紫苑の部屋      

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東山魁夷の「年暮る」

2017-04-09 11:38:27 | 展覧会&音楽会
信濃の魁夷美術館ですっかり魅せられた東山魁夷の絵画、
同美術館所蔵以外のもので、ずーと見たかったのがこの「年暮る」
これは京洛(けいらく)四季のうちの冬、ということを初めて知りました。
山種美術館には京洛四季の4点があり、今回並んで展示されて、
この京の移りゆく四季がいっそう美しく感じられるのでした。

春静-鷹ヶ峰 この峰の色を春山ブルーというそうです。

緑潤う-修学院離宮

秋彩-小倉山

そして年暮るは、魁夷が常泊していた京都ホテルの屋上からの眺めであったという。
牡丹雪の降りしきるなか、小さく灯る明かりがひとつ、二つ、
暖かい眼差しがあります。

「日本画の教科書 東京編」山種美術館 3/26観覧

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