寒波が次々にやってきて、寒い日が続いていました。体調を崩し気味の私を見て、
娘が 「もう一度あの温泉に行かない」と誘ってくれました。
あの温泉とは、以前行った石道温泉です。温泉の水質が肌に優しく、気に入っていました。
温泉に行くには、ちょっと遠回りして行きましょう。
自宅からR171を通り、箕面ドライブウエイへ、カーブが多い上り坂が続きます。
右手に街並みが眺められますが、それも一瞬だけです。
駐車場には寒い日にもかかわらず、数台の車が止まっていました。
滝への散策路を歩くと、冬枯れの木立の向こうに滝が見えてきました。
散策路には、雪が残っていました。
この辺りは寒いのです。
娘が「お母さん、大丈夫」と、私のことを心配します。
以前寒さで体がこわばり、歩けなくなったことがあったからです。
「滝までは少し距離があるようだから、引き返しましょう」
勝尾寺方面へ向かいます。
雪が多くなってきました。
箕面川ダム
ダムの近くへ来ました。
勝尾寺方面と別れ、豊能町方面へ向かいます。
初めて来たときは、まだ北摂霊園が出来ていませんでした。
近くにある高山の集落が「高山右近」の出生地と聞いて、
同じ北摂に住むものとして、関心深く眺めました。
豊能町から野間峠を通り、妙見山に向かおうとしたのですが、
途中から雪道になってきました。
後1キロの地点まで来ましたが、今年はスタッドレスに履き替えていません。
引き返しましょう。
野間峠を下ったところに「野間の大けや木」があります。
着いたときは吹雪でした。
暫く車の中にいると、先ほどの吹雪は嘘のように天気が回復してきました。。
資料館は休館でした。
この前行った石道温泉で体を温めます。
帰途、伊丹空港の側を通りました。
娘が「空港に寄っていこうよ」ということで、空港に立ち寄ることにしました。
空港の中の店舗
お茶を飲みながら、離発着する飛行機を眺めます。
娘が「お母さん、いつか”のり子の家”へ行こうね」といいます。
のり子さんとは、モロッコで宿を経営をしている日本女性です。
モロッコを旅行する日本人にとって、オアシスのような存在のようです。
「そうねぇ」と言いながら空を見上げました。
また1機、離陸していきました。