老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

再び「確証バイアス」について

2017年04月19日 19時31分34秒 | 政治・経済関係
 1月23日のこのブログで、2002年にノーベル経済学賞を受賞した米国のダニエル・カーネマン博士が指摘した、“将来の長期的な利益と現在の短期的な利益をはかりにかけると、将来の利益を軽く、現在の利益を重く感じる心の働き”である「現在バイアス」という概念を紹介すると共に、
翌24日のブログでは、人間の陥り易い判断におけるバイアスとして、“自分の仮説を支持する証拠だけを探す傾向”として「確証バイアス」ということにもふれました。

 これは米国のトランプ大統領の言動を理解する上で、ピッタリだと思っていたのですが、それだけでなくよく考えれば最近の我が国の安倍首相の思考や行動基盤にもこの確証バイアスという理論が関わっているように思えます。

 4月16日の毎日新聞の「時代の風」というコラムで、藻谷浩介氏(日本総合研究所主席研究員)が「偽ニュースと確証バイアス」というテーマで寄稿されていますが、この中でも安倍首相ならびにその支持者の最近の言動について、確証バイアスへの傾倒を懸念されています。

 藻谷氏の指摘などを基にして纏めてみますと、最近の国会などで安倍首相の強弁が目立ちますが、余りにも強く思い込むあまりに、自説に反する事実については“フェイクニュース”とか“裏付けがない”とかの理由で切り捨てることが多い様に思えます。

 また、確証バイアスの強い人は、被害者感情と他罰的傾向が強く、キレ易く、例えば「お前だってやったじゃないか」の類の子供じみた反論をすることが多いという指摘も非常に興味深かったですが、同時にこのような幼児のような感情で政治をされていることに大きな恐怖も感じました。(まさ)
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