〜『スポーツ 自転車』 専門 の 自転車屋 〜【親輪社】店長の日々!!

人と人との絆を大切にする昔ながらの八百屋さんや魚屋さんのようにあえて「自転車屋!」と名乗ります。

リヤカーチューブ交換

2016-02-25 | 日記
いやぁ~~ 本日のタイトル作業、、、実はかなり腰がひけておりました。

と、言いますのは、BE規格のリヤカータイヤチューブ交換は大変だ!と、聞いておりましたので
本音は逃げたいところでした。

しかし、依頼主が当店「道反対の地区」お祭り担当者からの依頼となれば、、、ひと肌脱がなければ!
と、腕まくりです。


当店前道が境界線となり、道反対は隣地区となるのですが、そのお隣さんの「お祭り」は盛大です。

その盛大なお祭りを毎年開催するのですが、今年は特に特別!

日本三大奇祭と言われる諏訪の御柱と合わせ、当地周辺でも何か所か御柱祭りを開催します。
(当店地区は、御柱は無し)

その何か所かの一つが当店前の「お隣さん地区」なのです。
このリアカーに「出し物」を 手作りして地区を練りまわりお祭りを盛り上げるのです。


お祭り担当者いわく「6年前のまま、本番になにかあっては!」と、当店に持ち込まれました。

ひぁや~~責任重大!しかも、慣れない整備となり、、、緊張感タップりで作業しました。

ご覧ください!

基本、クリンチャータイヤと同じ構造ですが、リムテープがありません。


「耳」と呼ばれる部分が、タイヤ自体にあります。


この写真でわかります? 丁度、タイヤから一体の耳でチューブを左右から包み込むような恰好で組み上げます。


ですから、バルブ部はこのような切欠きがあります。ここをバルブに合わせて組み付けてます。

この耳にバルブ逃げをカットする工具がこちら!

当店初代の工具です。


ここで、U字にカットします。今回はチューブ交換作業ですから、この工具の出番はありません。


お預かりしましたリヤカーには、なんとブレーキドラムが左右あります。

本当なら、簡単にタイヤを単品で外せるのですが・・・・



結局、リヤカーから、ホイール&タイヤを外すことなく作業しました。

盛大なお祭りになることを祈るばかりです。