老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

原発関係 その後の話題

2016年09月19日 19時33分28秒 | 原発関係
(1週間以上ぶりの原発関係の記事です)

<川内原発>
 鹿児島県の三反園知事が九電に対し川内原発1・2号機の即時一時停止と再点検を要請し、これに対して九電側は9月5日に応じない意向を示し、更に三反園知事は7日に九電の本社を訪れて再度文書で要請した旨をお知らせしましたが、その後の経過です。

 佐賀新聞などによると、九電の瓜生道明社長が9月9日に鹿児島県庁を訪れ、この申し入れには応じないものの、「特別点検」の前倒し実施や避難車両の充実、避難道路の整備など多岐にわたる安全対策を提案したようで、知事もこれを一応の前進としてひとまず矛を収めた形になったようです。
今後、10月以降の定期検査後に知事が運転再開を了承するかどうかが焦点になりそうです。


<もんじゅの廃炉を巡って>
 既にお知らせしましたように、高速増殖炉の実用化に向けた試験を行う原型炉である「もんじゅ」は現在停止中で、再稼働の目途は全くついていませんが、廃炉の問題が最近大きく取り上げられるようになりました。

 もんじゅは現在、文部科学省・経済産業省及び原子力規制委員会が所管する独立行政法人日本原子力研究開発機構が運営していますが、余りにも杜撰な管理が問題となり原子力規制委員会が運営を他の組織に替えるように勧告していますが、まだその組織は見つかっておらず、廃炉も含めての根本的な見直しが必要になってきて、政府としては出来れば今月末の臨時国会開催までに結論を出したいようです。

<※ 日本原子力研究開発機構は核燃料サイクル開発機構(かってもんじゅを運営していた動力炉・核燃料開発事業団【動燃】が改組されたもの)と日本原子力研究所 (JAERI、略称:原研) を統合再編して2005年10月に独立行政法人として設立され、2015年4月に国立研究開発法人に改組したものです。
原発関係の研究や規制に関する組織は、事故や不都合があるたびに関係官庁の綱引きでクルクルと組織変更され、屋上屋を重ねる形になり部外者には全く判りにくい仕組みになっています>

 これに対して、文部科学省
・今まで投じてきた1兆円の費用が無駄になり、廃炉にも約3000億円を要す。
・なくなれば、国内での実証炉の建設は困難で核燃料のサイクル案が破たんする
として、継続を主張しているようですが、これに対して経済産業省
・維持費だけで年間200億円が必要
・仏との共同研究で実証炉の建設は可能
などと「廃炉」を主張しており、まだ調整は出来ていないようです。
まさに、目くそと鼻くその議論ですね・・・

 また、9月18日付の毎日新聞によると、運営主体である日本原子力研究開発機構の労働組合のアンケート集計によると、現役職員の半数以上が「廃炉を考えるべき」との意向を表明し、さらに中には」「高速増殖炉は難しすぎる技術で、商業的な運営は難しい」とか「原子力機構からの切り離し」などの声もあったようです。

<玄海3・4号機>
原子力規制委員会は13日の安全審査で、九電玄海原発の「緊急時対策所」の耐震構造計画を承認し、これにより2基の安全審査合格に向けて大きく前進した模様です。
建物の構造は勿論大事ですが、それよりも大事なのは“地震や津波などのリスクが完全にない”という基準なのではないでしょうかね。
(まさ)
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 香美町へ  ~山の巻~  ... | トップ | 雨と障がい者 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

原発関係」カテゴリの最新記事