昨年に続きとうとう今年も鑑賞数が100本を超え104本になった。これは危険と思い、セーブしていたつもりだが、、。
90点は1本だけ。10月にシアトリカルで見た、あやめ十八番「三英花 煙夕空」(脚本・演出 堀越涼)である。東京の劇団であるらしい。とにかくセンス抜群。「もののふ言葉」で語られる劇である。能に通じるところもあり、芸術性がかなり高い。なのに、ミステリーをも取り入れ、娯楽性もたっぷり。とにかくすごい劇でした。
85点は多数あり。なかでも空晴「遠くの花火」、匿名劇壇 「悪い癖」、げきだん S―演 s ?「仮説『I』を棄却するマリコ」、Contondo 「沙翁十四行詩集」、劇役ユニット:サンリズム 『正犠論』,匿名劇壇【レモンキャンディ】,冷凍うさぎ「ロックンロール」,ONEOR8「世界は嘘で出来ている」,真紅組「馬琴の手蹟 (ばきんのて)」が印象に残る。
来年もいい演劇を見たいものである。でもはしごはやめよう。