■漱石忌ネット句会■

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インターネット俳句コンテスト協会(会長 高橋信之)

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■選句/第3回漱石忌ネット句会■

2016-12-10 13:20:29 | 俳句

■第3回漱石忌ネット句会
■清記(投句一覧表)/42名126句
2016年12月9日

※互選を開始してください。

01.漱石忌破れ障子の冷気かな
02.魚泣きて鳥も姦し漱石忌
03.先生より激励書簡帰り花
04.笑いじわ一筋もなく漱石忌
05.口角をあげて眠るや漱石忌
06.こめかみの皺深くなり漱石忌
07.私にすら則れず漱石忌
08.百年ははや来てをりし漱石忌
09.吾輩もスイーツ男子漱石忌
10.日帰りで済む検査かな漱石忌

11.売店で買い揃えたる漱石忌
12.検査後も暫く食えぬ漱石忌
13.永遠に名の無き猫や漱石忌
14.かの髭の流行りとなるや漱石忌
15.漱石忌主脳が働かないと言ひ
16.ふるさとは阿蘇の裾野や漱石忌
17.文豪のルネッサンスや漱石忌
18.我もまた冬菫なり漱石忌
19.尊大な猫の気鬱や漱石忌
20.愚陀仏の俳号宿に漱石忌

21.草枕旅の仕舞ひの漱石忌
22.漱石忌百年の時刻眠り猫
23.迷い猫人待ち顔の漱石忌
24.草枕湯の香辿りて漱石忌
25.飼い猫の直系絶えし漱石忌
26.噛み合わす猫との会話漱石忌
27.又猫が水飲みに来て漱石忌
28.人柄の残す絵はがき漱石忌 
29.したためて恋のかたちや漱石忌 
30.吾輩はこころのらねこ漱石忌
 
31.漱石忌招き猫亭猫まみれ
32.漱石忌人間猫となりにけり
33.漱石忌千円当たる宝くじ
34.金入れに旧札十枚漱石忌
35.長き夜を一気に「野分」漱石忌
36.発句とは有季定型漱石忌
37.死してなほ則天去私の漱石忌
38.悪妻説助長させたり漱石忌
39.妻慕ひ綴る恋文漱石忌
40.ピリオドを打てぬこころや漱石忌

41.漱石忌親子三代夏目党
42.十歳で坊っちゃん知るや漱石忌
43.きんつばの四角清らや漱石忌
44.猫の名を今日は明かさん漱石忌
45.生え際が父に似てをり漱石忌
46.消灯し文庫に栞漱石忌
47.遠くから響く歌声漱石忌
48.温かいうどんに玉子漱石忌
49.漱石忌喪中はリストから外す
50.漱石忌狸寝入りで妻を待つ

51.生理なき男なりけり漱石忌
52.百年の真に経ちぬ漱石忌
53.老夫と小さき諍ひ漱石忌
54.抜歯した痕の洞穴漱石忌
55.我輩は猫にはあらず漱石忌
56.門を出てそれからどこへ漱石忌
57.明暗の分岐はいずこ漱石忌
58.捕らわれし脳は浮き世に漱石忌
59.白き恋赤く染まりし漱石忌
60.心眼を睨む猫目や漱石忌

61.縁側の光あまねく漱石忌
62.漱石忌今も変はらぬ湯治宿
63.余技もまた大樹のごとし
64.地震の地を諭す足跡漱石忌
65.世に残る恥かきつ子や漱石忌
66.藩校を巡るステッキ漱石忌
67.漱石忌文豪妻の猫嫌ひ
68.不機嫌な胃の腑をなだめ漱石忌
69.文鳥の一夜の化身漱石忌
70.漱石忌十七音の非人情

71.始まりと終はりはアリア漱石忌
72.歯ぎしりに似たるヴィオロン漱石忌
73.漱石忌海馬可もなく不可もなし
74.収骨の骨に生き様漱石忌
75.漱石忌谷中の猫は気儘なり
76.冬ぬくし子規と漱石一つ句碑
77.漱石忌マドンナ街にビラ配る
78.ターナー島植樹の松に冬凪ぎぬ
79.漱石忌真白に磨く換気扇
80.こころざし磁石で留めて漱石忌

81.貧乏は嗜むるもの漱石忌
82.今朝の街汽笛一声漱石忌
83.次世紀も世の語り草漱石忌
84.湯上がりの団子の美味し漱石忌
85.漱石忌籠り和菓子の色合わす  
86.瀬戸晴れて波の煌めく漱石忌
87.石積みを陽射して目地に冬菫
88.友の句に打ちのめされし漱石忌
89.姿見に目を背けをる漱石忌
90.こっそりと羊羹つまむ漱石忌

91.漱石忌同じところに飛行船
92.追はざれば振り返る猫漱石忌
93.文豪の年譜を正す漱石忌
94.エタノール漬けの脳とや漱石忌
95.岩波の布張り全集漱石忌
96.漱石忌青空文庫のベストテン

