貧乏日記2023

ひなびた黄昏の地方都市に住む、初老の非正規パート事務員(奇跡的に、2025年3月末まで延長してもらいました)の貧乏物語。

鈴木返し技でまさか/世界柔道

2007-09-15 11:10:00 | Weblog
鈴木返し技でまさか/世界柔道

ジリンスカス(下)に大外刈りを返され敗れた鈴木(共同) <柔道:世界選手権>◇13日◇男子100キロ級◇ブラジル・リオデジャネイロ

 まさかの結末に前回王者鈴木の顔がゆがんだ。鮮やかな大外刈りで相手の背中が間違いなく先に畳に落ちた。だが、倒れた相手に引っ張られ、鈴木も倒れる。判定は返し技による1本負け。「世界選手権は選手の人生を左右する大会。そこであの判定では…。きれいに投げられて負けた方がすっきりした」とあきらめきれない表情を浮かべた。

 主審は鈴木の1本勝ちを宣告したが、副審とビデオを見て取り消した。全柔連の上村専務理事は「(井上と)比べるものではないが、(鈴木)桂治のは微妙だった」と振り返った。鈴木は「僕のキメが甘いと言われたらそれまで。そこを修正しろと言われたらそれまで」と必死に怒りを抑えるしかなかった。

 1回戦を1本勝ちし03年大会、04年アテネ五輪、05年大会に続く世界大会「4連覇」へ好スタート。2回戦では「3分以降が勝負だと思っていた」と狙い通りの試合運びだったが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 五輪出場権すら逃した現状に「今後は権利を取ることも大事。石井や穴井もいるので厳しい選考会になると思う」と気を引き締めた。不満の残る判定で世界大会17戦目の初黒星。この悔しさは北京で晴らすしかない。

[2007年9月15日9時17分 日刊スポーツ紙面から]

僕は柔道はやったことないので(高校時代、体育の授業で2年やったのみ)、専門的なことは分からない。
でも、女子2選手は良くやったね。特に、中澤選手は、うーん、おしかった。解説の山口さんが、守るなと絶叫?してたけど、素人目にも、中途半端に守っていた感じがしたからねぇ。残り4秒での逆転・・・悔しかっただろうけど、来年に繋がるね、頑張れよ。

男子は、というより日本柔道界は、国際試合のときは、JUDOという格闘スポーツを競っているという考え方に変えないとダメなんじゃないのかなぁ、”あれじゃ、柔道にならない”という記事やコメントが多かったが、このコメントこそまさに日本国内でしか通用しない-井の中の蛙-理屈になっているんだろう。まして、海外には、生活の全てをメダル獲得に左右される選手がたくさんいるんだからねぇ。それに、国際連盟の理事に日本人がいなくなったとか、こういうところから戦いは始まっているという認識が、日本の柔道界には足らないんじゃないの。

まあ、相撲も同じだけどね。

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