人間の使命は生産ではなく浪費である

2016年終了、主に音楽について。引き続きこの番組はHOLD OUTの提供でお送り致します。

Hero / Punpee

2017年10月22日 22時06分49秒 | ACBDEFG
今更なのですが、ミュージックマガジンでの日本ヒップホップベスト100を読みました。
正直あまり熱心なリスナーではないので、実際に聴いたことがないものも多々ありましたが、
特集内でも書かれていましたが、こういう評価基準みたいなものを出し続けることで、
名作がなんなのか共通言語として認識されていくのだなと痛感しました。
なにが驚いたって最近の作品ばかりなんですよね。まさに歴史を作っている段階なんですね。
そんな中で待ってました。散々期待をされて、その期待に正面から応える作品って正直記憶に無いかも。

第41回 PUNPEE『MODERN TIMES

彼のこの曲が観たくてKAIKOOへ行ったのが5年前とか。そこでPSGを知ったんですよ。
DAVIDは本当によく聴きました。それこそここで紹介しろよって感じですが、
当時周りで聴いてる人がいなかったのもこれまた事実で。環ROYとかもよく聴いてましたね。





で、気付くんですよ。自分が本当に好きなのは5lackよりも兄貴だったんだって。
そこからはもう彼の客演を始めとした作品を聴いて期待を持たない方がおかしい話で。
それこそこれまでの作品だけでアルバムが何枚できるんだよ?!ってレベルです。
未だ未だ紹介しきれないレベルで沢山あるので是非聴いてみて下さい。
2年前の加山雄三との客演も相当聴きましたし、ここでも紹介させてもらいましたね。





やっと本作の話ですが、コンセプトアルバムらしいコンセプトアルバムは本当に久しぶりです。
個人的にはアメリカンイディオット以来じゃないかと言っても良いレベルです。
あとこれは勝手な偏見でもありますが、自分がこうであって欲しいヒップホップの形なんですよね。
それはポップであり、お洒落でもあって、ロマンもあって尚且つ皮肉が効いている。
過去から俯瞰する形を取りながらも今を歌っていて、この辺りは観念的になりがちなロックより強いなと。
細かいリリック等も紹介したいとこですが、それはネタバレにもなってしまいますので是非聴いてみて下さい。



いやー未だ?MVは上がってなかったです。これからなのでしょうか。でも本当に多くの人に聴いてほしいと思います。
もっと書きたいことはある気がするのですが、これ以上はライブを観てからにします。本当にツアー行きたかった!!

不思議なもんで昔ほどPSGの新譜を欲してないのも、各自のソロの素晴らしさなんでしょうね。
別にヒップホップとしてとか、そういうことでなくドラマ等で使われていたっておかしくない大衆性もあるので、
かつて坂本慎太郎へ期待したように、彼が紅白に出るような時をどこか期待するような感じです。でしょ?
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私たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com
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tonite / LCD Soundsystem

2017年09月29日 22時22分10秒 | ACBDEFG
フジロックでも観ていたんですよ、LCD。
でもあの日って雨が凄いし時間的な疲れも相まって、記憶に残るパフォーマンスでは正直無かったんです。
もちろん大ラスのall my friendsには目が醒めるほど感動したのですが。

第40回 LCD Soundsystem『AMERICAN DREAM

ジャケのなんとも言えないダサさも有り、全く期待していなかったのですが良い意味で裏切られました。
結局長期の休養していただけだったんですね。それがよく分かりました。
鳴っている音ややっていることはダンス&パンク、それは一切変わりないです。
強いて違いを挙げるとするならば、歌ものの比率が上がったことでしょうか。

過去のnew york~やall my~でも彼らの歌を皆んなで愛していた訳だから、賛辞を以って迎えられるのは当然ですね。
彼らが休む前には全く意識していなかったのですが、なるほどボウイでありイアンカーティスであったんだなと。







前回のフジロックで観た時、それはそれはとても興奮したものですが、今回は新曲を聴きかったですね。
今現在の彼らが観たかったです。再結成でそう思わせるのは本当に凄いことですし、やはり解散ではなかったんだなと。
今作、ハイライトといいますか聞きどころは幾つかあって、スタートこそBPM抑えつつじっくり聴かせる曲が続きますが、
その後の中盤にtoniteからのcall the police、これはアルバムを通して聴かないと良さが分からない感じですね。
でもそこでは一気にグッと持っていかれます。そして最後にemotional~での振り切った上でのラスト。
彼らの一曲を選ぶとなると過去の名曲越えはしていませんが、アルバムでは下手したら1番好きかもしれません。


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私たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
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9/6

2017年09月06日 22時01分58秒 | 駄文
新作MVです。昔から演り続けている思い入れは強い曲ですね。
初めてレコーディングした曲でもあります。皆さま是非に一度ご覧あれ!


