東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

陸稲(うるち)畑の草取り

2012年06月24日 | 稲:田植え,草取り

 今は梅雨のため、ほぼ毎日のように雨が降ります。陸稲畑は、前回除草した後も手で抜くなどして除草したはずですが、この梅雨で畑の雑草があっという間に大きく育ってしまいました。雨があがり日差しが少し見えたので陸稲(うるち)畑の草取りをしました。

                  耕運機で草取り中の陸稲(うるち)畑


 畑はとても湿っていて一部はまだ水たまりがあります。しかし、草取りをしないと雑草だらけになりますので、日差しがみえればかまわず草取りしています。陸稲畑は広いのでとても手で抜いたり、カマを使って切る余裕はいまやありません。耕運機を使って草取りしました。

     草取りが終わった西側の陸稲畑       草取り中の東側の陸稲畑
 

 耕運機のロータリーを使って雑草を細かく砕き土の中にうないこみます。雑草はだいぶ大きくなっていたため、同じ場所を2,3度往復して除草しました。梅雨の時期のため土はとても湿っています。このため、ノロノロと耕運除草しているとロータリーがどんどん深く土にくい込んで身動きできなくなります。こうならないように、地面だけを削るようにしながら小走りに耕運します。

             地面だけを削るようにしながら小走りに耕運除草


 これまで、私は小中高大学生などに水田での稲作りを教えてきましたが、畑での米作り(陸稲)はあまり経験したことがありません。陸稲は7年前にトライしてみたことがありますが、雑草に覆いつくされて実質的に失敗でした。水田は水深管理をしっかりすれば比較的除草は容易ですが、陸稲はとにかく除草にたいへん苦労しました。時間に余裕がある人でないと作ることは難しいと思いました。水田のように苗を植えることも解決策の一つでしょうが、それでも除草は大変だと思います。

       肥料が不足なのか土質が酸性なのか、葉がやや黄色の陸稲(うるち)

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