Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

再生Iceの飛行2

2006年10月15日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 朝早くに2枚目の尾翼の試験飛行実施。
 珍しいくらいの無風。

 グライドテストをすると、重心位置や尾翼の取り付け角は良好だった。
 軽く投げ上げて、フラップ連動エレベーターの調子を見てると、こちらも問題なし。
 7割ランチで上昇具合を確認すると、ラダーオフセットが不要な事が分かった。


 いよいよフルランチを試みる。
 先の尾翼のような、リリース直後の機体の沈み込みは無く、スムーズに上昇していく。
 テールの振りも小さくて、予想以上に高度が取れた。
 2枚目の尾翼は成功したみたいだ。

 SG2コピーの尾翼は、純正尾翼よりも舵の効きが素直なように感じる。
 テールパイプに近い部分の舵面積が大きいから、機体をネジるような力が掛かり難いんだと思う。


 フルランチ(と言っても、かなりショボイ)を繰り返しても、尾翼に異常なし。
 ランチ高度が、ちょっと上がった気がする。
 尾翼の剛性を上げて、リンケージのガタを極力なくした効果かな?
 Iceの再生も一件落着。秋本番には間に合った。

再生Ice、2枚目の尾翼。

2006年10月12日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 フルランチでバンザイした、再生Iceの尾翼を作り直す。

 バンザイした水平尾翼は、動翼の面積が尾翼面積の2/3も有り、しかも柔らかかった。
 作り直した水平尾翼は、動翼の面積を少なくし、硬軟素材を使い分け、繊維補強も入れてみた。

 カーボン補強は圧縮側に入れた。
 垂直尾翼も作り直した。

 結構、カッチリした尾翼になった。
 フルランチにも耐えられそうな気がする。

 垂直尾翼は、ランチ直後の尻振りが収まればフリーになるけど、水平尾翼はランチ~上昇中~水平飛行までの間、ずっと力が掛かり続けると思う。
 日曜にはテストしたいな。

再生Iceの飛行。

2006年09月30日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 再生Iceの調整飛行を早朝から行う。

 グライドテストすると、素直に滑空していく。
 ある程度トリムが合ったところで、久しぶりのサイド・アーム・ランチ。
 スロー・ステップで「シュワ~ン」と投げ出し、高度20mほどで水平飛行に移行。
 
 水平飛行で、サーマル・モードなどのフラップ角、エレベーター角を調整し、更に重心位置、主翼・水平尾翼の取り付け角を確認する。
 今回は尾翼取付角がマイナス目だったらしく、エレベーターのダウンが多め。
 とりあえず重心を前目にして対応する。

 粗方、調整出来たところでフルランチしてみる。
 ランチ直後に機体が沈む挙動が起きる。
 ひょっとしてランチの勢いにエレベーターが負けているか?
 柔らか目のバルサが、しなっているのかも。

 ランチ直後の機体の沈みを気にしつつも、ランチの感覚を取り戻すべくキャッチ&ランチを繰り返す。
 昼近くにサーマル・ゲット。ラダーを基本に旋回し、機体を上空へ運んでもらう。

 久しぶりのサーマルの感覚。忘れていなくて良かった。

 今日のラストランチと思って、機体を振り出すと「ブシッ!」っと嫌な音が…。
 上空の機体を目で追うと、水平尾翼がバンザイしていた。
 エレベータは操作可能だったので、何とか足元まで帰すことが出来た。

 柔らかい素材のせいだけとは言えない気がする。
 ランチペグの取り付け角度が悪く、機首が下がった状態でランチしているのかも。
 固めのバルサで作り直してみよう。
 ランチペグの角度も見直しだな。

IceFireの再生(5)

2006年09月29日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 主翼トリエルロン部分はヒンジ溝加工がされているものの、スキンがつながったままなので、裏面スキンを切り裂いて動くように加工する。

 主翼にランチペグとエルロンホーンを付けて主翼完成。
 この主翼、材質のせいだろうか、案外脆い…。 せっかく浮きがいいのに、残念だ。


 300mAhのNiMH電池と、ノーズウェイト9gを積んで、フル装314gで完成。
 軽いテールブームを使った効果だろうか、思いのほか軽く出来た。
 垂直尾翼を軽い材料で作れば、もう10gは軽く出来そう。

 やっと「まとも」なアイス・ファイヤに戻れた。
 これでコイツの本性が分かるだろうか。

IceFireの再生(4)

2006年09月28日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 ポッドとブームの接合部には、マイクログラスを2回巻く。
 エルロンリンケージの取り出し部にもグラスを貼って補強する。


 尾翼のリンケージは、ラダーはPEライン。エレベーターはカーボンロッド。

 カーボンロッドはK&S製φ1㎜。ガイドパイプはOK模型製エンビパイプ。
 エンビパイプはエポキシ・瞬着との相性が良く、接着に安心感がある。


 テールパイプのリンケージ取り出し口は、破断しないようにマイクログラスを貼ってから穴を開けて、更にガイドパイプの上から一枚貼った。


 サーボは引き続き9g台の物を使用し、重心調整ウェイトを少なくしようとしている。

IceFireの再生(3)

