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書評 しょひょう : 高田純『誇りある日本文明』(青林堂)

2017-07-12 10:12:54 | 書評

 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 誇りある日本文明の源泉は縄文文明に謎がある
  古代から朝鮮半島との交流があったが、日本は独自な文明を生み出した

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高田純『誇りある日本文明』(青林堂)
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 副題に本書の狙いが簡潔明瞭に示されている。すなわち「中韓が絶対に超えられない、先進と継続の理由」である。

 高田純氏は札幌医科大学教授で核放射線防護が専門。この専門域から、北朝鮮、中国の核兵器など安全保障問題でも発言も多く、カザフやチェルノブイリ、フクシマなど被災地の調査に取り組んできた。

原発問題でも発言がおおく、保守の論客として知られるが、本書では古代文明、縄文式土器から言語、発明など幅広い分野に挑まれて、世界に独特な日本文明の謎に挑戦した知的刺戟に富む本である。

 縄文土器から新幹線、ウォッシュレット。これらは高度な技術であるばかりか、日本文明が産んだ独自の発明。というより技術であり、職人芸の巧みさである。

この匠の謎は、日本文明の独自的な形成、その歴史的な経緯、海洋国家としての和の精神などにもとめられるとする。

 日本の清潔さは水が綺麗であること。水道水が飲めるのは世界ひろしと雖も、おそらく日本だけだろう。中国の水は世界一汚染され、毒素を含み、ミネラルウォーターですら、中国製は飲めない。金持ち連中はわざわざ日本のミネラルウォーターを買っている。

 高田氏はこう言う。
「日本は大陸社会のように食用の牧畜をしない文明となった。宏大な牧草地を必要とする大陸の文明では森林がなくなり砂漠化した。

一方、日本列島は天武天皇時代に始まる方針のおかげで、21世紀の今も美しい森林が守られている。この智恵をわすれてはいけない。これが治水にもなり、農業と漁業につながっている。日本は森林大国で、水が美味しい」。

 先般、評者(宮崎)は北欧を回ったがフィヨルドが豊かなノウウェイでは水道水も飲めた。

 閑話休題。旧石器時代の三万年前に、ガラスのような黒曜石を発見し、之を活用しはじめる。青森県の三内丸山遺跡では、北海道線と思われる黒曜石石器が発掘されている。

そして一万六千年前に縄文様の土器がつくられ食器として用いられた。
「食料とする獣を追って放浪した他の民族と(日本人と)は、そこが完全に異なる」 

縄文への再評価は近年高まりを見せているが、
「縄のしるしは、神道では特別な意味を持つ。しめ縄のように神聖や清さを意味する。土器の中に食べ物を入れて煮炊きするので、そうした願いを込めた」

 食中毒から身を守り、煮炊きによって腐敗を防止し、賞味期限を長くし、縄文土器が命をまもった「画期的発明であった」と高田氏は言うのだ。

つまり日本文明は通説より遙かに古いのである。

「現在の理解は、少数の発掘された骨のデータだけからの推測に過ぎない」のであり、「天下り式に西洋仮説を引用」する考古学や文化人類学主流の学問に強い疑義を呈するのである。

日本が農耕民族としてひとくくりにするのも間違いで、それは「海洋に囲まれた日本列島にある文明の一面」でしかないという視点を強調する。

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ジャンル:
文化
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