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牛乳パックのまま作れるヨーグルトメーカー

2009-11-11 07:44:14 | Weblog
富士パックス販売 ヨーグルトメーカー Y-1000

富士パックス販売

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「流行は繰り返す」とはよく言ったもので、十数年前にも“ヨーグルトきのこ”なるものの出現により「ヨーグルトは自分で増やす」が流行しました。そして、ここ最近の健康志向や節約傾向からくる内食ブームで、再びヨーグルト作りのちょっとしたブームが訪れている。「ケフィア」や「カスピ海」など、美容と健康によいといわれるいろいろな種類のヨーグルトの種菌が市販されたことと、それを受けるように、ヨーグルトメーカーが各種登場し、手間をかけずに好みのヨーグルトが増やせるようになったことが流行の一因でしょう。
そこで今回は、数あるヨーグルトメーカーの中から比較的リーズナブルで扱いやすい“ヨーグルト作りビギナー”にピッタリと思われるモデルをピックアップ。実際にヨーグルトを作ってみた使用感をレポートします。
ひと昔前……、といっても、もう20年以上前になるだろうか。「ブルガリアヨーグルト(当時は、種菌として使えるようなプレーンヨーグルトがあまりなかった)を少し食べ残しておき、そこに牛乳を足しておくとヨーグルトになる」というのが流行した(はず)。「とっても経済的!」ということで話題になったが、温度管理が面倒で手間がかかるし衛生面でも管理が行き届かず、結局「結構面倒……」と感じる人が多く、あっというまに下火になり、わが家でも数ヶ月しか続かなかったという記憶がある。

今は、比較的手ごろな価格で手に入る電気式の「ヨーグルトメーカー」が多く存在するので、昔のように“温度計を見ながら管理”などということはないのだが、やはり、「手軽」「手ごろ」「衛生的」という条件は変わらない。そこで今回は、そんな必須条件や筆者のキッチン環境などを踏まえ、ヨーグルトメーカー選びの条件を以下に絞ってみた。


■本体サイズはできるだけコンパクト

■衛生的に作れる

■使用後の手入れがラク

■温度調整機能がある(プレーン以外にも対応)

■上限で5,000円前後


上記条件でチェックしたところ、ほぼすべての条件を満たす製品だったのが、今回紹介するタイガーの「ヨーグルトメーカー CHD-C100」(以下、CHD-C100)だ。CHD-C100は、本体サイズが10.5(幅)×13.7(奥行き)×27(高さ)cmと、とてもコンパクトなのが魅力。だが、最大の魅力は、牛乳パックをそのまま容器として使用できることだ。自宅でヨーグルトを増やすときに気をつけたいのが、なんといっても「衛生面」。 “ヨーグルトを増やす”ということは、種菌を増殖させるということなので、雑菌の侵入は禁物なのである。その点、牛乳パックをそまま醗酵の容器として使用できるCHD-C100なら、容器を熱湯で消毒するといった準備が必要ないので、非常に手軽かつ衛生的なのである。

なお、「温度調整機能」について、プレーン以外にも、美容と健康によいといわれる「カスピ海ヨーグルト」にも興味があったので条件としてあげたが、カスピ海ヨーグルトの種菌粉末を使用した場合、ヨーグルトメーカーで作る前に種菌を8~24時間程度培養するという手間があるのだ。“プレーンヨーグルトで十分”というならば、温度調整機能のない(プレーンのみ培養可能)「CHD-B100」を検討するのもよいだろう。
取扱説明書によれば、「発酵時間によりできあがりの味をコントロールできる」とあり、目安は、「まろやか(8時間)→たべごろ(10時間)→すっぱい(12時間)」となっている。筆者は酸味の強いヨーグルトが苦手なので8時間後に電源を切った。醗酵後は固体化して体積が増えたのか、牛乳パックはパンパンに膨れていた。中を確認したところ、“ホッカホカ”な状態なのでややにおいが鼻につく感じ。このあたたかいヨーグルトを味見する気にはなれなかったが、見た目はやや緩めのヨーグルトといったところ。「できあがったら早めに冷蔵庫へ」とあるので、即冷蔵庫へ。

しっかり冷やされたヨーグルトは、なかなかの出来だ。見た目も味も、舌触りも、種のヨーグルトとほぼ同じといってよい。いろいろなヨーグルトで増殖を試してみたが、いずれもできあがったヨーグルトの味や舌触りは、ほぼ種菌としたヨーグルトそのものであった。ちなみに、フルーツやゼラチン・寒天の入ったヨーグルトではちゃんと発酵する事ができないためヨーグルトを作ることはできない。なお、ヨーグルトの乳酸菌は世代を重ねると弱ってしまうため、自家製のプレーンヨーグルトは種菌として使ってはいけないと取扱説明書にある。どうやら、無限増殖的にクローンヨーグルトを作るということは無理なようである。
いろいろなヨーグルトで増殖を試してみたが、できあがったヨーグルトの味はほぼ種菌としたヨーグルトの味そのものであった。ちなみに、フルーツやゼラチン・寒天の入ったヨーグルトではヨーグルトを作ることはできない。なお、ヨーグルトの乳酸菌は世代を重ねると弱ってしまうため、自家製のプレーンヨーグルトは種菌として使ってはいけないと取扱説明書にある。どうやら、無限増殖的にクローンヨーグルトを作るということは無理なようである。

CHD-C100は、作るのが簡単なのもさることながら、牛乳パックをそのまま利用するので使った後の手入れがほぼ不要という点が非常によい。ただ、市販のヨーグルトと違い、密封されていないので、冷蔵庫に入れておけばどんどん発酵が進む。毎日ヨーグルトを食べる人や、家庭で食べる分には問題ないが、さほど量を食べないという人は“好みの味のうちに食べきれない”ということになってしまうかもしれない。