2006年09月24日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 ポッドの補修。
 ノーズ下面はアスファルト・キス等でクラックが入っていた。
 #200のカーボンクロスを貼ってサランラップで覆い、ビニールテープで締め上げると、ポッドの曲面に馴染んだ仕上がりとなってくれた。
 

 水平尾翼の取り付け角は、主翼の取り付け角に影響するので、ちょっと気を使う。
 
 今までの経験上、ポッドの主翼受け面と、水平尾翼の取り付け角度が同じになるように調整する。

 
 新主翼は、以前に主翼を挫屈させてしまった時に購入しておいた物。
 修理した主翼が調子良かったので、お蔵入りになっていた。

 尾翼が流行の形になっただけで、なんとなく高性能っぽく思える。
 雰囲気チューンだけは一人前。

IceFireの再生(2)

2006年09月19日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 尾翼の製作。
 平面形はSuper・Geeを参考にした。2㎜バルサ製。

 水平尾翼は模型店で手に入る、矢羽マークのバルサ材。
 軽くて柔らか。この状態で5g。

 垂直尾翼はホームセンターで売ってる、ワニのマークのバルサ材。
 硬くて重い。この状態で11g。

 ランチ時に負荷が掛かる、垂直尾翼にハードバルサを使いたかった。
 …んだけど、重すぎる。か…(;=_=)ム-ン

 尾翼外周にハードバルサ。内部をソフトバルサにするのが理想だね。
 そうすれば、剛性を確保しつつ軽量に仕上げられそう。

 とりあえずは、現状でいってみよう。
 

IceFireの再生(1)

2006年09月16日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 翼を挫屈させ、テールブームを折ってしまったIceFire2。
 右翼が重い翼はランチ時に横振れを誘発し、短くなったテールはそれを押さえる事が出来なくなっていた。
 
 修理後1年経ち、修理した箇所のスキンが再び浮き出した。
 脱脂にシリコンオフを使った為に、芯材のスチレンが侵された箇所だった。
 芯材が脆弱になっちゃったんじゃ、もうダメかな…。
 
 次のSAL機を…とも思ったけれど、思い入れのありすぎる機体だから、再生させることに。

 まずは折れて短くしてしまったテールブームの交換から。

 新パイプが正規の寸法と同じ。比較すると修理ブームは10㎝程も短い。
 新テールパイプはOK模型製。表面が艶有り仕上げで綺麗な柄。

 φ13-8㎜x720㎜ 12.5g
 06年度版のウェブカタログから姿を消したって事は、絶版になったんだろうか?


 ポッドから旧ブーム、補強グラスを丁寧に取り外して、接着箇所をサンディング。
 ポッド各部も補修が必要な箇所がポロポロ出てくる。一緒に直してあげよう。
  

Ice-Fire Setting Data

2005年12月24日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 2005年12月24日時点のアイス・ファイヤ2Sのセッティング・データ。
 私的な忘備録です。

 全長1040㍉ 全重321g(主翼168g)
 重心位置 主翼前縁より78㍉(バランス・ウェイト無し)
 
 各舵角
 AL:↑12㍉ ↓6㍉(D/R off時) ↑9㍉ ↓3㍉(D/R on時)
 EL:↑9㍉  ↓9㍉(D/R off時) ↑7㍉ ↓7㍉(D/R on時)
 RU:←14㍉ →14㍉

 各フラップモード
  無風・弱風時                      強風時
 ランチ時 ±0   (翼根後縁位置が基準) | ↑2㍉
 滑空時  ↓1.5㍉(基準位置から下げ方向) | ±0
 滞空時  ↓3㍉ (     〃    )     | ↓2㍉
 ブレーキ ↓12㍉ (     〃    )

 エレベータオフセット
 ランチ時 ±0 (下面フラット状態が基準)
 滞空時  ↓0.5㍉
 ブレーキ ↓2㍉
 ラダーオフセット 右1㍉

 使用送信機 サンワ RD6000 Super *FL、GEスイッチ入れ替え済み
 〃 受信器 OK模型 RX7SS(JRモード)

 ウィング・タイプ フラッペロン FLAPE ACT

 ミキシング AL→RU TH→EL FL→EL(以上プリセット)
         TH→FL GE→RU     (以上C-Mix)

 各Chデータ
 EL
 TRM 0%  REV / REV  D/R1:90% D/R2:70%  EXP1:60% EXP2:60%
 CNT -9%  EPA↑100% ↓100%
 AL
 TRM 0%  REV / REV  D/R1:100% D/R2:70%  EXP1:30% EXP2:30%
 CNT -100%  EPA→150% ←150% A→R25%
 TH
 TRM 0%  REV / NOR  CNT 0%  EPA↓0% ↑0% T→F-25%
 RU
 TRM 0%  REV / NOR  CNT -18%  EPA→0% ←0%
 G
 REV / NOR  EPA↓0% ↑125%
 P・F
 TRM 0%  REV / REV  CNT 100%  EPA↑35% ↓35% F→E-25%

 C-Mix
 TH→FL55% GE→RU↓10%↑-5%
 フラッペロン ACT エルロンDIF -60%

 送信電波 PPM (Berg製RXクリスタル使用時)
        PPMR(Sanwa製RXクリスタル使用時)