東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

トラクタGL-23の前輪を分解修理(7/9)

2012年05月15日 | 農機具,工具

クボタ製トラクタGL-23の前輪分解修理の履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理(1/9) 修理(2/9) 修理(3/9) 修理(4/9)
  修理(5/9) 修理(6/9) 修理(7/9) 修理(8/9)
  修理(9/9)

 ようやくギヤケースカバーにはめ込んだホイールハブ軸にボールベアリングを取り付けることができました。これで、修理が一つ前進しました。次に、ホイールハブが外れないようにするリングを取り付けました。このリングはU字方の輪っかが二つ対向するように、ホイールハブ軸に取り付けます。そして、その上からギヤをはめ込むように取り付けます。

  U字型リング2個を対向して取り付け    ギヤとボールベアリングを取り付け
 

 そして、その上からボールベアリングをはめ込みます。手で押すような弱い力でははめ込むことができません。ボールベアリングを痛めないようにしながらハンマーで叩き込みます。これで、ギヤケース側の修理は完了です。つぎに、ギヤケースにちゃんと入るか仮組みしてみました。しかし、いくら押し込んでも1cm程度の隙間が空きます。いろいろ原因を探すと、ギヤケースカバーに破損したボールベアリング破片が残っていたように、ギアケースの中にもボールベアリング破片が残っていました。

             ギヤケースを仮組み込みするも、1cmもの隙間


 そこで、仮組みしたギヤケースを外して、ギヤケース内に残った破損ボールベアリグの破片を取り除きました。今回の故障では、三個のボールベアリング全てが破損していました。その破片を取り除くと、今度はちゃんとギアケースを仮組みすることができました。次はいよいよギヤケースを組み込んで、修理を完了させたいと思います。

    取り出したボールベアリング破片        破片を取り除いたギヤケース
 

コメント
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