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福島の甲状腺がん→現状で子供174人が発病!原発事故の現在と影響(1/2)

2016-12-28 06:39:04 | 報道

福島の甲状腺がん→現状で子供174人が発病!原発事故の現在と影響

 

 2016年、福島原発事故の現状。それは子供達の甲状腺がんの多発を抜いて語ることはできません。

そこで今回は『福島原発事故と甲状腺癌』のカテゴリに属する7つの記事をまとめて5分で読めるようダイジェストでご紹介します。詳細な内容は各記事への青色のリンクをクリックすることで閲覧できます。

福島原発事故の現状…現在の状況がどうなってしまっているのか…

 

 

なぜ福島県の子どもに甲状腺癌が増加しているのか?地図化して比較する

 

2016年9月14日に公表された最新の福島県民調査報告書によると、福島県の小児甲状腺がん及び疑いの子供達は、3か月前…前回の172人から2人増えて合計174人になりました。

 

 

 福島県の発表は甲状腺がんを、悪性…悪性とはがんのことですが『悪性ないし悪性の疑い』という言葉を使い、あたかも甲状腺ガンでない子ども達もこの中に含まれているように書くことで、焦点をぼかしチェルノブイリ原発事故との比較を困難にしています。


しかし現状で手術を終えた136人の中で、良性結節だったのはたった1人にすぎず、133人が乳頭癌、1人低分化癌、1人がその他の甲状腺癌との診断です。


つまり現在のところ『悪性ないし悪性の疑い』とされた事例のうち99%は、小児甲状腺癌でした。


ですので疑いという言葉を過大評価して安心するのは危険です。

 

 

 この記事は現状、福島県で甲状腺癌と考えられる174人の子どもたちを市町村別事故から病気発見までの経過年数別男女別事故当時の年齢別にそれぞれ分類して、チェルノブイリ原発事故や過去の日本や福島県のデータと比較しています。比較することで、現状の福島の小児甲状腺がん患者数が多いのか?少ないのか?放射能の影響はあるのか?ないのか?客観的に見ることができます。


なお混乱しやすい先行検査本格検査の定義の解説もおこなっていますので初めて『福島の甲状腺がん問題』に接する方にも最適です。



茨城県北茨城市の子供達3人→甲状腺がん!北関東と福島県との比較

 

実は福島原発事故と子供達の甲状腺がんの問題、現在は福島県だけに留まりません。

 

 2016年の現状を言えば、福島県の南にある茨城県北茨城市、福島県の北にある宮城県丸森町でも甲状腺ガン の子ども達が見つかっています。

 

 

 茨城県北茨城市については、放射性ヨウ素131による放射能汚染のデータがいくつか存在しますので福島県のデータと比較して福島原発事故の影響で子供達の小児甲状腺癌が増えた可能性はないか?検討しています。


放射能汚染のデータとは具体的に言えば、ヨウ素131の土壌濃度分布やヨウ素131によるホウレンソウの出荷制限のデータとなります。




現状、宮城県丸森町については放射性ヨウ素131による放射能汚染のデータがほとんど存在しないため、現在の福島の甲状腺がんになった子供達の市町村別の人数との比較をメインに記事を書きました。


矢ヶ崎克馬教授→福島県の甲状腺がんはスクリーニング効果ではない


続いて現在の日本における内部被ばく研究の第一人者、国会でも発言したことがある琉球大学の矢ヶ崎克馬教授の独占インタビューです。福島の放射能汚染と甲状腺癌の現状について明確で歯切れのよい回答をしてくださっています。


質問(質問者:福島県/50代/会社員)

福島県では2013年12月31日時点で現状74人の子供たちが甲状腺癌やその疑いがあると発表されています。これはいわゆるスクリーニング効果なのでしょうか?


