1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

戻ってきました

2017年02月21日 | Weblog
昨日の強風でどこかへいってしまった洗濯物。
そのベッドカバーが漂着(?)した家の方が、今朝近隣を訪ね歩いて持ち主を探してくださったんです。ありがたい。
というわけで、無事我が家に戻ってきました。
その方だけでなく、家に飛来したブツを手にご近所を回る、ということが複数執り行われていました。

今日は柴田先生のレッスンでした。
行き掛けに新宿駅構内のATMに寄ったら、お財布を忘れていることに気付きました。
A行からおろしてB行に入金、という用事にぴったりの、ABのATMが並んで設置されているいい場所だったのに、無念。

イグチで譜面を買おうと思っていたのにそれも叶わず(ちょうど在庫切れだったのでまあ諦めもつきました)。
レッスン料を支払って(こちらは袋に入れてあったのでお財布がなくても大丈夫)レッスン室へ行き、さあ始めましょう、としたら課題の曲をいれたファイルがない。
ついさっき、店のレジ付近に置いてきてしまったようです。
というわけで、6階から1階へ戻り、またレッスン室へ。
ああ、貴重な時間が…

今日は数ヶ月かけた課題にやっとOKが出ました。
いったいどんな難しい曲だろうと思われるかもしれませんが、見た目はとても単純、でも私の克服すべき問題が山積みのものです。

レッスンの終わりのほうで、課題の進め方について話をしました。
こちらの満足いくレベルまで生徒に弾いてもらうには、ひとつの課題について長くかかります。
でもそこを厳密に譲らずにいると、生徒の側からすれば、いつまでたっても先に進めない、もうやめたい、となるかもしれません。

いまできなくても、進めていくうちに自然にクリアできることもあります。
でも、「できた」とみなすハードルを甘くすると、結局どこかで壁にぶつかり結果的に生徒のためにならない。
このバランスというか匙加減というか、それが悩ましい、というような話です。

私の生徒に対する教則本の進め方は早すぎるのか…。
オデルなら1巻ばかり繰り返してやらせる先生もいるそうです。
基礎定着のためには有効だと思いますが、やる気の面ではどうかなあ。

生徒の年齢や目的、理解度や性格にもよることなので、一律にこう、とは決められない、ということでひとまず落ち着きました。
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2 コメント

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Unknown (エジルド)
2017-02-22 08:56:15
無事に戻ってきて良かったですね(笑)

長いことレッスンを受けてきて、生徒側の気持ちも分かりますし、教える側も少し経験して、次へ進ませるさじ加減が難しいのも理解できます。

私もなかなか次のステップに進めず足踏み状態になること、何度も有りました。先生からOKを頂くと(本当にこれでいいのか?妥協されてしまったのか?)なんて思ったりして…

その時にまだ100%出来ていなくても、続けていくうちに出来るようになるだろうというの見極めが出来るか(先生側に)、これがキーポイントかもなぁと思います。

その判断も難しいでしょうし、生徒の求める方向にもよりますよね。
そこが私には出来ないのよねえ(^^;;
Unknown (シルベス)
2017-02-22 12:47:46
エジルドさん、
わかっていただけてうれしいです。
難しいですよね。

>妥協されてしまったのか?

確かにこれもありますね。
繰り返し同じ課題をやらせるには、「まだできていない」ということを納得してもらわなければいけませんね。
でも、できない人は自分の音をよく聞いていない(ことが多い)わけで、「弾いてるのにどうしてマルくれないんだ、こんなんじゃうまくなれない」と思う。
教則本が進む=上達、と思っている人は辛抱たまらなくなってやめる、ということに・・・。

で、柴田先生によると、
「他の先生についている人が、ダウンアップもできていないのに実力に見合わない難しい曲に取り組んでいて驚いた」り、「オデル4巻まで終わったと言っている人が、信じられないほど弾けない」ことがあるそうです。

確かになぁ・・・。
先生の基準だと数倍時間をかけないと進めないんです。
初心者が習い始めてからトレモロにとりかかるまで数年かけるらしいですし。
それをしているからこそ、生徒さんはみなさんピッキングの音がきれいで表情豊かなんだと思います。

そういうのいいな、と思っています。
でも、カルチャー等にくる生徒の多くは、「早く曲(名前を知っているような曲)が弾けるようになりたい」と思っているんです。細かいことはさておき、「弾けた」ということが大事。

そのへんのジレンマが・・・

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