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私たちの新曲もアップしてあります。こちらも是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com
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夢の中で / Cornelius

2017年08月27日 21時32分01秒 | ACBDEFG
今年のフジロックは例年になく雨が酷く、過酷さで言えばこれまでの経験の中でもトップクラスだったのですが、
個人的にはなにか感動的な年になりました。いろいろとその理由について頭を巡らせていたのですが、
きっとあれほど音楽に全神経を集中させる瞬間ってそうなかなか無いんですよね。
それこそ自分の音楽へ取り組むこと以外で、音楽に全神経を集中させることってそうはないはずで、
フジであるとそれが出来ることが、あそこの贅沢な点であり価値なんだなと気付かされました。

他のフェスよりも演奏時間はずっと長かったり(むしろ他のフェスでの短さに驚かされました)、
そもそもの交通の便を考えれば終演時間を気にすることもない(皆んなその前提で臨むため)、
本当に山の中ということで、音楽が流れる自然環境と向き合うだけというロケーション。
そんな全てを含めて、知らず知らずのうちに気付かされ、私は感動していたんだと思います。

第39回 Cornelius『Mellow Waves



これまで小山田圭吾として参加している作品や、コーネリアス名義では1stも聴いてましたし、
不朽の名盤とされるファタンズマももちろん聴いてはいたのですが、
初めてのリアルタイムであったためか、今作は聴いた瞬間からぐっと引き込まれました。
昔のツアー映像等はカッコ良いと思っていたので、フジで観れるのを心待ちにしていました



フリッパーズから聴き始めて、小沢健二のソロを聴いてきた身でしたが、やっと追い付けた、間に合った気分です。
過去のsalyu作品も聴いていたので、坂本慎太郎的な世界観かと思っていましたが、
これは全く似て非なるもとだと言うのがよく分かりました。
以前、関ジャムにていしわたり淳治氏が、自分が注視するポイントとして、
その作品が日々の生活の中で如何に機能していくのか、大事なポイントとして挙げていましたが、
本作はまさに自分の中で日々の生活で流れている音楽そのものでした。昔から生活に馴染んでいるような音でした。

今年のフジロック、当初は誰を観るか悩んでおりましたが、観てきました。
ちょっとここ数年で感じ得ないレベルでの衝撃でした。
背景のVJはPVメインの内容ではありましたが、それだけでも十分過ぎる説得力でした。
なんだろ、レディオヘッド的な要素(衝撃具合という意味でも)を感じつつも、
海外からの評価が高いところを見ても、ある種のオリジナリティがそこにはあったんだと思います。
4人のバンド演奏というのが、1つ感動的なポイントでした。
ビートルズ感を言葉で説明しづらいのですが、感じるというのもそんな背景もあるのかなと思ったり。
旧譜は未だ追いきれていないのですが、個人的にベストトラックは、“夢の中で”です。


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私たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
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7/8

2017年07月08日 21時59分08秒 | 駄文
この記事がなかなか面白かったんです。
イギリス発信、その他の国の発信であれ、最終的にアメリカで認知されないとそれは国際的なものではなかったと思うのですが、
そのアメリカ発信の音楽が、本当に国際的なヒットと言えるのか。潜在的に自分も感じていたことに気付かされました。

今回この記事を読んでみて発見だったのが、フェスのヘッドライナーの価値ですね。
その立場であるアーティストはそれだけの結果を持っているからこそ、その大役を張れるんでしょうし、
なにより案外ロック勢が元気だったことを確認できたのが、個人的には嬉しくもありました。
MUSEはなんとなく想定していたものの、arcticやarcade、XXまでもって凄いですよね。

この記事の結果はアメリカも世界の一国でしかないということを如実に示していますし、
日本の音楽がガラパゴス化とよく言われますが、アメリカも同様かもしれませんね。
いわゆるロックが少ないとこを見るとロックって案外作りづらいんじゃないかなと思ったりもします。
きっとアイドルやシンガー・R&Bにヒップホップの方が作り仕立てやすいんじゃないかと思ったり。
なんかアメリカ受けしているのって、綺麗にまとまったものが多くないですか?
申し訳ないですが個人的にEDMなんて形式美としか思えなくて、良さが理解できないのが本音です。
個人的には南米・アフリカ・アジアのチャートも凄く気になるとこです。



んじゃ最近何が良いんだよと聞かれれば、私からはロードやハイムの新譜、K-POPからIUを推したいです。
この辺りについては後日改めてレビューしたいと思います。当然上記のOKNOTOKも素晴らしかったです。
取り急ぎこれからイタリア→石川→沖縄→フジロックと今月は飛びに飛び回るので、その辺りも含めても改めて!
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私たちの新曲をアップしました。是非に一度、聴いてみて下さい↓
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