まだ「速報」扱いなので、ほぼ内容は同じですが↓
岩隈「最後の結論」オリックス入り拒否
岩隈オリックス入り拒否
ここまでは予定通りです。
非常に無責任で場当たり的なバパ会長の
「岩隈くん、ここはたかが選手のキミが妥協すれば話は早く終わるんだよっていう案」
も、ひとまず顔を立てるという大人の態度で即答を避け2日間おいたものの決意が揺らぐわけはなくこの結論が出るのはわかっていました。
この問題を胸を痛めながら見守っている人で「これで問題は丸く収束する筈だ」だなんて安心している幸せな人はそう多くないでしょう。
私ももちろん、これからが本当の戦いだと認識しています。
なぜなら私は、私たちは、あの6月13日からこちら
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、何度も、何度も、何度も、何度も。
裏切られ続けてきた。
そうおいそれと、幸福な結末を夢想するほどおめでたくはない。
それほど、球界に対する不信感は強く深いのです。
オリックスの小泉社長が
「彼が会長の言葉に『わかりました』と言えばまるくおさまる」
とインタビューに答えているのをテレビで見ました。
また、記事からの抜粋になりますが
「オリックス側としては考えを曲げることはない。何度でも会いたいし、引き続き説得したい。期限は設けない」
とも言っています。
この人は選手がどうなろうとかまわないんです。
だって、「たかが選手」だから。
岩隈が返事をした時に小泉社長は
「楽天には今すぐには出せない。宮内オーナーや(パ・リーグの)小池会長と相談して考える。年内には決めたい」
と答えたそうですね(スポニチ記事より)
同じ一日でもうこれだけ言うことが違ってますよ。
また口先で適当なことを言っただけでしょう。
あー、それとも宮内オーナーに叱られたんでしょうか。
その適当な場当たり発言のせいでここまでこじれてるんじゃないんですか。
直接会って何度も説得を受けた岩隈が、和むどころかどんどん態度を硬化させていったのは何故か?
この人のこういう態度に触れるにつけどんどんと会社に対する不信感を増大させていったのだろうと容易に想像できます。
とにかく、逆ギレしたオリックス宮内・小泉が何をしてくるか。
最後の最後まで安心は出来ません。
野球が好きで好きで。
ドラフト5位で、ファンだったライオンズではない、実家のある東京から遠く離れた大阪の球団に高校を卒業したばかりの10代の男の子が飛び込んだ。
初めて一軍で完投勝利したとき、
「二軍ででも完投なんてしたことなかった」
とはにかんでヒーローインタビューに答えていた、背は高いけどものすごく細い折れそうな身体のスタミナもない20歳の男の子。
頑張って頑張って、一年通してローテを守り、2003年には11完投。
たった四年で、ドラフト5位の痩せた男の子は猛牛軍団のエースと呼ばれるようになった。
多くの高卒選手がそうであるようにもともと好きで来たチームじゃなかったはずだ。
しかし今年そのチームが消滅しそうになった時、
「自分が頑張って、もっとチームが勝てば合併が撤回してもらえるかもしれない」
そう思って投げ続けた。
真夏の直射日光の中、汗を流しながら署名活動もした。
本当に調子が良かったのは合併が発表された6月くらいまでで、その後は綱渡りのような調子の中勝ち続けた。
ライオンズファンの東京っ子がいつのまにかこの大阪のバファローズというチームを
自分のふるさとだと思うようになっていたのだ。
この6カ月間野球をやってきてつらかった───
好きでやっている筈の野球。
それなのに、その野球をやっていてつらかったと。
初めてそう言った。
思い出す。
開幕からの連勝を続けた時、ヒーローインタビューで言ったことを。
「これからも投げる試合は全部勝ち続けたい。勝ちつづけるつもりで投げます」
負けるつもりで投げる投手などいない。
それでも彼の言葉の裏には、
「勝ち続ければチームが残る道がひらけるかもしれないから、勝ち続けなければいけない」
という悲壮な決意が見える。
誰が、こんな思いをさせた?
