鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

花粉症、今年も始まったみたいだね。

2014年01月21日 | 日記

       

   鎌田はりきゅう整骨院(リウマチ、腰痛、等痛いのを早く治そう)

 今年も花粉症の季節がやってきたようで、数人の患者さんがみえた。

花粉症のツボは、腎経の反応点にとるのだがよく効く。治療も短時間ですむので、こちらも患者さんも楽で良い。

先週来た患者は、「風邪をひいてから鼻水が止まらない。」と訴えて来院した。ほかの治療もあったので、少し時間がかかったが、帰る時まで鼻をズルズルいわせていたので、効かなかったのかなと心配していたが、今日また来院して、「あのあと全く鼻水は止まって楽になりました。」と喜んでいた。

腎臓の経絡を刺激すると、副腎からのホルモンがアレルギーを抑えてくれるらしい。

以前は耳の針でやっていたと書いたが、耳でも副腎というツボに皮内鍼を止めて、よく効いていた。

最近の薬はよく効くらしいが、薬にはどうしても副作用があるので、副作用が嫌な人は是非鍼灸を試すべきだと思う。


刺す鍼と刺さない鍼 2 (小児はり)

2014年01月09日 | 日記

鎌田はりきゅう整骨院(リウマチ、腰痛、等痛いのを早く治そう)

 

刺さない鍼の代表的なものに「小児鍼」というのがある。小児鍼というくらいだから当然子供にする鍼治療であります。

対象となるのは、生まれたばかりの赤ん坊から小学生の4年生ぐらいまでだろうか。

下の写真はすべて刺さない鍼である。皮膚に軽い刺激を与えるだけで、刺すことはない。

小さな子供も、なれると喜んで治療を受けるようになる。この刺激だけで、夜泣き、疳の虫、、小児の下痢、便秘などがよく治る。時間はかかるが、小児喘息、アトピー性皮膚炎、夜尿症、も治る。

昨日も生後1ヶ月半の赤ちゃんが便秘で治療を受けた。「う~ん、と唸るが出ない、苦しそうで・・」というお母さんの話であった。

小さな赤ちゃんに小児鍼の治療を施す、2~3分の施術であった。このお母さんは、妊娠中から治療を受けていて、生まれてから初めて赤ちゃんの治療にいらっしゃった。

お母さんと話をしていると、2度程大きな排便の音がした。

 

腸が動いてたっぷりと排便したことで、気分が良くなったのか、そのまま寝入ってしまった。

小児は刺激に敏感で、短時間の刺激で反応が現れる。お尻がただれるほどの下痢なども治りが早い。

夜泣きなどはその晩からすやすや寝てしまうことが多い。

小児鍼は短時間でよい。大きくなると少し時間が長くなるが、10分以内で終わる。

大人でも、過敏な人には接触鍼やあまり刺さない鍼で対応出来るということだ。

つづく。

 


腰痛、特に難治性のもの。その2

2014年01月07日 | 日記

鎌田はりきゅう整骨院(リウマチ、腰痛、等痛いのを早く治そう)

坐骨神経痛の治療で、若い人に比べて、免疫力ではだいぶ劣ると思われる老人が、早く治って、かなり若い女性の方が治りが悪いということがかなりあった。

その老人は男性で、坐骨神経痛が治ったあとに別の病気で入院して、やがて亡くなってしまったのだが、坐骨神経痛の治りは早かった。他にも男性の老人が何人か坐骨神経痛で治療に来ては短期間に治っていったが、その人たちに共通していることは、高血圧であったということだ。

免疫というものの不思議さを感じるのだが・・・

腰痛で治りの悪いものに、別の病気を持っているというのがあると思う。ガンが骨転移したものは、かなりの痛みを伴い、そして治ることはないようだ。そんなにひどい病気じゃなくても、腰痛の治りを悪くしているものは、便秘とか下痢などもそうだと思う。それに、東洋医学の考えにある瘀血というものも治りを悪くするものの一つかもしれない。

難治の腰痛に共通するのは、神経質であるということと、低血圧であるということだと思う。

特に痛みに弱いという人もいるだろうけど、治りのいい高血圧のおじいさんたちと比べて、治りの悪い低血圧のお姉さん方の構図のように思われる。


腰痛、特に難治性のもの。

2014年01月06日 | 日記

鎌田はりきゅう整骨院(リウマチ、腰痛、等痛いのを早く治そう)

腰痛、ぎっくり腰がはりきゅうで治ることは知られたことだが、腰痛の治療をしても全く効果の上がらない難治性の腰痛もたまにぶつかることがある。当たり前の腰痛治療をしてもその場で変化が見られない、翌朝になっても変化がない。2日続けて治療しても、思ったほどの効果を得られない。ひどいのになると「かえってひどくなった。」などと文句を言われたりする。

そのように言われないためにも、腰痛治療の場合、基本的に痛むところには鍼をしない。(治療方法などで違いはあるけど。)

硬くなった筋肉が血流を阻害する、血流の悪いところは冷たくなる、冷たくなると硬くなるという悪循環が起きると考えられる。(冷たい=硬い=痛いという訳だ。)鍼灸をすることによって、自然治癒力を賦活して完治させるわけだが、

鍼治療は硬くなった筋肉にダイレクトに働きかける。

血管運動神経に働いて、血流を改善させる。

お灸によるツボと、温熱による効果で痛みを和らげる。

鍼をすると、脳内モルヒネであるベーターエンドルフィンやエンケファリンといわれる鎮痛物質が出て痛みを緩和させる。

などといった効果が考えられるが、これらの全てが絡み合って治癒に働くのであろうが、これらが効きにくい・・効果が見えにくい難治の腰痛とはどういうものなのだろうか。

つづく。