97.揺り椅子に猫の欠伸や漱石忌

98.オルガンの響き沁みゐる漱石忌
99.漱石忌文庫に新書まとめ買ひ
100.漱石忌筆先酔ふて暖を取る

101.漱石忌過去世に会ひて茶をいれる
102.横顔の煙草の煙漱石忌
103.花鉢に水と朝日を漱石忌
104.漱石忌空にスバルの生れ来たれ
105.『草枕』座右に置きて漱石忌
106.旧居まだ地震の跡あり漱石忌
107.熊本に寄り来る予感漱石忌
108.途絶へなく吾輩通り漱石忌
109.玉造の幸村ロード漱石忌
110.時刻表見ては遊んで漱石忌

111.異国語に囲まれて城漱石忌
112.漱石忌過ぎゆくものの儚さよ
113.漱石忌去りゆくものの数知れず
114.漱石は遠くと思い身近に忌を
115.漱石忌螺旋階段駆け上る
116.漱石忌木々は細かく枝伸ばす
117.漱石忌眩しい朝日浴び出勤
118.漱石もインターネットもこの歴史
119.則天去私漱石逝きて百年に
120.漱石忌猫に団子に寒月君

121.飼い猫の寝相百態漱石忌
122.皿ケ峰朝霧生める漱石忌
123.漱石忌アンドロイドが朗読す
124.猫塚に積もる話や漱石忌
125.漱石忌那古井の宿に急ぐ雲
126.再びの恋の行へや漱石忌

◆互選のご案内◆
①清記(投句一覧表)の中から3句を選び、その番号のみをお書きください。なお、その中の1句にコメントを付けてください。
②選句は、12月10日(土)午前9時から始め、12月10日( 土)午後6時までに済ませてください。
③選句の投稿は、下のコメント欄にご投稿ください。
※選者:高橋信之・木暮陶句郎・五島高資・高橋正子・高橋句美子・松野苑子・仲 寒蟬・永田満徳
※選者の方は、上述と同様に5句選をお願いします。選者の選は、選者特選として表彰されます。

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23 コメント

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漱石忌ネット句会選句 (桑本栄太郎)
2016-12-10 09:52:51
選句
13  67  93
13)永遠に名の無き猫や漱石忌
夏目漱石は当時親交のあった正岡子規の門下生、高浜虚子の勧めもあり、文芸誌ホトトギスに「吾輩は猫である」の小説を載せ、一躍文壇に好評を博しました。「吾輩は猫」との猫の眼からの一人称の書き出しで始まり、人の世の滑稽、哀れ、皮肉など猫の低い視線より描き出した作品です。猫は漱石自身であり、猫に名を借りた文章には永遠に名前は無いのである。
漱石忌ネット句会選句 (清水憲一)
2016-12-10 10:30:43
選句
04 40 97

40「ピリオドを打てぬこころや漱石忌」
漱石の最晩年の言葉に「則天去私」がある。この言葉は小さな私を去って自然にゆだねて生きることを意味するが、漱石はその考えを抱いたままあの世に旅立った。そこに掲句のピリオドで終わらない一生が垣間見られる。また「こころ」との言葉に漱石が朝日新聞に連載した「心 先生の遺書」の小説も重なって重厚な句となっている。これらのことを踏まえた共感の一句である。
漱石忌ネット句会選句 (藤井隆嗣)
2016-12-10 10:38:32
88,105,123
123 漱石忌アンドロイドが朗読す
百年の時を経た漱石忌と多くの人が手にするスマホとの対比が面白く、今も色褪せない漱石の存在がにじみ出ている句だと思いました。
漱石忌ネット句会選句 (佃 康水)
2016-12-10 11:39:21
選句
76 97 105

105 漱石忌空にスバルの生れ来たれ

漱石は、百年経ってもなお連綿として語り継がれて居る文豪です。
スバルの意味は「一つにまとまる」と言う意味が有るとか。
漱石忌に因み、将来への大きな願いを含め、俳人としての強い意志が感じられます。そしてきらきらと輝く美しい星座がそこに見えて参ります。
漱石忌ネット句会選句 (藤田洋子)
2016-12-10 12:33:59
16.104.117

16,ふるさとは阿蘇の裾野や漱石忌
漱石ゆかりの地、熊本。望郷の念を抱きながら、自ずと漱石に心寄せる作者のしみじみとした心情がうかがえます。漱石没後百年の今年、被災地ふるさとへの特別な思いが心に響きます。
Unknown (Unknown)
2016-12-10 12:40:58
漱石忌ネット句会選句(大川アラ)

19 50 89

89 姿見に目を背けをる漱石忌

偉大な文豪でありながら漱石は、一面きわめて弱く、脆く、底知れぬコンプレックスを抱えていた人物と思われる。そうした彼の日常的な心の闇をみごとにすくい取った佳句であり、脱帽の思いである。





