚕を飼ってるところが涼しくなるよう屋根に空気の抜ける通り道というか、小さな屋根を付けたものなんでしょうか、もうどこにも残ってないんでしょうね。
信州方面では蚕の部屋が暖まるような工夫がされてたそうですが、こちらでは気候が暖かいので、夏の暑さ対策として冷たい風が出る風穴を利用したのだと思われます。
ほんまかいな坊主さん。
わし本気にするけんね。
へ-っ、廃坑に住友財閥の財産が眠ってる。
3億8千万どころじゃないわな、う~むむむ、カマではあかん、やっぱツルハシとハッパのダイナマイトがいるわな。
坑道は長いロ-プやわ、細引き200mくらいでええやろか、持っていくで~。
悪い冗談はおいといて。
道の状態が気になりますが、西の谷には民家はもうないのでしょうか、グ-グルマップのストリ-トビュ-も出ませんね。
一度走ってみるのが一番いいようです、暇に任せて行ってみますわ。
やはり大山は恐ろしいですね。
天候の急変でしょうか。四国と違って本格的な冬山。
そう、50年位前です。
鬼ヶ臼山の隣竜王山のふもと北条集落の外れにありました。仰るとおり、小さな屋根を付けた小屋でした。
年寄りは蚕のことを「おかいこさん」と行って居ました。
良い現金収入だったのでしょう。
西の谷への道ですが、9日に善次郎さんが中ノ川より佐々連尾山に登っているので、少なくとも西の谷分岐までは大丈夫と思います。
人が作り上げたもので、鳥でいえばジュウシマツ、犬でいえばブルドッグ、自然の中に放り出しても絶対に繁殖しない。
ものすごくいい収入源だったそうな、そのおかいこ様もいまではさなぎ粉といって、釣りのエサになってるらしい。
釣り餌を作るときに買ったことあるわ。
道路情報ありがとさんです。
西の谷分岐から西の谷までわずかに一キロ半の道程、途中で荒れていて車が通れなくても、歩いて行けるね。
ということで、下見はや-めた。
伯耆大山の事故、助からなかったようですね。
お気の毒です。
今日は気温も急上昇して暑い一日になりました。
今晩は強風が吹くようで雪崩も気を付けないといけないようです。
飯野山のミスミ草さき始めましたよ。岩場のアマナももうすぐのようです。
また時間が取れれば奥様方もご一緒に飯野山でコーヒーでもいかがです?
もちろん、坊主様のことを」忘れてはいません。
お茶だけでもお付き合い下ればありがたいことです。
今日は暖かい日でしたね。
自転車通勤でしたが、夕方は春独特の香り?がしました。
飯野山、是非お願いします。
土日はいつもOKです。
アンジーちゃんにも会えますかね。
かごめは留守番ですが・・・。
佐々連さん こんばんは
一昨日昨日と二日続けて草刈りしたら、筋肉痛になるし、頭痛もするしで、今日は冴えない一日でした。
雨が降って丁度良かった、ぐうたらぐうたらしてたら、治ったけどね。
こういうのって、ぐうたら病?
伯耆大山あきませんでしたね~、年齢的にはまだまだこれからも山歩きを楽しめただけに、残念、ご冥福をお祈りします。
日本列島を挟み込むような低気圧が西日本に掛かってましたね。
9日の午前中は擬似天候だったそうで、風もなく雲間に薄日が差していたとか、3時前には一転して吹雪に変わったとか、夏山でも場所によれば低体温症の原因になる天候、冬山では一層恐いことです。
飯野山へのお誘いありがとうございます。
ご迷惑でなければ是非、お伺いさせていただきます。
ところで妻なんですが、今週の土曜日は生憎仕事が入っていて、日曜日だけになりそうなんです。
その次の週は土曜と春分もいれて三連休なんですが、そちらのご都合はどうでしょうか?
妻の古顔など見たくなければ、今週の土曜日わたし一人でも行くことにします。
え?お前の方がもっと古顔のボケ顔やて?失礼な、やけどおおてるわ。
佐々連さん
あれほど飯野山に通ってて、久しぶりやなんて、わたしゃどうなるん。
自転車通勤は懐かしいですね~、勤めてるときは早く退職したいと思ってたけど、辞めてみると、懐かしくなるもんですね。人間てご都合主義の勝手な動物やわ。
伯耆大山、残念なことでした。
ベテランぞろいの様ですね。
我々も気を付けて行動しませんと。
飯野山へお誘いするのはいつも気が引けるのですが、いつもハードに歩く間の息抜き
と思って下さるとありがたいです。
つぶあんさん、ピオーネさんが来てくださるならやっぱり花が咲いている時が良いと思いますが如何でしょう。
来週の方がミスミ草も多いと思います。
土曜日、午後でどうですか?
お天気がわかればまたご連絡します。
びっくりしましたね~。
第一報では香川全下震度4でしたが
観音寺、丸亀は4東の方は震度3でした。
震源が伊予灘なので西程強い揺れだったのでしょうか。
皆様お変わりございませんでしょうか。
地震予知に動物を利用する研究もある様。
アンジーは我々より悠然としてましたわ。