Sightsong

自縄自縛日記

ローランド・エメリッヒ『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』

2016-10-06 22:33:17 | 北米

テヘランからドバイへの飛行機で、ローランド・エメリッヒ『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016年)を観る。

20年前の前作と同じように、信じられないほど好戦的で、人を単純な役割に当てはめていて、アメリカ中心主義で、信じられないほど都合がよくて、そして何の驚きもない。

さすが『スターゲイト』や『Gozilla』や『デイ・アフター・トゥモロー』を撮ったエメリッヒである。演出もなんもあったものではないアホアホ映画を大金をかけて作るという活動は何ならむ。


Sound Live Tokyo 2016 ピカ=ドン/愛の爆弾、私がこれまでに書いたすべての歌:バンド・ナイト(JazzTokyo)

2016-10-06 21:17:30 | アヴァンギャルド・ジャズ

六本木のスーパーデラックスで、「Sound Live Tokyo 2016」と題された一連のライヴがあった。

前半の「ピカ=ドン/愛の爆弾」(2016/9/11)、「私がこれまでに書いたすべての歌:バンド・ナイト」(9/18)、「マージナル・コンソート」(9/21)に、足を運んだ。

そのうち、「ピカ=ドン/愛の爆弾」について、レビューを「JazzTokyo」に寄稿させていただきました。

>> #911 Sound Live Tokyo 2016 ピカ=ドン/愛の爆弾

「機械仕掛けの神」(ジェームズ・テニー、1982年)
神田佳子(タムタム)
有馬純寿(エレクトロニクス)

「ピカ=ドン」(ジェームズ・テニー、1991年)
神田佳子、佐々木啓恵、稲野珠緒、服部恵(打楽器)
有馬純寿(エレクトロニクス)

「愛の爆弾」(テーリ・テムリッツ、2003年)
テーリ・テムリッツ(上映、パフォーマンス)

また、「私がこれまでに書いたすべての歌:バンド・ナイト」のレビューは剛田武さんが寄稿。

>> #916 Sound Live Tokyo 2016 私がこれまでに書いたすべての歌:バンド・ナイト

わたしにとって印象的だったのは、詩を書いたジェイコブ・レンさんの問いかけに対する灰野敬二さんの応答。自身を「mover」であり「activist」だと位置付けてのことである。

「自分の感情を意味するものについては、「良い」ではなく「好き」を使いたい。」
「とても失礼ですけど、動く勇気がない人間が書くことになる。」
「政治的とか、団体とか、そういうものはすべて嫌いです。」
「説明することによって、自分の言い訳を言いたくない。」

The Hardy Rocks
工藤礼子
マヘル・シャラル・ハシュ・バズ
モーマス
ジェイコブ・レン

Fuji X-E2、XF 60mmF2.4、XF 35mmF1.4

●参照
横浜美術館の蔡國強「帰去来」展(2015年)
ドーハの蔡國強「saraab」展(2011-12年)
燃えるワビサビ 「時光 - 蔡國強と資生堂」展(2007年)
『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』
勝井祐二+ユザーン、灰野敬二+石橋英子@スーパーデラックス(2015年)
ジョン・イラバゴン@スーパーデラックス(対バンで灰野敬二)(2015年)
本田珠也SESSION@新宿ピットイン(2014年)


照内央晴「九月に~即興演奏とダンスの夜 茶会記篇」@喫茶茶会記(JazzTokyo)

2016-10-06 21:14:01 | アヴァンギャルド・ジャズ

2016年9月3日に四谷の喫茶茶会記で行われた、照内央晴「九月に~即興演奏とダンスの夜 茶会記篇」のライヴレビューを、「JazzTokyo」に寄稿させていただきました。ダンサーふたりをまじえた異種交流は、その成果が創り上げられていく過程を楽しむことができるものでした。

>> #908 照内央晴「九月に~即興演奏とダンスの夜 茶会記篇」

照内央晴 (p)
横山祐太 (tp)
白石美徳 (ds)
藤田恵理子 (dance)
佐藤有紀恵 (dance)

Fuji X-E2、XF60mmF2.4、XF35mmF1.4

●参照
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)


「JazzTokyo」のNY特集(2016/10/1)

2016-10-06 21:01:25 | アヴァンギャルド・ジャズ

「JazzTokyo」のNY特集(2016/10/1)。

■ ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報(連載第17回)

翻訳・寄稿させていただきました。

マーク・エドワーズさん(セシル・テイラー『Dark to Themselves』『Michigan State University, April 15th 1976』で叩いているドラマー)は、あらためて、ヨニ・クレッツマー『Book II』のレビュー。クレッツマーにデイヴィッド・S・ウェアの影を見出しているのは、その経験とは無関係ではないに違いない。

シスコ・ブラッドリーさんは、メアリー・ハルヴァーソンらが参加したネイト・ウーリーの新グループのこけら落としライヴについてレビュー。これも録音が出ればぜひ聴いてみたいところ。 

■ 蓮見令麻さんのコラム「ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま」

今号は蓮見さんの日本ツアーにつきお休みです。空いた時間に、剛田武さん(最近『地下音楽への招待』を書いて地下で話題沸騰中)と3人でお茶。いろいろと興味深いお話や期待のニュース(!)などをお聴きできて、面白かった。

●参照
「JazzTokyo」のNY特集(2016/9/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/8/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/7/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/6/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/5/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/4/1)
「JazzTokyo」のNY特集(2016/1/31)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/12/27)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/11/21)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/10/12)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/8/30)
「JazzTokyo」のNY特集(2015/7/26)