誰が、彼の、選手みんなの、ファンの心のふるさとを壊した?
「バファローズ」という名前などに騙されるものか。
**********
誤解されると困るので蛇足ながら書いておきますが
私はオリックスでプレーすることを承諾した選手たちのことを批難など当然ですがしません。
選手一人一人、それぞれにバファローズに対する愛情があり誇りがある筈です。
だから、彼らの一つ一つの選択を、大切にしたいと思っています。
繰り返し言ってきたことだけどオリバというチームは応援はできませんが
元近鉄の選手たちは私にとって大事な大事な宝物です。
彼らのどんな選択をも、私は応援しようと思っています。
よかったらこちらの記事もごらん下さい。またなにわっち's Weblogさまの記事です。
「岩隈 根性みせたれー!」
【関連エントリ】
12/14ひどい…
12/13:岩隈ついに怒る?
12/12:21番あいてます
12/9:たまには野球以外の話題と思ったのに
12/5:今日はちょっと黙ってられません。やい張本!!
12/1:センセーショナルな見出し(追記あり)
11/22:クマはどこへ…。
【12/18追記】
にわか日ハムファンのブログさま。
今朝の「おはよう朝日です」(関西ローカルの朝番組)に岩隈が出演しインタビューに答えたそうです。
その内容を起こして下さってます。新聞記事読むよりこれ読んで下さい。
その新聞記事
岩隈、あらためてオリックス拒否
岩隈やっぱり楽天希望!『オリックスで1年プレー』案拒否
結論出ず!岩隈問題、法廷闘争も
岩隈オリ拒否「最後の結論」
小泉球団社長 交渉継続を強調
無念の仰木監督「冷却期間を」
選手会HP
岩隈選手から、本日の記者発表を踏まえ、ファンのみなさまへのメッセージが届いています。
【12/18追記そのに】
">12/14ひどい… でも紹介しました、
ハムぞーの「職業野球研究所」さまの記事の続編です。
【12/19追記】
ノーリーズン再びさまの記事でもこの問題を検証されてます。
野球協約などを呈示しつつも非常に見やすくまとめてあります。
私の不得意分野なので人の記事に頼りっぱなしだ(笑)
岩隈「最後の結論」オリックス入り拒否
岩隈オリックス入り拒否
ここまでは予定通りです。
非常に無責任で場当たり的な
「
も、ひとまず顔を立てるという大人の態度で即答を避け2日間おいたものの決意が揺らぐわけはなくこの結論が出るのはわかっていました。
この問題を胸を痛めながら見守っている人で「これで問題は丸く収束する筈だ」だなんて安心している幸せな人はそう多くないでしょう。
私ももちろん、これからが本当の戦いだと認識しています。
なぜなら私は、私たちは、あの6月13日からこちら
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、何度も、何度も、何度も、何度も。
裏切られ続けてきた。
そうおいそれと、幸福な結末を夢想するほどおめでたくはない。
それほど、球界に対する不信感は強く深いのです。
オリックスの小泉社長が
「彼が会長の言葉に『わかりました』と言えばまるくおさまる」
とインタビューに答えているのをテレビで見ました。
また、記事からの抜粋になりますが
「オリックス側としては考えを曲げることはない。何度でも会いたいし、引き続き説得したい。期限は設けない」
とも言っています。
この人は選手がどうなろうとかまわないんです。
だって、「たかが選手」だから。
岩隈が返事をした時に小泉社長は
「楽天には今すぐには出せない。宮内オーナーや(パ・リーグの)小池会長と相談して考える。年内には決めたい」
と答えたそうですね(スポニチ記事より)
同じ一日でもうこれだけ言うことが違ってますよ。
また口先で適当なことを言っただけでしょう。
あー、それとも宮内オーナーに叱られたんでしょうか。
その適当な場当たり発言のせいでここまでこじれてるんじゃないんですか。
直接会って何度も説得を受けた岩隈が、和むどころかどんどん態度を硬化させていったのは何故か?
