先々週の雪辱を───ということで、またまた布施へチャリこぎGO!
もう随分席は埋まっていましたが、なんとか今回は見ることが出来ました。
「THE有頂天ホテル」です。
封切以来、すごい入りらしいです。
三谷作品てやっぱり注目度がそんなにも高いのだなぁと改めて感じましたですよ。
さて、数多くの「主役を張れるクラスの役者」さんたちが入り乱れて様々な物語を描きつつ一つの物語を構成しているというと、最近見たものだと「大停電の夜に」を思い出します。
あの作品はあれで、設定がパニックなだけでゆっくりと暖かく自然に「それぞれの物語」を語るクリスマスの映画として私はけっこう好きなのですが───
この「有頂天ホテル」はというと、ただでさえ慌しい上に大小のトラブルが次から次へと起こって益々慌しくさせるドタバタした大晦日のリアルタイムの2時間15分を、時に爆笑させ時にほろりとさせ緩急のコントラストも鮮やかに描ききった……という対照的な作品だったと思いました。
こういうものを描かせたらやはり天下一品ですね三谷幸喜。見事としか言いようがありません。
引き合いに出した「大停電の夜に」はメイン登場人物が12人。
こちらは倍近いの23人です。しかも言っちゃなんなんですが前者より大物揃い感高い。それが無駄なく画面を所狭しとウロウロ。全く目が離せません。
心して見ないと疲れてしまうかもしれないけど、その覚悟で見ればかなり濃密に楽しめることうけあいだと思います。
ただ「この一夜」を静かにであろうとドタバタであろうと過ごしたこのたくさんの登場人物たちが最後にはそれぞれ新しい「何か」を見つけている、というのは同じ。前向きで優しいラストなのだと思いました。
【てわけでここからネタバレ】
…とはいってもここで物語のあらすじを緻密に語ってもしょうがないのでいつものように印象に残ったシーンについてバラバラと。
・憲二(香取慎吾)が夢をふっきる為にホテルの仲間に無理やりプレゼントした「夢の象徴」であるギター、バンダナ、幸運のお守り。
これらが回り回って最後に全部憲二の手に戻ってくる。
その時は憲二の心にもすでに変化が起こりつつあったわけですが、それをきっかけにもう一度夢を諦めずに頑張ってみようと決意するシーン。
予告でも使用されている、バンダナを巻いて空に叫ぶシーンです。
ここで私、不覚にもホロリと来ましたよ…。
・鳥好き人間として、単純にあひるの「ダブダブ」が可愛くてもう。凶暴なんだけど。
・武藤田議員(佐藤浩市)は何度日和るんですか(笑)
憲二の歌に感動して思わず「かっこいいスイッチ」が入ってしまったんでしょうね。
確かに、記者会見を開いて汚職を告発したら「かっこいい」かもしれないけど、きっと「かっこつけてる」からこそ後でしんどい思いをするだろうということを元愛人はちゃんと見透かしていて。
でまたそれでアッサリ悪どくても政治家として生き延びる道を選んでしまうあたりひょっとして実はすごく素直なんでしょうかこの人は(笑)
ホテルから脱出する時に新堂に「帰りは遅くなる」と言うシーンは好き。
・憲二の幼馴染のフライトアテンダントは最初からなんかちょっと怪しいと思ってたんですが(そして例の部屋の住人だというのもまあわりと早い段階で見当はついたんですが)その制服がああやって入手したとこまでは気付かなかったっす(笑)
・白塗りで隠れる総支配人(伊東四朗)、最高。
・ハナさん(松たか子)、チャキチャキしててかっこよかった。
………
実際、どのシーンもかなり印象深いので書いていくときりがないことに今気付きました………。
もともと舞台出身だから、役者さんの「間」も大事にしたい……
と三谷監督は語っていたそうで、そんなわけで1シーン1カット。というのは事前に知っていたことです。
しかし実際に見てみると本当にカメラのフレームの外でも役者さんがそれぞれ演技を続けている。そのシーンでメインに撮られている登場人物が動いてそれに伴ってカメラが動くと、そこに、さっきフレームアウトした登場人物がそのまま動いている。大きな大きな「舞台」の作品をカメラで切り取っているようにも見えてきます。実際、そんな感覚で役者さんは演じてたのかもしれません。
私は「舞台」は見ない人ですが(それは興味がないからではなく、舞台にまで手を広げたら首が回らなくなりそうだからでして絶対見たらはまってしまうんですよ…)見ない人なりにそんな風に感じたりしました。
監督の狙いだっただろうそんな緊張感が、一時も飽きさせずに新年までの2時間ちょっとを一気に見せる推進力になってもいたかなと。
というわけで、これはDVD買ってでもあと何回も見てみたい映画でした。
ところで、役所広司以外の、ベルボーイとかは「いらっしゃいませ」って言ってたように聞こえたのは気のせいでしょうか…。
もしDVD買ったらそのへんは確認したいです。そこだけがちょっと気になって。勘違いならよろしいのですが。
もう随分席は埋まっていましたが、なんとか今回は見ることが出来ました。
「THE有頂天ホテル」です。
封切以来、すごい入りらしいです。
三谷作品てやっぱり注目度がそんなにも高いのだなぁと改めて感じましたですよ。
