東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

陸稲(もち)畑の草取り

2012年06月17日 | 稲:田植え,草取り

 一昨日、雨が降る前に陸稲(もち)畑の草取りをしました。ここの畑には唯一のもちの陸稲をまいていますが、乾燥しやすい畑のため陸稲があまり発芽していません。そして、雑草がかなり生えていました。雑草の間にちょこんと陸稲が芽を出している状況です。雨が降ってしまうと、雑草がさらに勢いよく伸びてしまい陸稲は枯れてしまいます。そこで、雨が降る前に雑草を取れるだけ取りました。

             最初、耕運機で大まかに陸稲を避けるように除草


 最初、耕運機のロータリーを使って大まかに除草しました。陸稲の種は、筋状に一直線にまいています。その筋を避けるように一気に除草しました。それが終わると、腰を落として一つ一つの陸稲の芽が出ている株を除草しました。雑草の一つ一つを摘まみながら取り除くのでとても時間がかかりました。当然腰が痛くてたまりません。楽な姿勢で除草できないものでしょうか。

     雑草に囲まれている陸稲           周りの雑草を取り除いた陸稲
 

 何時間もかけて陸稲の雑草を取り除くと、今度は取りきれなかった雑草を平クワを使って除草しました。陸稲を傷つけないように注意しながらの除草です。立って除草するので、座って除草するよりは楽です。

                   取り残した雑草を平クワを使って除草


 この陸稲畑をよく観察すると、乾燥気味の個所の陸稲が一番成長が思わしくありません。中には枯れかかっている陸稲がありました。そもそも芽生えていない陸稲もたくさんありました。芽生えなかったり枯れた陸稲は後日、箱苗で育てている陸稲を手で移植しようと思います。

        乾燥し枯れかかった陸稲        肥料を根元にまいた陸稲
 

 一通りこの陸稲(もち)畑の除草を終わると、陸稲の根元に化成肥料をまきました。この畑は肥料分が少ないようですので、雨が降る前に肥料をまきました。雨で肥料分が土に染み込んで陸稲に吸収されればと思います。陸稲は日照りにとても弱いので、この梅雨で畑に適度な水が降ればと思います。水田は最近、土地改良などで水利管理がしっかりできるのであまり水量管理をすることはありません。しかし、畑で栽培する陸稲は水量管理ができないのでいまだに天気次第です。

      畑全体の除草が終わり肥料をまき終った陸稲畑、後は雨が降るのを待つ

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