この人のこういう態度に触れるにつけどんどんと会社に対する不信感を増大させていったのだろうと容易に想像できます。
とにかく、逆ギレしたオリックス宮内・小泉が何をしてくるか。
最後の最後まで安心は出来ません。
野球が好きで好きで。
ドラフト5位で、ファンだったライオンズではない、実家のある東京から遠く離れた大阪の球団に高校を卒業したばかりの10代の男の子が飛び込んだ。
初めて一軍で完投勝利したとき、
「二軍ででも完投なんてしたことなかった」
とはにかんでヒーローインタビューに答えていた、背は高いけどものすごく細い折れそうな身体のスタミナもない20歳の男の子。
頑張って頑張って、一年通してローテを守り、2003年には11完投。
たった四年で、ドラフト5位の痩せた男の子は猛牛軍団のエースと呼ばれるようになった。
多くの高卒選手がそうであるようにもともと好きで来たチームじゃなかったはずだ。
しかし今年そのチームが消滅しそうになった時、
「自分が頑張って、もっとチームが勝てば合併が撤回してもらえるかもしれない」
そう思って投げ続けた。
真夏の直射日光の中、汗を流しながら署名活動もした。
本当に調子が良かったのは合併が発表された6月くらいまでで、その後は綱渡りのような調子の中勝ち続けた。
ライオンズファンの東京っ子がいつのまにかこの大阪のバファローズというチームを
自分のふるさとだと思うようになっていたのだ。
この6カ月間野球をやってきてつらかった───
好きでやっている筈の野球。
それなのに、その野球をやっていてつらかったと。
初めてそう言った。
思い出す。
開幕からの連勝を続けた時、ヒーローインタビューで言ったことを。
「これからも投げる試合は全部勝ち続けたい。勝ちつづけるつもりで投げます」
負けるつもりで投げる投手などいない。
それでも彼の言葉の裏には、
「勝ち続ければチームが残る道がひらけるかもしれないから、勝ち続けなければいけない」
という悲壮な決意が見える。
誰が、こんな思いをさせた?
誰が、彼の、選手みんなの、ファンの心のふるさとを壊した?
「バファローズ」という名前などに騙されるものか。
**********
誤解されると困るので蛇足ながら書いておきますが
私はオリックスでプレーすることを承諾した選手たちのことを批難など当然ですがしません。
選手一人一人、それぞれにバファローズに対する愛情があり誇りがある筈です。
だから、彼らの一つ一つの選択を、大切にしたいと思っています。
繰り返し言ってきたことだけどオリバというチームは応援はできませんが
元近鉄の選手たちは私にとって大事な大事な宝物です。
彼らのどんな選択をも、私は応援しようと思っています。
よかったらこちらの記事もごらん下さい。またなにわっち's Weblogさまの記事です。
「岩隈 根性みせたれー!」
【関連エントリ】
12/14ひどい…
12/13:岩隈ついに怒る?
12/12:21番あいてます
12/9:たまには野球以外の話題と思ったのに
12/5:今日はちょっと黙ってられません。やい張本!!
