スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

京都 八坂神社

2011年01月06日 | 文化/歴史/技術
えー。しつこいようですが初詣なんです。(初詣はその年初めて行く詣のことだからもはや何とよ呼んだらいいのか。)今日は仕事で京都にやって来て、間の時間ができたのでどこかお参りにでも行こうと思い、「八坂神社」にしました。祇園の前、清水寺の入り口にあるのでよく目立つ神社です。春は円山公園の桜でも賑わいます。何度か訪れたことがあるのですっかりお馴染みの神社です。明治の前は「祇園社」とも呼ばれていたり、何度も改築されてはいますけど、本殿は祇園造りと言われる様式で建てられています。祇園と関係が深い神社です。祇園祭りも関係があります。朱に染まった門や本殿はそれは鮮やかで訪れる人の目を奪います。春日大社や住吉大社もそうですが本殿、拝殿、鳥居、門などを朱で塗り、別世界を創り出している神社は数が多いです。ここ「八坂神社」は、また違う趣や佇まいを感じます。広くはないですし、巨木や橋もないので木霊や霊気に覆われる神妙な気分にはなりませんが、平安遷都以前からここに信仰があったらしく、古い歴史を感じることができる神社だと思います。屋台もいっぱい並んで正月らしい雰囲気でした。能楽の舞台に上には大きな花が飾ってありました。奉納献花と書いてあります。何流?なんでしょう。よく分かりませんがこんなところに置けるくらいだから、余程確かな人が生けたんでしょう。とってもモダンな花です。ダイナミックで生命感溢れ時間を止めたような美しさです。あまり人が立ち止まって見ていないようで残念です。見事なのに。おみくじに買い食いに夢中なのかな?


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする