エレキジャックNo.2のブロックくずしを作ってみましたの続きです。
テレビ出力を抵抗2本にしてみました。
元の出力回路です。
トランジスタ1個と抵抗5本です。
抵抗2本です。
sync側(下、1pin)が680Ω、data側(上、13pin)が330Ωです。どちらもE6系列です。
NTSC用の抵抗の選び方は以前考えたことがあります(NTSC用の抵抗値、NTSC用の抵抗値(続き))。
今回は(続き)の方の回路になっています。
sync=0 data=0 同期信号(0V)
sync=0 data=1 灰
sync=1 data=0 黒(0.25V)
sync=1 data=1 白(0.76V)
抵抗2本の出力回路はテレビ側に終端抵抗75Ωがあることを期待しています。どんなテレビにでも終端抵抗の75Ωがいるのかどうか知りませんが少なくともうちのテレビにはついていました。終端抵抗がないと3Vが直接かかってしまいます。テレビを壊すかもしれないので注意してください。最近の普通のテレビは75Ωで終端していると思うのですが、どうなんでしょうか?
オシロで波形を眺めてみました。
元の回路です。
下にへこんでいるのが同期信号です。上にでているのが白の信号です。1ラインあたり2つの白ドットがあるあたりです。
同期信号は15kHzくらいです。黒レベルが200mVちょいくらい、白レベルが650mVくらいです。
抵抗2本の回路です。
見た目そっくりです。
同期信号は15kHzくらい、黒レベルは240mVくらい、白レベルは736mVです。計算とほぼ一致しています。
おしまいは、LTSpiceでのシミュレーションです。
まんなかが抵抗2本の回路で、右側が元の回路です。電源電圧は3Vです。
シミュレーション波形です。
syncとdataが01(灰)→11(白)→10(黒)→00(同期)を繰り返したときの出力波形です。
緑が元の回路、赤が抵抗2本回路です。
元の回路と抵抗2本回路の違いは、(1)レベルが違う、(2)元の回路は00でも01でも同期信号になるけど、抵抗2本回路は01が灰色レベルになっている、くらいでしょうか。
元の回路で終端抵抗をはずしてみます。
抵抗2本回路と同じようなレベルになっています(白800mV、黒212mV)。元の回路は終端抵抗があってもなくても動作する回路になっていることが分かります。
なんか最近元気がなくてブログの更新もあまりしてません。ぼーっとニコニコ動画を見てたりします。もしかしてネット中毒なんでしょうか(笑)。
テレビ出力を抵抗2本にしてみました。
元の出力回路です。
トランジスタ1個と抵抗5本です。
抵抗2本です。
sync側(下、1pin)が680Ω、data側(上、13pin)が330Ωです。どちらもE6系列です。
NTSC用の抵抗の選び方は以前考えたことがあります(NTSC用の抵抗値、NTSC用の抵抗値(続き))。
今回は(続き)の方の回路になっています。
sync=0 data=0 同期信号(0V)
sync=0 data=1 灰
sync=1 data=0 黒(0.25V)
sync=1 data=1 白(0.76V)
抵抗2本の出力回路はテレビ側に終端抵抗75Ωがあることを期待しています。どんなテレビにでも終端抵抗の75Ωがいるのかどうか知りませんが少なくともうちのテレビにはついていました。終端抵抗がないと3Vが直接かかってしまいます。テレビを壊すかもしれないので注意してください。最近の普通のテレビは75Ωで終端していると思うのですが、どうなんでしょうか?
オシロで波形を眺めてみました。
元の回路です。
下にへこんでいるのが同期信号です。上にでているのが白の信号です。1ラインあたり2つの白ドットがあるあたりです。
同期信号は15kHzくらいです。黒レベルが200mVちょいくらい、白レベルが650mVくらいです。
抵抗2本の回路です。
見た目そっくりです。
同期信号は15kHzくらい、黒レベルは240mVくらい、白レベルは736mVです。計算とほぼ一致しています。
おしまいは、LTSpiceでのシミュレーションです。
まんなかが抵抗2本の回路で、右側が元の回路です。電源電圧は3Vです。
シミュレーション波形です。
syncとdataが01(灰)→11(白)→10(黒)→00(同期)を繰り返したときの出力波形です。
緑が元の回路、赤が抵抗2本回路です。
元の回路と抵抗2本回路の違いは、(1)レベルが違う、(2)元の回路は00でも01でも同期信号になるけど、抵抗2本回路は01が灰色レベルになっている、くらいでしょうか。
元の回路で終端抵抗をはずしてみます。
抵抗2本回路と同じようなレベルになっています(白800mV、黒212mV)。元の回路は終端抵抗があってもなくても動作する回路になっていることが分かります。
なんか最近元気がなくてブログの更新もあまりしてません。ぼーっとニコニコ動画を見てたりします。もしかしてネット中毒なんでしょうか(笑)。
するどい指摘ですね。そういえば電流のことはすっかり忘れていました><。こういうところが素人以前です。反省します。
今回のものに関していうと、LTspiceで眺めた限りでは680Ωの方は最大5mA、330Ωの方は最大8mAでした。PIC16F84Aは1ポートあたり最大25mAなので範囲にはいっています。合計の方はよく分かりませんが、とりあえず手元のものは燃えたりしていません(笑)。
電源電圧を5Vに変えると680Ωの方が7mA、330Ωの方が13mAに増えます。
電流を減らすには820Ωと390Ωの組み合わせもよさそうです(3V)。大きい方を1kΩにすると適当な組み合わせが見つかりません。抵抗が3つあるせいか、単純に抵抗値の比だけでは駄目なようです。
いずれにしろ電流のことは忘れないようにしないといけませんね。ありがとうございました。
5Vのときは1kΩと470Ωなんかがよさそうです。
PICのブロック崩しの記事紹介はためになりました。
あんなに簡単な回路で実現できるなんてびっくりです。
PICはポートに25mAも流せるんですね。でも電池駆動では辛そう。
電池で動作させるときの話は電子工作の部屋さんが詳しいです。
http://cba.sakura.ne.jp/sub04/jisaku32.htm
10MHz動作だと2.9V以上は必要だそうです。
元の回路では、syncとdataは最大630uAと500uA流れるみたいです(LTspice)。ただし、白のドットのときはトランジスタのコレクタから17mAくらい流れています。黒のときは200uAくらいなので白が少ないほど省電力みたいです。
試していませんが、LTspiceではエミッタについている75Ωを増やすとコレクタから流れる電流が減ります。電池を長持ちさせるために調整してみるのもありかもしれません。
コメントいただき私もとても勉強になりました。またよろしくお願いします。