Howl movie Trailer ハウルの動く城
映画の出だしは霧の中からハウルの動く城が、
のそのそ歩いて高原に姿を見せるところから始まります。
それが放牧を行う農夫の姿の向こう側を通過してメインタイトルが登場します。
映画の動く城は四本足の生えた巨大な昆虫のような姿をしていますが、
原作では「四つの煙突を生やした空中の城」とも書かれています。
そのまま解釈すれば、煙突付ラピュタのような姿になりそうです。
そしてタイトルの後、
帽子屋の仕事場で、売り物の帽子に飾りを縫い付けているソフィーが登場します。
ドアの向こうで店員たちがハウルの城を見つけて窓辺に駆け寄り、
魔法使いハウルの噂話をしています。
「いゃあねぇ」等と言っていますが、特に驚愕している様子はありません。
この世界では魔法使いは脅威ではないのです。
ソフィーは興味をひかれた風でもなく、
お祭りに出かけていく娘たちを「仕事がまだ残っているから」と
見送ります。
ひとあし遅れてソフィーも店を出るのですが、
これだけのシーンでは彼女はお針子さんのようにも見えます。
本当は彼女は帽子屋の跡取り娘なのですが。
原作の第一章はハッター家の全体の紹介から始まっています。
ソフィーは帽子屋の三姉妹の長女として生れました。
学校へ行き、妹たちの世話をする日々でしたが、
インガリー国では「荒野の魔女」
が宮廷魔術師のサマリンを倒してしまい、
頼みの王様の弟ジャスティン王子も逃出す始末。
そんなところ、ソフィーの父、ハッター氏が急死しました。
残された継母ファニーは、次女のレティーをパン屋の見習いに、
三女のマーサを知合いの魔法使いの弟子に、
ソフィーを帽子屋の跡取りとし、三姉妹は別れ別れになりました。
がやがや町には動く城が現れ始め、
誰もが荒野の魔女の侵略だと思っていましたが、
どうやら魔法使いハウルの城のようです。
ハウルは若い娘たちの心臓を食らう残酷な魔法使いだとの
噂でした。
ソフィーは帽子屋として腕を上げていきましたが、
次第に帽子以外の話相手がいなくなりました。
春になると、帽子の売行きはよくなり大忙しとなりました。
ソフィーは夜遅くまで帽子を仕上げる日が続き、
ある時鏡を見て、オールドミスのような自分の姿にがっかりしています。
五月祭の日、
ソフィーは決心をしてレティーに会いに行くことにしました。
しかし、町の雑踏にさえ怯える始末、
若者(実はハウル)にナンパされかかり、
慌ててレティーのパン屋に逃込みました。
レティー持前の美貌がすでに大人気で、パン屋は大繁盛でした。
しかし、レティーと思って話すと、
「驚かないでね、わたし、マーサよ」
魔法使いに弟子入したはずのマーサが答えました。
インガリー王国、がやがや町といった名称は原作の中に出てくるだけで、
映画で呼称はありません。
後ろの場面でソフィーが空からがやがや町を見下ろすのですが、
単に私の住んでいた町、とだけ呼んでいます。
ジャスティン王子は映画には登場せず、
サリマンや荒野の魔女にまわる説明もずっと後です。
五月祭の町は人出で賑わっているのは原作も一緒ですが、
映画では軍人のパレードが登場し、
季節の祭りでなくて戦争にまつわる式典の日なのかもしれません。
原作ではソフィーはいきなりハウルにナンパされますが、
映画でははじめに声をかけたのは軍人のふたり組みで、
ハウルは絡まれているソフィーを助けるように登場します。
が彼は荒野の魔女の使い魔のゴム人間たちに追われており、
「すまない、君を巻き込んでしまったようだ」と
手に手を取って空を飛んで逃げます。
もちろんソフィーは大口開けて驚きますが、
広場の人ごみの頭上を闊歩するように飛ぶふたりに、
メインテーマ曲が被さり、どこか空中ダンスのような軽やな演出がされています。
ここは恋の予感と冒険のはじまりを印象付ける場面となっています。
ハウルはソフィーを…
続きはネタバレになるので、この続きは
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて「ハウルの動く城」映画原作小説、映画脚本対比レビュー公開
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映画の出だしは霧の中からハウルの動く城が、
のそのそ歩いて高原に姿を見せるところから始まります。
それが放牧を行う農夫の姿の向こう側を通過してメインタイトルが登場します。
映画の動く城は四本足の生えた巨大な昆虫のような姿をしていますが、
原作では「四つの煙突を生やした空中の城」とも書かれています。
そのまま解釈すれば、煙突付ラピュタのような姿になりそうです。
そしてタイトルの後、
帽子屋の仕事場で、売り物の帽子に飾りを縫い付けているソフィーが登場します。
ドアの向こうで店員たちがハウルの城を見つけて窓辺に駆け寄り、
魔法使いハウルの噂話をしています。
「いゃあねぇ」等と言っていますが、特に驚愕している様子はありません。
この世界では魔法使いは脅威ではないのです。
ソフィーは興味をひかれた風でもなく、
お祭りに出かけていく娘たちを「仕事がまだ残っているから」と
見送ります。
ひとあし遅れてソフィーも店を出るのですが、
