陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

北方四島交流イベントに参加しました

2017-08-06 07:37:13 | 勉強
国後・歯舞・色丹・択捉。北方四島です。
島に住んでいるロシア人が北海道に来ています。
スピーチコンテスト&茶話会のお知らせをいただきました。
日本人はロシア語で、ロシア人は日本語でスピーチするというもの。
スピーチの内容は、作文でも詩や小説の朗読でも結構です、とのこと。

日本語を勉強しているロシア人のスピーチ、聴いてみたい☆というのと
私も自分のロシア語がちゃんと通じるかどうか、聴いてもらいたいという動機で参加してみることにしました。
本当なら、自分の考えを作文にしてスピーチするのがベストですが、案内をいただいてから当日まで10日ほどしかなく、構想→作文→発音まで完成させるのは無理だし、今の自分にはハードルが高すぎる!交流を楽しむ余裕が無くなっちゃう!ということで、自分で勉強しているロシア語学習書にあるよさそうなのを選んで、付属のCDを聴きながら発音練習して本番に臨みました。電話での会話です。
できれば、暗記したかったのですがそこまでおぼつかず。それでも、「失礼ですがどちらさまですか?」とか「○○さんをお願いします」、面白いところでは「どうして私に意地悪するんですか?」など使えそうな言い回しを覚えることができました。
「意地悪する」の表現は、形容詞を変えると「親切にする」になるし、目的語を人から物に変えると「慎重に扱う」とか「ぞんざいに扱う」という風に言い換えられます。

あくまでも交流がメインのアットホームな雰囲気で執り行われるということなので、特に緊張することなくスピーチできました。
チャレンジして良かったです。ロシア語仲間でも参加しようか迷っている人がいましたが、迷うならやってみよう!と言いたいですね。
万全を期すとか、完璧になってから、なんて言っていたらいつまでたってもスピーチなんてできません。そう思っていたら日本語のスピーチであっても無理ですよ。だいたい、ちょっとくらい恥かいても死にませんから☆

ロシア人の参加者は日本語を勉強して間もない方も一生懸命でした。
おおきなかぶを朗読したおじさん。何度も同じところでつっかえてそのたびにフーとため息。そのため息も同じトーンで思わず笑いそうになってしまいました。笑っちゃ失礼だからと必死に我慢していましたが、わたしもほんとにその感じがわかるんです。何度も間違えてしまってハーァ・・。みたいなね。
一生懸命だから知らないうちに肩に力が入っているんですね。だからため息がでる。
そういう共感を持って聞いてしまいます。それが親しみにつながるんだろうと思います。

茶話会では、一つのテーブルに8人ずつ着席、ケーキやアイスクリームを食べながらおしゃべりしました。
実家は国後、今は医者になるためにサンクトペテルブルクで勉強している女の子には日本に来て動物カフェに行ったときの写真や実家で飼っている猫の写真を見せてもらいました。
もうひとりの女の子はアニメやドラマが好きで、ジブリ映画などの話で盛り上がりました。ジブリも君の名は。も、ちゃんとロシア語に訳されて上映されているんですね。

とても楽しく、有意義な時間でした。ありがとうございました。



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