スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

大館 矢立温泉 ~能代 だまこもぢ鍋

2006年10月07日 | 文化/歴史/技術
大雨警報が出て、東北地方は台風の接近によって秋雨前線が北上し雨風が強く、自動車道が通行止めになるくらい天候が悪くなっています。車で八戸から能代へ移動してきましたが、川が増水して非常に危険な場所もありました。八戸道と東北自動車道を降りたり上ったりして大館市内に入りました。休憩がてら日影温泉に行ってみましたがあいにく一般客の入浴は午前中で終了してしまっていたので隣の矢立温泉に入りました。ひなびた温泉そのもので湯も小さな浴槽が一つあるだけの寂しいところです。5人も入れば満員です。にもかかわらず人はいました。宿のお客でしょうか。ここへ来て驚くのは湯の色です。赤湯と書かれていましたが見るようには黄土色。茶褐色にも近い湯です。鉄分が多く含まれていることが理由だそうです。濁りかたが濃くて透明度はありません。味もちょっと塩気があります。内臓に効くとか噂を聞きましたが、肌にも変化があります。いつまでもすべすべです。能代のホテルでシャワーを浴びましたがすべすべのままでした。秋田の温泉は奥が深そうです。夜、能代の「べらぼう」という居酒屋で「だまこもぢ鍋」を食べてみました。だまことは秋田名物きりたんぽを丸くしたもので焼かずに鍋に入っています。比内鶏を使っているかどうか確認できませんでしたが、鶏の出汁をつかったお鍋で、聞けばきりたんぽ鍋と全く同じだそうです。地元の人は子供の時からだまこが普通なのだそうです。郷に入れば郷に従え。きりたんぽは鹿角が発祥でこれは大館辺りの郷土料理のようです。ですから能代にはきりたんぽ鍋がありません。気温が下がって肌寒いので温まるし美味しいので残さず平らげてしまいました。ネギが良かった。出汁に合います。やっぱり郷土料理は地元で食べるのが一番です。秋田と言えば「秋田美人」本当にそうなのか気になっていました。でもどうやら事実のようです。写真は撮らなかったのかって?・・・・・まさか。

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八戸 八食センター 好きかって広場七厘村

2006年10月07日 | 料理/グルメ
八戸は漁港で有名です。こちらに寄るとついつい魚を食べたくなります。こちらでいただく海の食材は、新鮮なのもばかりでなおかつ安くて大きいとあって食べなきゃ損です。「八食センター」は市場だったところが飲食店などを開いて人気のスポットになってしまったところです。観光受けするようになりました。昨日着いたばかりでお鮨をつまんで、夜は和食をいただきながら、大間のマグロの刺身まで食べたくせに朝からまたここで海の幸にありつくという食い意地ぶりです。我ながら呆れます。「好きかって広場七厘村」はこの「八食センター」の中にあって、簡単に言えば、ここの売り物を我慢できずに今すぐ食べたい方のために炭火と椅子とテーブルを用意しました。という施設なのです。入場料は大人200円。2時間制です。というわけで早速市場の中で食材を買い込みました。イカの刺身(280円)とホタテの刺身(いくらだっけ?)をほお張りながら、生ホタテ(3枚500円)ときんきん開き(1500円)を焼きました。炭火で網焼きするときんきんは特別美味しいです。そう言えば北の国では「きんき」のことを「きんきん」と呼ぶみたいです。大きさからいって半額くらいですね。こちらでも高級魚のようです。生カキ(130円)も食べました。何もつけずにそのままツルっとやるのが一番好きです。潮が残っているのでこれで充分です。本日の汁は馬肉汁(200円)でした。初めて飲みましたがこれもいけます。八戸に来ると馬刺しもよく食べますが、汁にしても美味しいことがわかりました。さすがにこれだけ食べるとお腹がふくれます。同行者も満足気でした。ちょっと贅沢なブランチ。

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