さて、数多くの「主役を張れるクラスの役者」さんたちが入り乱れて様々な物語を描きつつ一つの物語を構成しているというと、最近見たものだと「大停電の夜に」を思い出します。
あの作品はあれで、設定がパニックなだけでゆっくりと暖かく自然に「それぞれの物語」を語るクリスマスの映画として私はけっこう好きなのですが───
この「有頂天ホテル」はというと、ただでさえ慌しい上に大小のトラブルが次から次へと起こって益々慌しくさせるドタバタした大晦日のリアルタイムの2時間15分を、時に爆笑させ時にほろりとさせ緩急のコントラストも鮮やかに描ききった……という対照的な作品だったと思いました。
こういうものを描かせたらやはり天下一品ですね三谷幸喜。見事としか言いようがありません。
引き合いに出した「大停電の夜に」はメイン登場人物が12人。
こちらは倍近いの23人です。しかも言っちゃなんなんですが前者より大物揃い感高い。それが無駄なく画面を所狭しとウロウロ。全く目が離せません。
心して見ないと疲れてしまうかもしれないけど、その覚悟で見ればかなり濃密に楽しめることうけあいだと思います。
ただ「この一夜」を静かにであろうとドタバタであろうと過ごしたこのたくさんの登場人物たちが最後にはそれぞれ新しい「何か」を見つけている、というのは同じ。前向きで優しいラストなのだと思いました。
【てわけでここからネタバレ】
…とはいってもここで物語のあらすじを緻密に語ってもしょうがないのでいつものように印象に残ったシーンについてバラバラと。
・憲二(香取慎吾)が夢をふっきる為にホテルの仲間に無理やりプレゼントした「夢の象徴」であるギター、バンダナ、幸運のお守り。
これらが回り回って最後に全部憲二の手に戻ってくる。
その時は憲二の心にもすでに変化が起こりつつあったわけですが、それをきっかけにもう一度夢を諦めずに頑張ってみようと決意するシーン。
予告でも使用されている、バンダナを巻いて空に叫ぶシーンです。
ここで私、不覚にもホロリと来ましたよ…。
・鳥好き人間として、単純にあひるの「ダブダブ」が可愛くてもう。凶暴なんだけど。
・武藤田議員(佐藤浩市)は何度日和るんですか(笑)
憲二の歌に感動して思わず「かっこいいスイッチ」が入ってしまったんでしょうね。
確かに、記者会見を開いて汚職を告発したら「かっこいい」かもしれないけど、きっと「かっこつけてる」からこそ後でしんどい思いをするだろうということを元愛人はちゃんと見透かしていて。
でまたそれでアッサリ悪どくても政治家として生き延びる道を選んでしまうあたりひょっとして実はすごく素直なんでしょうかこの人は(笑)
ホテルから脱出する時に新堂に「帰りは遅くなる」と言うシーンは好き。
・憲二の幼馴染のフライトアテンダントは最初からなんかちょっと怪しいと思ってたんですが(そして例の部屋の住人だというのもまあわりと早い段階で見当はついたんですが)その制服がああやって入手したとこまでは気付かなかったっす(笑)
・白塗りで隠れる総支配人(伊東四朗)、最高。
・ハナさん(松たか子)、チャキチャキしててかっこよかった。
………
実際、どのシーンもかなり印象深いので書いていくときりがないことに今気付きました………。
もともと舞台出身だから、役者さんの「間」も大事にしたい……
と三谷監督は語っていたそうで、そんなわけで1シーン1カット。というのは事前に知っていたことです。
しかし実際に見てみると本当にカメラのフレームの外でも役者さんがそれぞれ演技を続けている。そのシーンでメインに撮られている登場人物が動いてそれに伴ってカメラが動くと、そこに、さっきフレームアウトした登場人物がそのまま動いている。大きな大きな「舞台」の作品をカメラで切り取っているようにも見えてきます。実際、そんな感覚で役者さんは演じてたのかもしれません。
私は「舞台」は見ない人ですが(それは興味がないからではなく、舞台にまで手を広げたら首が回らなくなりそうだからでして絶対見たらはまってしまうんですよ…)見ない人なりにそんな風に感じたりしました。
監督の狙いだっただろうそんな緊張感が、一時も飽きさせずに新年までの2時間ちょっとを一気に見せる推進力になってもいたかなと。
というわけで、これはDVD買ってでもあと何回も見てみたい映画でした。
ところで、役所広司以外の、ベルボーイとかは「いらっしゃいませ」って言ってたように聞こえたのは気のせいでしょうか…。
もしDVD買ったらそのへんは確認したいです。そこだけがちょっと気になって。勘違いならよろしいのですが。











動体視力が良くないと厳しい映画でしょう?
お年寄りには実は評判がよろしくないんです。
疲れますからねえ・・。
DVD見たらまだまだ新しい発見がありそうです。
っていうか、もう一回観に行けって話ですね(^^;)
ところでオダジョーの歩き方、変でしたでしょ?
でもモノによっては本当に疲れるスピードやテンションのものもあるんですが、意外と緩急がきいててとても気持ちよかったです。
賛否は分かれるでしょうね(^^
>オダジョーの歩き方
変でした変でした!(笑)
そして、膝歩きも!(爆)