回答(回答者:矢ヶ崎克馬琉球大学名誉教授)

 

 ■スクリーニング効果ではない
 山下俊一福島県立医科大学副学長は、福島県で小児甲状腺癌がたくさん見つかったのはスクリーニング効果…つまり福島県の子供たち全員を対象に検査したことによって、潜在的な甲状腺がん患者がたくさん見つかったからだ。だから小児甲状腺がんは増えていないと言いますが、とんでもない。あえて言う、非科学的な物の見方だと思います。


 というのは1998年に山下俊一氏自身がベラルーシまで出かけていって、調査をしているんです。調査の内容はこうです、チェルノブイリ原発事故があった1986年4月26日にすでに産まれていてヨウ素を吸い込み内部被曝をした子供達と、チェルノブイリ原発事故後しばらくしてから生まれヨウ素を吸い込まなかった子供達と、小児甲状腺がんの発症に違いはあるのか?


それぞれの子供達を1万人近くスクリーニングしてるんです。下記がそうです。※1

 

≪ベラルーシ/ゴメリ州・小児甲状腺がん≫

生年月日によるスクリーニングの結果の比較


事故前に誕生

事故後に誕生

甲状腺がん

31人

0人

調査人数

9720人

9472人


チェルノブイリ原発事故当時に生まれてた子供達を、1万人近くスクリーニングした結果は31人甲状腺がんが見つかりました。

ところがチェルノブイリ原発事故当時に生まれていなかった子供達を、1万人近くスクリーニングした結果のほうは発がん者0人だったのです。

つまり小児甲状腺がんの原因である放射性ヨウ素を吸い込まなかった子供達を、いくらスクリーニングしても甲状腺がんの子供はいなかったんです。

 

 

福島の甲状腺がんの75%は放射線原因→矢ヶ崎克馬名誉教授

 2016年に当サイトにて発表された矢ヶ崎克馬琉球大学名誉教授による論文。福島の甲状腺がんの原因を化学的起因放射線起因に分けて、福島の甲状腺ガン の現状75%は放射能が原因であると結論付けています。


1.9月30日現在の福島小児甲状腺がん

2015年9月30日現在の小児甲状腺がんの発生は下の一覧表のとおりである。

 今度は(現在の)甲状腺がん発生数の年齢依存をグラフにしてみよう。

 13歳と17歳に男女ともにピークがあるように見受けられる。また年齢が増加すると発生数も多くなる傾向にある。


 

 

【最新】福島県の小児甲状腺がんに地域差は存在する…不都合な真実

 

 続いて福島県が発表した「(現状では子供達の)甲状腺がんに地域格差はない(だから子ども達の甲状腺癌は放射能が原因ではない)」とする見解が果たして真実と言えるのか?検証しているのが、この記事です。

 現在まで福島県は、福島県内の子供達の甲状腺癌のデータを平成23年度、平成24年度、平成25年度…と実施年度ごとに3つに分類して発表してきました。※1

 2014年8月24日に公表された最新の現状の報告書で福島県は、福島県内全域での検査をほぼ一巡したことを理由として年度だけでなく、地域別に分類したデータを今回はじめて発表してきました。

 具体的には10万人に何人が小児甲状腺がんと考えられるか?を表す…罹患率(りかんりつ)のデータです。ただ罹患率だとわかりにくいので罹患人数に直したものが、これです。

 

図: 10万人中の小児甲状腺ガン罹患人数の分布

 

 

チェルノブイリ原発事故から学ぶ子供の甲状腺がん→山下俊一まとめ


『福島原発事故と甲状腺癌』のカテゴリの最後に属する記事はチェルノブイリ原発事故の放射能汚染と甲状腺がんの現状です。

現状で押さえるべき重要なポイントの4つを質問形式にしてみました。

 

チェルノブイリ原発事故の甲状腺癌押さえるべき4つのポイント

【1】子供の甲状腺がん増加は原発事故から4、5年後?
【2】原発事故後に誕生した子供の甲状腺がんも増えた?
【3】原発事故後に日本の子供の甲状腺がんも増えた?
【4】大人の甲状腺がんは増えた?

 

あなたは全部、答えられますか?

この記事では、このようなチェルノブイリの資料や論文を見ながら1つ1つの解答を導いています。

 


以上で『福島原発事故と甲状腺癌』のカテゴリに属する7つの記事をまとめて5分で読める特集を結びます。これが福島原発事故の現状…現在の状況です。読んでいただきありがとうございました。

 
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