四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

3月議会17日に閉会。平成29年度予算新規ハード系4事業費削減修正。議会レポート135号添付

2017-03-20 16:58:20 | 日記

●春分の日です。春分の日は、国立天文台が決めるそうです。今朝のテレビの天気予報の番組で知りました。17日に3月議会が閉会しました。今議会は、若手の議員がよく調査し、しっかり議論して、後年度に整備費や借金、維持管理費等の義務的負担が生じる可能性の高い、ハード系の新規事業4年を予算から削減させ、修正しました。特にパークゴルフ場整備事業は、多額の整備と維持管理費に対する異論が多く、設置場所が急変したことなど計画がずさんであり、削減は極めて自然であると思いました。北海道美幌町がパークゴルフ場を整備する基本計画に対し、町民のパブリックコメントがネットにありました。http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2015102100051/files/150821ver2PDF_betu.pdf

●工藤日出夫議会レポート第135号ができました。

  

3月議会の報告と、現王園市長が、住民投票の結果(反対が3分の1)を尊重して「新駅建設に終止符を打つ」と公約したが、基本計画に「駅頭の可能性を検討」と載せました。そのうえ、一般質問の答弁で、新駅推進派議員に「30年にわたる新駅推進の運動に感謝します」と答弁しました。2年前、私たちの会派は「新駅問題は、住民投票の結果を受け、“住民投票に提案された整備費72億円、北本市単独の事業”では市民の理解が得られない。地元負担を抑え、桶川市や企業と連携、国・県の補助金等財源確保に努め、民間主導の開発の可能性を検証し、可能であれば進める、不可能であれば止める問うスタンス」に、現王園氏らは「新駅建設派、住民投票をないがしろにしている」と痛烈に批判、「新駅に終止符を打つ」と公約しました。チラシで「利権があるのか」とまで批判しました。選挙の争点にして当選した現王園市長は、公約を変えるには、事前に直接市民に公約を変える説明することが重要でしょう。いや、選挙の争点にしたのだから、公約の変節をテーマに「信を問い直すのが、民主主義の常とう手段」ではないでしょうか。このようなきちっとした覚悟と潔さがないから、政治の信頼が育たないように思います。

●公約は、マニュフェストたであろうが、選挙公報であろうが、選挙前の政治活動用のチラシであろうが、演説も含めて「公に知らせた約束」です。議員は予算編成も執行権もないので努力目標になるには仕方がない部分もありますが、市長(首長)は、権限を持っている分、市民に説明もせずに変節することは政治不信を招きます。特に、選挙の争点に意図的にした公約は、常に進退をかけたものでなければならないと考えます。自分は聖人君子でないので、不足の部分はたくさんあります。しかし、有権者との約束は、常に「守る」ということに心がける必要があります。

コメント (1)
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