ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

#18 空と友達になるためには、どうしたらいい?

2017-06-30 16:17:46 | Weblog
十八曲目。第3部の四曲目。「Good times, Bad times」(trash box jam The Band 2nd, the room404に収録)。

良い時も悪い時もある。
良いことがあるから悪いことがある。
悪いことがあるから良いことがある。

しんぐくんの古〜いアルバム、20代の名作に「Trouble from Heaven」というのがある。

直訳すると、「神様からの試練」といったところだろうか。

「なんでオレばかり、こんな目に遭わなければならないんだ・・・」

そんなことを思い、ずっと空を睨みながら過ごしていた日々。

「やってられるか!」と叫び、空に向かって舌打ちをしながら、アリ塚を蹴飛ばしながら過ごしていた日々。

僕のココロはきっと、良いことよりも悪いことに支配されていた。そんな日々。


この身に降りかかった災いが、全部笑い話に変わったという話は少し前に書いた。

この身に降りかかった災難が笑い話に変わるとともに、それを乗り越えた自分が少し成長したような、そんな気さえした。

「よく乗り切ったなぁ。。。偉いなぁ、すごいなぁ、オレ」という感じである。


旅のテーマは「Welcome to trouble」である。
直訳すると、「災いよやって来い」といったところだろうか。

ロンドンのヒースロー空港の税関で止められた。不法滞在、不法就労の疑いで、取調室に連れて行かれ半日の間拘束された。

「おぉ、トラブルじゃないか。・・・でも。ちょっと違う。これはちょっと違う。・・・まだ空港じゃないか。旅が始まっていないじゃないか。これは、オレの力で乗り越えられることなのか?」

と、税関の取調室で自問自答。どうしようもないことは、必ずある。


パリ近郊の公園の芝生の上に寝転がりながら、巻きタバコを吸っていた。
青い空に向かって白い煙をプハーっと吐き出す。この上なく気持ちの良い一日だ。
目を閉じてみたり、目を開いてみたり。気持ちが良くてうたた寝をしてしまいそうだ。

ふと気がつくと、寝転ぶ僕は警官に取り囲まれていたりする。

「これ、大麻でしょ?大麻よね?大麻に決まってるわ」と、女警官が言う。

「大麻じゃないよ、巻きタバコだよ」と僕は言う。

「いいえ、これは大麻よ。この巻き方は大麻じゃないの。あなたは大麻を吸っているのよ。逮捕だわ。逮捕だわよ」

「違うよ。これは巻きタバコだってば。僕が大麻を吸うような人間に見えますか?」

「・・・完全に、見えるわ。逮捕ね」

僕は警官四人に囲まれながら、座ったまま自分のアゴのあたりを撫でる。「あぁ、そういえば、髭が伸びたなぁ。だからかぁ・・・」


モナコ、モンテカルロ。コートダジュールの海辺。宝石の海岸。たくさんの海水浴客。
コートダジュールまで来て泳がないわけにもいかない。いや、むしろ、泳ぎたい。

宝石の海に浸かって、のんびりと浜辺に寝そべる。これを至福と言わずして何が至福か。

ふと気づくと、数人の男女が僕の横に来て何か言っている。

「おまえ、それ、水着じゃないだろ?パンツだろ?パンツで泳いでいいわけないだろ?ここをどこだと思ってるんだ?コートダジュールだぞ」

「いや、これは水着だよ。パンツじゃないよ」

「は?どうみても水着には見えないね。それはパンツだ」

「違うよ。これはね、パンツに見えがちな水着なんだよ。今ジャパンで大流行中だよ。知らないの?」

「アウトだ。残念ながら、アウトだ。今すぐここから出て行け」

バックパックに水着を入れるほどの余裕などない。そうだなぁ。。。次は完全に水着に見えるパンツを持って来ねばなぁ。


Good times, Bad times。

幼き日々を乗り越えて、ここまで来た。
良いことも悪いことも乗り切って、ここまでやって来た。
今となっては、過去はすべて、いい想い出だ。

今、僕は生きている。今僕はハッピーな瞬間の中にいる。今僕がここにいるということが、その意味を示す。

「良いことも悪いこともある」

穏やかな気持ちで、その全部を受け止めていけるのならば、きっとずっと、ハッピーでいられる。

それは必ず、ある。

逃げも隠れもせず、その全部を、しっかりとその両腕で受け止めろ。


「GOOD TIMES, BAD TIMES」

愛の言葉と夢のカケラと 誇りに満ちた憧れの地と
やけに色褪せた古き約束 通りすがりの風に笑われた
可愛き日々と懐かしき空 途方に暮れる財布の中身
今は忘れた遠い約束 いつかまたここで逢おう

迷ったり願ったり 願ったり叶ったり
繰り返して泣いてばかり
駆け足で巡ってく テクテク歩いてく
探してる探してるこの道の上で

泣き出しそうな空の向こうに今は見えない星の光が
零れ落ちそうな涙の奥に今はまだ知らない愛のカケラ
見つかるといいな明日またここで逢おう

悲しい知らせにたちまちやられ 太刀打ち出来ない時の流れに
勝ち負けだけじゃない人のココロ 優しさを少し知った

なくしたり拾ったり 拾ったりなくしたり
繰り返して拾われてばかり
駆け足で巡ってけ テケテケ歩いてけ
探してる探してるこの道の上で

泣き出しそうな空の向こうに今は見えない夜の光が
零れ落ちそうな涙の奥に今はまだ知らない愛のカケラ
見つかるといいないつかまたここで逢おう

GOOD TIMES, BAD TIMES
GOOD TIMES, BAD TIMES

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