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カミュ『異邦人』

2017年04月04日 20時39分39秒 | 文学
カミュ『異邦人』(新潮文庫)を読んだ。
久しぶりに読んだが、ぜんぜんおもしろくなかった。何を言っているのかよくわからなかった。
たぶん、時期が悪い。
前に読んだときはムルソ—の言っていることはすべてわかるような気がしたものだが、今回はまるでわからない。
思うにこのような気持ちに今なれないのだ。

たぶんカミュが描く、主人公のまわりで起きる出来事はすべて何かの比喩としてとらえることが出来ることだと思うが、僕はいま自分のまわりの出来事を何かの比喩としてとらえられるような状況にいない。もっとなんだか具体的に生きている。この小説がおもしろかった時期はもっとまわりの出来事を何かの比喩としてとらえていたような気がする。
小林秀雄と大岡昇平の対談で、この小説についてあまりおもしろくないという話をしていたものがあって、読んだとき「そんなはずはない」と思ったものだが、いまならその通りと思うかもしれない。
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