スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

沼津 石碾蕎麦 おもだか

2015年01月30日 | 料理/グルメ
今週は蕎麦を食べたばかりなのに、また蕎麦が食べたくなり、やっと行きたいお店の一つだった沼津のおもだかでランチをとることにしました。というのもこのお蕎麦屋さん。11時半から14時半までのお昼の間だけの営業で売り切れ御免のスタイルです。しかも何故だか僕が沼津に来る時はいつも定休日だったのでチャンスが中々なかったのです。眠い目こすって早起きをして、午前中に取引先で用事を済ませ、憧れのおもだかさんへ初めて訪問することができました。郊外の新興住宅街の中にあり、見かけも商業施設ぽくないために知らない人はやって来ないお店です。開店と同時に入りました。雨の平日にもかかわらず待ち客が他に二組いました。寒いので開店前にも入れてくれるお店の人の温かさを感じます。中は板張りで真新しいオープンな木の家といった感じで、古いスイング時代のジャズが流れて、本棚には単行本が置いてある今時の蕎麦屋さんです。ご夫婦で切り盛りしている様子で、ご主人が蕎麦を打ち、奥様が給仕をしているようです。アットホームな印象です。近所でもない限り車で来るしかないのでメニューを見ると蕎麦を食べるためのお店なんだと思います。お酒の種類は多くありませんし、つまみに力を入れているわけでもありません。蕎麦は、「もり」にするか「かけ」にするか。あとは天麩羅とはんぺんと漬け物の組み合わせとなります。初めてだったので「もり」(850円大盛り300円増し)と「小天丼」(450円)を頼みました。面白いのは蕎麦には粗挽きと微粉のどちらかを選択することです。だいたい予想がつきますが粗挽きにしました。でも出て来た蕎麦は粗挽きには見えませんでした。微粉じゃないのか?そうなると微粉が気になります。ご主人は蕎麦に集中できるのかとても美味しい蕎麦でした。蕎麦について何も説明がないのがこのお店の良い所かもしれません。誇張するのが嫌いなのか宣伝ぽいことはしていません。出汁をつけてみると醤油の香りがはっきりわかるオーソドックスなものでした。見た目は濃い色をしているので味も濃いと思いがちですが、出しゃばらないバランスのとれたテイストで少々驚きました。これは気に入りました。大根が好きなのでワサビは使わない主義ですが静岡の蕎麦屋は薬味に必ず上等なワサビを使います。せっかくだから少しつまみました。蕎麦を食べるためだけに行くべきお店ですね。



住所 静岡県沼津市岡宮893-4
電話 055-922-2867
場所

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