東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

椎茸(しいたけ)菌の種駒を原木に接種(1/3)

2013年03月08日 | 樹木,果樹

 初冬に伐採した椎茸(しいたけ)用の原木を全て切断し終わりました。今度はその原木に椎茸の菌を接種する作業を始めました。原木に穴を開けて、椎茸菌が付いた種駒を入れる作業です。穴開けには2種類の方法があります。
 1つ目は、穴開け専用の金槌を原木に打ち付けて開ける方法です。穴開け専用の金槌を原木に振り下ろすと、穴が開くと同時に木のかけらが金槌の横から飛び出ます。種駒を穴に打ち込む機能もあります。
 2つ目はドリルを使って開ける方法です。ドリルは穴を簡単に開けることができますが、種駒を打ち込む金槌が別に必要です。

                左は穴開け専用の金槌、右は電気ドリル


 原木に穴を開ける前に、原木の外周をメジャーで測定します。その測定値を4cmで割った数(※)の印を、原木の切断部にチョークでマーキングします。例えば外周が32cmの場合、原木外周に8個(32/4=8)の印を等間隔にチョークでマーキングします。
 ※割った値が奇数ならば、その値から1を引いた偶数です。3なら2,5なら4,7なら6,~,17なら16です。私はこのように計算してマーキングしています。

      この原木の外周は32cm      切断面に、8個の印をチョークでマーキング
 

 次に外周8個の印のうち、奇数番目の印の原木円柱線上にチョークでマーキングします。切断面から5cmの場所、その次からの4個所は20cmごとです。そして、外周8個の印のうち、偶数番目は20cmごとに4個の印をマーキングします。外周32cmで長さ90cmの原木の場合は、32個の印がマーキングされることになります。この32個の印の箇所に穴を開けて種駒を打ち込みます。

    奇数番目の円柱線にチョークで印、5,20,20,20,20cm間隔に5個所の印
    偶数番目の円柱線にチョークで印、20,20,20,20cm間隔に4個所の印


 原木が十分乾燥していない可能性があったため、より深く穴をあけることができる電気ドリルを使うことにしました。ドリルに取り付けたビットのストッパーまで穴を開けました。そして、回転を逆にしてビットを抜きました。全ての印の箇所に穴を次々と開けました。 

    ドリルで、印の個所に穴を開ける         種駒を穴の入口に挿入
 

 全ての穴を開けると、椎茸菌の種駒を穴に打ち込みます。種駒を穴の入口に挿入し、その種駒を金槌で軽く叩いて穴の中に完全に打ち込みます。全ての穴に種駒を叩き込むと椎茸菌の接種は終了です。私は種駒しか使いませんが、おがくず菌を使う場合は接種後に蝋などでシールして菌がこぼれないようにかつ雑菌が入らないようにします。

    穴に挿入した種駒を金槌で叩く            穴に埋没した種駒
 

 直径が小さい原木ほど早く乾燥します。椎茸菌は原木が乾燥すると死滅します。このため、細い原木を優先的に椎茸菌を接種しなければなりません。今回は、直径10cm未満の原木に椎茸菌を接種しました。

           全ての穴に椎茸菌の種駒を打ち込んだ原木      


 椎茸菌を接種した原木は、すぐに伏せ場に持っていきます。そして、伏せ場の底に並べるように置きます。このように、細い原木は湿り気がある地面側に置くようにします。その上から順番に、だんだん太い原木を置くようにします。今回は、直径10cm未満の原木に椎茸菌を接種しましたが、次からはより太い原木に接種して伏せ場に並べようと思います。
 椎茸菌接種作業で一番時間がかかるのは、穴を開ける位置決めです。目分量で穴を開けてもいいのではないかとも思いますが、今のところ椎茸栽培の説明書どおりに椎茸菌を接種しています。

    伏せ場に並べた接種完了の原木        乾燥しないように黒い覆い
 

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