これだけのシーンでは彼女はお針子さんのようにも見えます。
本当は彼女は帽子屋の跡取り娘なのですが。
原作の第一章はハッター家の全体の紹介から始まっています。
ソフィーは帽子屋の三姉妹の長女として生れました。
学校へ行き、妹たちの世話をする日々でしたが、
インガリー国では「荒野の魔女」
が宮廷魔術師のサマリンを倒してしまい、
頼みの王様の弟ジャスティン王子も逃出す始末。
そんなところ、ソフィーの父、ハッター氏が急死しました。
残された継母ファニーは、次女のレティーをパン屋の見習いに、
三女のマーサを知合いの魔法使いの弟子に、
ソフィーを帽子屋の跡取りとし、三姉妹は別れ別れになりました。
がやがや町には動く城が現れ始め、
誰もが荒野の魔女の侵略だと思っていましたが、
どうやら魔法使いハウルの城のようです。
ハウルは若い娘たちの心臓を食らう残酷な魔法使いだとの
噂でした。
ソフィーは帽子屋として腕を上げていきましたが、
次第に帽子以外の話相手がいなくなりました。
春になると、帽子の売行きはよくなり大忙しとなりました。
ソフィーは夜遅くまで帽子を仕上げる日が続き、
ある時鏡を見て、オールドミスのような自分の姿にがっかりしています。
五月祭の日、
ソフィーは決心をしてレティーに会いに行くことにしました。
しかし、町の雑踏にさえ怯える始末、
若者(実はハウル)にナンパされかかり、
慌ててレティーのパン屋に逃込みました。
レティー持前の美貌がすでに大人気で、パン屋は大繁盛でした。
しかし、レティーと思って話すと、
「驚かないでね、わたし、マーサよ」
魔法使いに弟子入したはずのマーサが答えました。
インガリー王国、がやがや町といった名称は原作の中に出てくるだけで、
映画で呼称はありません。
後ろの場面でソフィーが空からがやがや町を見下ろすのですが、
単に私の住んでいた町、とだけ呼んでいます。
ジャスティン王子は映画には登場せず、
サリマンや荒野の魔女にまわる説明もずっと後です。
五月祭の町は人出で賑わっているのは原作も一緒ですが、
映画では軍人のパレードが登場し、
季節の祭りでなくて戦争にまつわる式典の日なのかもしれません。
原作ではソフィーはいきなりハウルにナンパされますが、
映画でははじめに声をかけたのは軍人のふたり組みで、
ハウルは絡まれているソフィーを助けるように登場します。
が彼は荒野の魔女の使い魔のゴム人間たちに追われており、
「すまない、君を巻き込んでしまったようだ」と
手に手を取って空を飛んで逃げます。
もちろんソフィーは大口開けて驚きますが、
広場の人ごみの頭上を闊歩するように飛ぶふたりに、
メインテーマ曲が被さり、どこか空中ダンスのような軽やな演出がされています。
ここは恋の予感と冒険のはじまりを印象付ける場面となっています。
ハウルはソフィーを…
続きはネタバレになるので、この続きは
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて「ハウルの動く城」映画原作小説、映画脚本対比レビュー公開
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原作についてはNO知識だったんですけど、こうして拝見すると、映画がいかにキャラ設定を端折ってたかが、よくわかりますね。
もう少し、各キャラとその相関関係について描き込めていれば、もっとわかりやすい映画になったのではないかと、残念な気がします。
原作との比較も面白いですね。映画を見て、原作を読もうか、かなり迷っているのですが、原作は読みづらいとのことで、ますます迷いは深まりそうです…
ねたばれのリンク先では過去の「魔女の宅急便」などの映画・原作比較も取り上げていますが、「ハウルの動く城」では、冒頭部分だけでも説明不足のまま人物が登場しているなど、結構あらっぽいです。
「ハウル」では当初、東映アニメーションの若手を監督に招く予定だったそうです。ベテランぞろいのジプリの中で監督が最年少ということになってしまい、最終的に降板。宮崎さんは後始末の監督就任だったようです。夏休み公開予定が十一月になったのもそこいらへんのゴタゴタが響いたためでは!?
映画をいきなり見てしまった私は
背景が見えてこなくて 理解不足なままです
TBありがとうございました^^
私もさせていただきますね♪
危惧されていたキムタクの声、とっても良かったですよね。
逆TBおそれいります。ありがとー。
はじめまして
トラックバックありがとうございました。
こちらからもいたしました。
ちょっと内容が違うかも知れませんが、
ハウルつながり? ということで・・・。
公開翌日に私も見に行きましたよ。
相変わらず飛びますねぇ〜宮崎監督の映画は。
DVD発売のときはぜひ、赤や青じゃないことを
願ってます。
ジプリの世界を語るのに久石先生抜きでは考えられませんからね。トラバは当然ということでして。これからもよろしく。
ここに来て原作があるんだって事を始めて
知りました
映画を観た後だけど こちらの原作の紹介を
読んでるうちに 原作本を読みたいっと
感じました。
映画は映画でそれなりに楽しめたので良かった
って言うのが感想です。
なおなおより