漱石忌ネット句会選句 (五島高資)
2016-12-10 12:58:55
09 
72 90 104 

123.漱石忌アンドロイドが朗読す


 漱石没後100年を経て、ついに漱石のアンドロイドが出現した。先見の明があった漱石も予見していたであろうか。天国で苦笑している漱石を彷彿させて面白い。

訂正のお願い (佃 康水)
2016-12-10 13:02:12
すみません。
選句の番号を間違えました。
105を104に訂正をお願い申し上げます。
漱石忌ネット句会選句 (祝恵子)
2016-12-10 14:02:49
選句
60 86 97
60心眼を睨む猫目や漱石忌
この猫に心を見透かされている感がします。漱石も、もしかしたらこうした猫と対峙して居たかも知れませんね。
野島正則選 (野島正則)
2016-12-10 14:03:18
特選
68
年末の忘年会シーズン、暴飲暴食をしてしまう時期ですね。このようなことを不機嫌と表現したのかなと思いました。季語にこの時期ならではの感じを受けました。

16.45.90.106
選句 (大関博美)
2016-12-10 14:43:05
65
夏目家の五男として生まれ、幼少期は里子に出されるという、悲しく寂しい経験をへて、後は、文豪として名をなす金之助の逸話が、うまく詠われている。
92
106
漱石忌ネット句会選句 (久美子)
2016-12-10 15:20:04
16 86 117

117.漱石忌眩しい朝日浴び出勤

前向きな意気込みを感じる清々しい句。
「インターネット俳句コンテスト実行委員会」御中 (菊池洋勝)
2016-12-10 16:01:07
「インターネット俳句コンテスト実行委員会」御中

菊池洋勝選
27、43、81
27、又猫が水飲みに来て漱石忌
全ての投稿句を一周して一番に絵が浮かんだ一句を取った。漱石が愛猫とした黒猫との出会いや漱石邸に入り込む野良の習性まで容易に想像される観察がとても面白い俳句だと思った。漱石文学の根底に流れる批判や風刺と共に教え子や弱いものには優しかった彼の懐の広さも連想されると言ったら言い過ぎか。
選句 (Unknown)
2016-12-10 16:26:21
54 69 80
80 12月9日という日がありありと浮かんだ。突如年末モードに切り替わる世間。今年を振り返り、来年の抱負がムクムクと湧き上がってくる。折しも漱石の命日。生き方というものを考えるのにふさわしい日。その思いを認め、掲げる(冷蔵庫に)。
第三回「漱石忌ネット句会」選句 (永田満徳)
2016-12-10 16:48:11
特選:74
山野や戦地に埋もれた骨はただの骨ではなく、様々な生き様を内包するものである。それは様々な転勤と転職を繰り返した漱石の生き様と重なるものである。

46、53、79、97
第3回漱石忌ネット句会選句 (原 孝之)
2016-12-10 16:57:45
特選70
漱石俳句の定型と冷徹さを上手く表現していると思う。
94 125
選句 (松野苑子)
2016-12-10 16:58:17
3 27 80 117 123

117
「眩しい朝日」の措辞が魅力。漱石忌の頃は寒いけれど、晴れた日の朝は、吃驚するほど明るいことがある。漱石の生きた時代も今も、眩しい朝日は働く意欲の後押しをしてくれる。
特性 (向瀬美音)
2016-12-10 17:03:19
92、追はざれば振り返る猫漱石忌 永田満徳

猫好きにはたまらない句である。猫の習性をさらっと惜辞で述べ、漱石忌と可愛らしく響き合っている。

35、76
漱石忌ネット句会選句 (高橋秀之)
2016-12-10 17:37:07
50.84.110

84.湯上がりの団子の美味し漱石忌
12月の寒い時期、暖かいお風呂から出て食べる団子は、漱石の時代も今も変わらない美味しさだろうと思います。
漱石忌ネット句会 (大久保俊克)
2016-12-10 17:44:11
45 66 124
45.生え際が父に似てをり漱石忌
漱石忌選句五句 (木暮陶句郎 選)
2016-12-10 17:54:51
13.40.72.77.80
13永遠に名の無き猫や漱石忌
ペットたちに人間が勝手に付ける名前。考えてみれば本来、動物たちに名前という概念はないのである。そんなことに気づかされる一句だ。
漱石忌ネット句会選句 (柳原美知子)
2016-12-10 17:55:14
40 78 104

78ターナー島植樹の松に冬凪ぎぬ
「坊っちゃん」に書かれた島のモデルである松山市高浜沖
のターナー島。松の青々と茂る島を囲む冬凪ぎの瀬戸の
海のきらめきに、当時の漱石の姿がしみじみと偲ばれます。
選句 (高橋句美子)
2016-12-10 18:05:04
61. 68. 86.98.103.122

86瀬戸晴れて波の煌めく漱石忌 

漱石も瀬戸内海の美しい景色を見たであろう。時代は違うけれど、自然の美しさには共感できるものがあります。

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