12/1:センセーショナルな見出し(追記あり)
11/22:クマはどこへ…。
【12/18追記】
にわか日ハムファンのブログさま。
今朝の「おはよう朝日です」(関西ローカルの朝番組)に岩隈が出演しインタビューに答えたそうです。
その内容を起こして下さってます。新聞記事読むよりこれ読んで下さい。
その新聞記事
岩隈、あらためてオリックス拒否
岩隈やっぱり楽天希望!『オリックスで1年プレー』案拒否
結論出ず!岩隈問題、法廷闘争も
岩隈オリ拒否「最後の結論」
小泉球団社長 交渉継続を強調
無念の仰木監督「冷却期間を」
選手会HP
岩隈選手から、本日の記者発表を踏まえ、ファンのみなさまへのメッセージが届いています。
【12/18追記そのに】
">12/14ひどい… でも紹介しました、
ハムぞーの「職業野球研究所」さまの記事の続編です。
【12/19追記】
ノーリーズン再びさまの記事でもこの問題を検証されてます。
野球協約などを呈示しつつも非常に見やすくまとめてあります。
私の不得意分野なので人の記事に頼りっぱなしだ(笑)
いま、こちらの岩隈ストーリーを読んでいて、彼が近鉄に入団してきた頃のことを思い出しました。
ヒョロヒョロの“もやしっこ”でした。藤井寺で最初にそのピッチングをみたとき、球速140も出てなかったんじゃないかなぁ。ここだけの話、私の興味は同期の宮本の方にいってました。
あれよあれよとエースになってしまうから人生は面白い。けれども、その努力によって手に入れたものは合併球団からの強制プロテクトなら、人生って怖い。
まぁ、どこでやるにせよ、本人が納得できる環境に落ち着かせてやりたいです。「わがまま」を言ってるんじゃないこと、よく分かってますから。
なにわっちさんの書かれることがすごく好きで、他の人にも読んでもらいたくて、つい紹介させていただいてます(笑)
優勝した年のビデオを見ると、本当にまだヒョロヒョロで。
今でも十分細いのに「まだこんなに細かったのかー!」と驚きます。
彼が心から笑って新しいユニフォームに袖を通す日が一日も早く来るよう祈っています。
オリックスバッファローズファンの方には非常に申し訳ないんですが、イメージが北●鮮と被ってきました。折れない所とか、非を認めない所とか。
岩隈~!負けるな~!!って感じです。
するかもしれませんね、楽天側もどうやら
それを望んでいるようです。
選手会HPに岩隈のコメントが出ていましたね
礼儀や筋を通してきた彼らしいそんな
コメントでした。
宗リンも心配していました。
何とか意思を汲んだ形で年内に決着つけて欲しいです。
ほんとに、一刻も早く岩隈を解放してもらいたいです(涙)
こんなんじゃほんとに来期どこへ行っても実力発揮は望めないかもしれない…。
異邦人さん
はい、選手会HPのコメントは追記でのっけました。
きちんとしたコメントだなぁ。その上ちゃんとその悔しい気持ちが伝わってきます。
選手会に一任するということで…
合併を阻止できなかった、「約束」を「口約束」で留めてしまったというツメのあまさを反省して徹底的にやってもらいたいです。
ミスチルファン1974さん
本当です。このままじゃオリバ行った選手も落ち着きませんよね。
赤い字で書かれた岩隈投手の話を読みながら、涙が出てきました。
この話をオリックス関係者にも読んでもらいたい・・・と思ったのですが、私達とは考えが全然違う人の心にはきっと響いていかないでしょうね。
寂しいですね。
一日も早く、岩隈投手が練習に専念できるようになる事を祈ります。
年内に決着しないと、オリは本当に世間を敵に回すし(もう手遅れですが)、選手もかわいそうです。
クマの「6ヶ月間…」のコメントを新聞サイトで読んだら
悔しくて悔しくて思わず泣きながら書いてしまいました(苦笑)
どんなに沢山のファンが泣きながら訴えても響かなかった人たちですからね…。
今更「ファンの方に喜んでいただけるように」などと言われても
信用できるかぁ!!と激怒しきりです。
かわじろさん
本当に、何のためにあそこまでやるのか、もう「岩隈の希望をかなえてやらないこと」が目的になってるとしか思えない対応でほとほと困りものです…。
その視界には選手もファンも何も利益さえも何も写っていないかのようです。
この時期は、選手にとって次期シーズンへ向けての英気を養う大切な時間だと思います。
来期以降のパフォーマンスにダメージが無い様に願いたいです。
また、この問題は岩隈選手が他球団(楽天有力ですが)へ移籍したら終わりではないと思います。
このままだと、オリックス球団社長が「世論」と「オーナー」の板ばさみで、スケープゴートにされて終わりになってしまうと思いますが、多分彼も「悪い奴」というわけではなくて、単純に「決定権」が彼には存在しないのだと思います。
ではなぜ、「決定権」を持たないトップされる人間と、話し合いを続けていかなければいけなかったかが本当の問題のような気がします。